2007年 07月 04日
これはタンノイか? これにタンノイがどれほど関与しているのか、まったく判らないけど・・ これはパソコン用として使い始めた。 それまでは、CDが棚から落ちないように錘として使ってた。 めちゃちっちゃい。 アンプは、これもころがっていた有線のアンプ。 仕事場で使っていたが、一週間ではずしちゃったもの。 うちのご本尊であるマンハッタンシステムをバラして、音が出なくなって、もう一ヶ月くらいか? アンプ組替えと、ツイーター部再編成のためにバラした。 アイテムは揃っており、組んでしまえば音は出る。 が、まったく手を付けずにいた。 4Fのシネマシステムをごそごそ弄るのみで、5Fにさえ上がらない。 音楽が聴きたくなくなったわけではなく、それが証拠に4Fや、このパソコンシステムで、ちびっと聴いていた。 はなからオーケストラなんぞは諦めており、室内楽や器楽曲ばかり聴いていた。 例えば これはキーシンが弾いたシューベルト。 キーシンは、自分としては特別なピアニスト。 単に演奏がどうこういうだけではなく、私が今までたった一回だけウィーンに行った時、 キーシンのコンサートをムジークフェラインで聴いた。しかも同じ舞台の上で! ムジークフェラインの周りをうろうろしてて、キーシンのコンサートを見つけ、チケットを買った。 窓口のおばちゃんに、これはいい席だと勧められて、わけもわからず買った。 当日、ホールに行き、自分の席を探したが、どうしても見つからない。物知り顔のガイドを見つけ、この席はどこだ?と尋ねると、ついて来いと言う。客席から出て、通用口みたいなところを入り、狭い廊下をとおってドアを開けてもらうと、そこはムジークフェラインの舞台上だった。 この席だと指し示された席は、舞台上での最前列。置かれたピアノからは2~3メートル。手を伸ばせば触れられる。 そこへキーシンが現れた。 衝撃の音、音、音 あの数日間の音楽体験が、私をJBLに走らせた 自分のシステムを、全身全霊を込めて構築し、ただ、それだけフルパワーで構築したシステムだけに、システム自体にもエネルギーが宿っている。 音楽を聴く時に、こちらもそれに相応したエネルギーを持って聴かないと、耐えられない。 時に疎ましく、時に面倒で、いっそ既成のシステムを買おうかとさえ思ったこともある。 ここ何週間かも、自分にそのエネルギーが無く、とても聞く気になれないでいた。 ただ、やはり音楽は聞きたい。 4Fでごそごそしたり、パソコンにスピーカーくっつけてピアノなんぞ聞いているのもそのせいだ。 パソコンでの簡易ステレオでキーシンを聴き、これでいいんじゃないのとさえ思った日もあった。 だが、 何日か聞いていくうちに、当然不満が出てくる。 確かに音楽は流れているのかもしれない。 しかし、音の良い悪いは別にしても、そこからはキーシンの訴えが聞こえてこない。 あの舞台で聴いたキーシンは、もっと語りかけていたはずだ。 マンハッタンシステムを復活させるしかない。 取り掛かる。 チャンデバからパワーアンプへの配線は済んでいるので、電源の確保。 狭い~~~ 冷却用扇風機を置いて、アンプタワーを押し込む アンプタワーは、想定される位置にきた時に、合板の上に乗るようにしてある。 だが、自分ひとりでは合板の上に乗るべきその10ミリ足らずが越えられない。 万が一、タワーがこちらに倒れてきたら、へたな怪我では済まない。 草木も眠る丑三つ時に、アンプラックに抱きついて押したり引いたり、いったい何をしていることやら (^_^;) ここまでしか押し込めなかった。 なんとかスピーカーの配線を済ませ、鳴る状態に・・。 当然とんでもないバランスで、でかい3ッつのホーンは絶叫、4520は内臓をゆすり、30wは身体全体を飽和させ浮き上がらせる。 しかし、 キーシンの言葉が解る。 気が付けば、チャンデバが不調で、左チャンネルのミッドローが出ない。 ま、そのうちなんとかなるさ 何週間ぶりで、重い腰をあげることができた。 本当のきっかけはこれ ありがとうございました。 少し貸しておいてくださいね~ (^o^)丿
by johannes30w
| 2007-07-04 02:08
| オーディオと音楽
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