2007年 08月 13日
組み上げていく 将来はともかく、まずは簡単に音が出る4Fシアターで試したい。 形としては、A5ということになるんだろうか。。 ユニットは友人のご支援もあって構築可能なブツがそろった。 問題は、マルチにするか、ネットワークにするかなのだが、現在アルテックネットワークは所有しておらず、唯一JBLの3115ネットワークを一個持ってるのみ。 自分としては、マルチでいくほうが機材的にも音的にも簡単なのだが、まずは単純にスピーカーシステムとして評価したいこともあって、パッシブネットワークを使ってみたい。 ありささんが、3115を一つ貸してくれた。 ( ありがとうございます m(__)m ) この穴から見て、まずこの個体はありささんの言う後期型。 で、 こっちは私が以前から眠らせていたもので、穴は・・・・ すでに揉まれていて判断不能 (^_^;) シリアルを見ると 上がありさ邸から来たブツで、下がもともとあるやつ。 話が前後するのだが、 システムが組みあがって、音出しをした時、全体としての音はともかく、 ボーカルが右に寄っていた。 なんじゃらほいと、いろいろ弄ったが変化なし。 ふと思い出して左右で音を比べると、それぞれには正しいのだが、音があまりに違う! ネットワークの音色の違いによって、ボーカルセンターが狂っていたのだった。 教えてもらってはいたが、そのあまりの音の違いにびっくりした。 このシリアルの違いの間に素子の変更が行われたのか? で、古いほうを前期型、新しいほうを後期型だとすれば、そのどちらが良いのかと言うと、、 これはムツカシイ。。。。 前期型は明らかにヴィンテージJBLの味わいがある。 少し細身で上までシャープに伸びきっているような印象。 後期型は、もっとおとなしく、一聴物足りないが、より汎用性があり、ホーンにはこっちがいいのかな~・・・・・・・なんていう雰囲気。 どちらをとろうかな~と考えたところで今はこの2つしか無いわけで、ま、も一つ手に入ってから考えよう。 エージングでずいぶん変化するということも教えてもらってるしね (^_-) ドライバーは、 288-16K。 まあ、いわゆる、何と言うか、人気の無いフェライトですな。 しかし、あたいの場合、まずは音を出したいから、これでいいのですな。 一般にアルテックも、アルニコvsフェライトとなった時は、アルニコがまったく良いというのが一般的で、私の近しい人も、アルニコ、フェライト両方置いて、つなぎ変えて聞き比べしたところ、圧倒的にアルニコが良かったという話を聞いた。 また、別の人は、いろいろ並べて順番に聞いたが、アルテックの場合はアルニコ、フェライトにかかわらず、新しいものが良かったという話をしてくれた。 要するに、自分で実際に使って試してみないと解らないというわけだ。 おまけに私の場合、JBLならまだしもアルテックのドライバーの知識は皆無に等しい。 288というドライバーがあって、それの初期モノが「A」で、ダンパーが違う。 Bが一般的(?)で、Cはフェライト(?)。-8Kとか-16Kはもちろんフェライト。 その後、290というのがあって、こいつは振動板がフェノリックで300Hzから使える(JBLの2482みたいなものですな)。で、291があって、こいつはシンビオテックという振動板が使われている(と本には書いてある)。ありささんが使っているのがこれで、彼の話では振動板はアルミでエッジが樹脂(?)とのこと・・。 上の数行は間違ってても知らんよ。 間違っていたら、どなたか訂正していただければありがたいです。 ありささんちでこの291を聞いて、いいなぁ~と思ったから、実はこれが気になっていたのだが、手に入ってきたのは288-16Kだった。 ま、あたいの場合、なんでもいいよ。 まだまだスタートだしね。 アルテックのドライバーは、JBLのより凄いと皆が言うので横に並べて比べてみた。 アルテックがJBLに比べて特にすごいとは思わなかったが、使われている振動板の面積を考えると、その面積で磁束密度を割ってみると・・・・・・・。 作りは明らかにアルテック(あたりまえだ)。 JBLとのメーカーとしての考え(?)の違いがこのたたずまいにも表れているように感じる。 同じことはウーハーにも言えて、 アルテックはいかにもごつい。 が、 なぜだか優しさを感じる。品のよさと言っては言い過ぎだろうが・・・。 JBLはいかにもスマート。 だが、そこに多くのセンスと知恵と気迫が押し込まれている。 押し込まれ過ぎだと感じるほど・・・。 恐いほど・・・・。 ここがまったく違う。 JBLは、そういう意味で、伸び伸びしていない。 ウーハーの顔を見ても同じように感じる。 なぜだかアルテックは優しい。 表立った優しさではないが、存在として優しく感じる。 JBLは恐い。 その凝縮感。密度感。。 比べると際立つ。 どう転んでもマジになってしまうJBL コーン紙に触ってみると、さらに面白い。 Foの低い515。高い2220。 パッと考えればコーン紙の重い515、軽い2220と予想される。 (現実のデータなど知らない) だが、現実にコーン紙に触れてみると、軽い515、ごつい2220という印象となる。 で、実際の音は、、 触れてみた感触に非常に近いのが面白い。 今まで聞いてきたいかなるJBLウーハーとも違う音。 (あたりまえだ!!) ここまで書いてきた外観の印象そのままの音が出る。 オーディオ機器って不思議なもんだ。 ウーハーを828エンクロージャーに取り付けようと、裏蓋を外すとこんなものが現れた。 マッチングトランスだね。 私はマッチングトランスに縁があるのかしら。。 4520も買って家で中を覗いてみると、JBL製のマッチングトランスが現れた。 このピアレス/アルテックのマッチングトランスは使う当ても無いのでいきなりストックとなる。 きちんとワッシャをかませて取り付けた。 これは秘蔵(?)のスピーカーケーブル。 ま、出所は内緒にしておこう (^_-) なかなかいいんだなぁ~これが。 ホーンは594。 これも人気は無いのだろうが、バイラジアルホーン系が好きな私にはこのマンタレーが嬉しい! で、 音出しだ。
by johannes30w
| 2007-08-13 20:29
| オーディオと音楽
|
アバウト
フォロー中のブログ
人狩り日記 Audio Warehouse ARISA4550 JBLと私の遊び場 Studio Okamo... SoundYorkへようこそ johannes4550 Monaural Rev... うつし世は夢、夜の夢こそまこと 航海日誌 ぼくばい日記 音の憧れ 如雨慈庵日乗 C嬢の物語 Record & Aud... リンク
ブログパーツ
検索
以前の記事
2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||