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2006年 04月 17日

パライコ?

ごんたどんが、Ureiのパライコを無理やり貸してくれたので、使ってみる。
パライコ?_e0080678_1113419.jpg


ここに見に来てる奇特な人(ほとんど身内みたいな人たちでしょうな)には、もう説明不要だろうが、私のシステムは基本が5ウエイ。それに別働隊で現在は2365+2450を10K以上で加えてある。なぜ10Kになってるかと言えば、Urei525チャンデバで一番高く切れるのが10Kだから。ほんとは12Kとか14Kで切りたいが、出来ない。ならば10Kで切った上で、イコライザーを入れて12K(14K?)以下をカットしてみようということで、先日JBLのグライコを買ったのだが、スイッチに接触不良があることが判明。治そうかな~と思いながらずるずる今日まで来た。
 ごんたどんのUreiパライコでとりあえず似たようなことをやってみる。つまり15Kあたりを思いっきり持ち上げ、その状態でレベル調整をしてみる。

パライコ?_e0080678_1272465.jpg


やはり思いっきり効果的。この状態だと、もはや帯域としての不満はほとんど感じない。

もちろん使っているのが2450ドライバーであるから、いくらカタログデータとしては20Kまで使えるなんて書いてあっても、所詮は16~7Kまで鳴っていればいいほうだろうが、今までやってきたとおり、2450より上まで伸びている2402Hや、2404H、以前は2405Hも使ったりしたけど、どんな使い方より自分としては、特性的には伸びてないであろう今のほうがよい。

ま、特性を良くするのが目的ではないから、音楽が生き生き聞こえる今のほうが単純にいいという話。特性をもっと良くするためのアイテムがJBLにあと一つだけ残されてるが、高いからとても買えないし、今のところ興味もほとんど湧かない。

ただ、スーパーツイーター(この書き方も私の使い方では世間とはあまりにイメージが違うので、書くたびに気が引けるが)がうまく使えだしたわけだが、落とし穴もあった。

上が、エネルギー的な繋がりも問題ないまま伸びてくれたわけだけど、これに気をよくしてこの帯域を鳴らしすぎると「普通のステレオ」になってしまう。う~ん、変な言い方だな~。つまり生々しさが減ってしまう。ある意味ツイーター的な鳴り方になってしまうから、オーディオ的には気持ちいいんだけど、鳴らせすぎると急に作り物っぽくなってしまう。オーディオファンの陥りやすい罠ですな。ま、この罠が心地よかったりするんだけどね。

イコライジングはずいぶん以前に悩みぬいた末、やらない方向で進んできたわけだけど、さすがにここら辺の帯域になると、そのネガは、あんまり気にならないね。超低域にイコライジングするのがよくあるやり方だけど、ま、その場合もあまりネガはないんだろうね。

ということで、自分のJBLグライコをオーバーホールに出すこととした。

しかし、こんな高い帯域であっても、その全体の音色に対する影響力はもちろんのこと、音像定位に対する敏感な影響は、嫌になるくらいだな。困ったもんだ。



まだまだこれを聞いている
パライコ?_e0080678_1521712.jpg


いわずと知れたナカシマミカ。妙に愛聴盤になってしまっている。
昔から、何かそればっかり聞いているということがあった。シベリウスばっかり聞いていたときもあった。朝から晩までモーツァルトばっかり狂ったように聴いていたこともあった。麻薬中毒みたいにマーラーを聞いていたりもしたし、ブラームスの室内楽が好きで好きでたまらない時もあった。それらの作曲家とナカシマミカを同列にするつもりはないが、結局自分がその時求めているなにかがそこにあるんだろうと思う。自分が求めているその何かが何であるのかは、自分でも解析不能で、誰かに解釈してもらったところで、よくある性格判断みたいなものにしかならないんだろうな。ただ今はこれが聞きたいという事実があるだけで、それを変に解釈するんじゃなく、そのまま受け止めるしかないね。
 ま、ナカシマミカを何故聞いているのかということは、自分の聞き方を振り返ってみれば、なんとなく理解できるような気もする。このナカシマミカのCDは、やはりいまどきのCDであるせいか、CDとしても面白かったりもする。10曲目の曲に入っている超低音のうなりなんかも面白いんだけど、やはりそれを聞きたいわけじゃないらしい。10曲目ばかり聞くわけじゃないしね。
中島みーさまを聞いていた時のことを思い出してみれば、よくわかる。みーさまを聞くときは、その言葉一つ一つ、発音の一音一音に込められた感情全てを聞き漏らしてはならないと、まさにトリップしそうなまでに神経を尖らせて聞いたもんだが、ナカシマミカを今聞いている自分は、歌詞なんかまるっきり聞いていない。何度も何度も聞いているはずだけど、ほとんど歌詞を思い出せない。ただただナカシマミカの、その声に身をゆだねている。身をゆだねて漂っている。
声が気に入っていると言えばそれまでなんだけど、この声が好きだと、実は思ったことも無い。何なんだろうね。
 音楽って不思議なもんだな~と改めて思っちゃう。


つまらんことを長々と書いちゃった。  ま、いつものことだ

by johannes30w | 2006-04-17 02:22 | オーディオと音楽


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