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2011年 04月 18日

不思議?

不思議?_e0080678_1221232.jpg


tc electronicのDigital Konnekt x32っていうのは、
正式には
「フォーマット・コンバーター内臓のプログラマブル・デジタル・パッチベイ/オーディオ・ディストリビューター」
なんて言う。

私がこの機器をどう考えてるかといえば、
「デジタルのセレクター」

どんなフォーマットのデジタル音源が来ても、大丈夫なセレクター



こいつでデジタルソースを管理する。

何度も書いて悪いが、

私が想定している音楽音源は三つ


1)CDプレーヤー (44.1KHz)
2)PC      (不明)
3)アナログレコード(ADコンバーター次第だが、96KHzにしたい)

こいつらをDBXのデジチャンに入れたい。
DBXのデジチャンは、96KHzで動いてるから、
この三つのソースを96KHzにコンバートしてから入れたい。
つまり、サンプリングレートの変更が必要なわけで、
だから、セレクター(パッチベイ)機能とSRC(サンプリングレートコンバーター)の機能を併せ持った機械が必要だったわけ。

その機械がこのtc electronicのDigital Konnekt x32なんだね。

不思議?_e0080678_1224110.jpg


DBXのデジチャンは、48KHzと96KHz入力に対応してて、さらにSRCも内蔵しているけど、
前にも書いたとおり、SRCっていうのはAD、DAコンバーター同様、非常に重要なんじゃないかという予想があって、内蔵をそのまま使うんじゃなく、ちょっと贅沢したというところかな。

不思議?_e0080678_1231083.jpg


昨日の接続で、CDPはとうとう鳴り出した。


スチューダーA730        CDP

 ↓ デジタル44.1KHz

tc electronicのDigital Konnekt x32 SRCデジタルパッチベイ
 (内臓SRCで96KHzに変換)

 ↓ デジタル96KHz

DBX 4800           デジタルチャンデバ  
 (内臓DACでアナログ変換)

 ↓ アナログ

SPL(8チャンネルボリューム)×2 ボリュームコントロール

 ↓

ラブ・グルッペン         パワーアンプ

 ↓

JBL                スピーカー




こんな感じ


不思議?_e0080678_1233819.jpg



で、

昨日、

私が考えに考えたデジタルシステムがはじめて音を出した。




その音は、



なんと、

力がある!




いつの間にか失っていた音の力が帰ってきたんだ!

びっくりしたが、

嬉しかった~!





告白すれば、

それまでのUrei525チャンデバからDBX4800デジタルチャンデバに変えた時、
やはり予想通り(?)なことが起こっていた。

私のシステムが、人が違ったようにおとなしくなった。
なるほど綺麗で申し分は無いのだが、
何故だか音の熱気、力を失っていた。

全てのスピーカーが逆相になったのかと思った。

でもこれはやっぱりデジチャンの音で、変えようがないことはなんとなく理解していた。
それでも有り余る調整機構でなんとかしてやろうと試行錯誤し、
十分以上に納得できる状態まで来ていた。

しかし、

(私が)理想とするデジタル伝送を確立し、
音を出した瞬間、
あの失われたと思っていた熱気が、音の力が帰ってきたんだ。




不思議だ







一般に、
デジタルの音は余韻が素晴らしい。空間表現がすごい。
でも、肝心の音像は陽炎のごとく、薄っぺらで実体感に乏しいなどと言われる。

逆に
アナログの音は、
がっちりした実体感を聞かせる。
しかし、いろんなものを塗りつぶしてしまう。




そんな定評は、すべてうそ!


本当のデジタルは、空間も、余韻も、音像の実体感も、全て持ってる!

すごい!


デジチャンを使っている人なら、
なんとしても試して欲しい!



いっぱいやりたいことはあるんだが、

嬉しくって、

ずーっと聴いてる   (*^。^*)

by johannes30w | 2011-04-18 01:21 | オーディオと音楽


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