ダークサイドへようこそ

johannes30.exblog.jp
ブログトップ
2008年 02月 07日

夢と憧れと現実と 4520

オーディオを再開して4355を使い始めた私だったが、それを捨てて4520を中心とするシステムに入れ替えてしまった。


何故そんなことになったのかは、大昔にDWS’のBBSに書いた。
ブログを始めるはるか前のことだ。


e0080678_016177.jpg




この4520、何の縁なのか、我が家にやってきた。
正直に言えば、4520にはほとんど何の感情も持っていなかった。

どちらかと言うと、あまり良いイメージは持っていなかった。

ジャズ喫茶の究極のスピーカーだと思っていた。


バックロードホーンエンクロージャーだというだけで、荒っぽい、ドカンドカンと鳴る、クラシックにはおおよそ似つかわしくないようなイメージしか持っていなかった。

これははっきりイメージだけなのであって、実際には聴いたことはなかった。
この4520を勧めるような人も、記事も、何も無かった。


そんな悪いイメージしか持っていなかった4520なのだが、
何故だかうちにやって来た。





もう縁としか言いようがない。




欲しいエンクロージャーは、当然4550で、あちこちに声もかけていた。
しかし、その影にすら、まったく出会うことはなく、
「昔、有ったんだよね~」という噂にもならない話を聞かされるのみだった。


懇意にしてもらってたオーディオ店の人が東京出張があると聞くと、頼み込んで秋葉原中探してもらったりした。

DWS‘に入って知ったネットの世界でも、自分が知りうる限り探してみた。



無い。




あるホールで使われているという話を聞くと、電話して譲ってくれないか頼んでみたが、話は要領を得ないまま終わった。











夢は夢のまま終わるのか?













そんなある日、あるオーディオ店から電話が入った。

「凄いのが入りました! ツイーターが4っつも付いてます!」

まあひどい売り文句も有ったものだが、とりあえず見に行った。


そこで出会ったのが4520システムだった。



  -。-。-。-。-。-。-。-。-。-。-。-。-。-。-。-。-。-。-。-。




結局、我々が使うことの出来るJBLエンクロージャーは、4520、4530、4550、4560の4種類しかない。

4520は、C55の時代のもの、さらにサンスイ箱、4550は密閉、バスレフ、サンスイ箱と、少しバリエーションがあるものの、やはり基本は4種類。

ダブルウーハーが必須と考えるならば、4520か4550しかない。







店に行くと、4520システムがセッティングされていた。
その店は一階にあるのだが、店の外に道に向かって置かれていた。
店に入らなかったらしい。


これでは聴くことも出来ないじゃんと文句を言ってみる。
(実際には聴いたところで鳴ること以外に何が解る訳でもないのだが・・・)


店の人は、
「あそこで聴いてください」と、指を指す。


指した指を追っていくと、道の向かい側に小さな椅子が置いてあった。





あれに座れと言うのか?






しかたなく道を渡り、ちっぽけな椅子に座る。




「いきますよぉ~!」

と、道の向こうで店員さんが叫ぶ








真っ暗な日本橋の電気街中に、JBLの叫びが響き渡った









暗闇の中でちっぽけな椅子に座りながら、私は、自分は何をしているのだろうと途方に暮れていた。





  -0-0-0-0-0-0-0-0-0-0-0-0-0-0-0-0-0-0-0-0-0-




問題はその時どんな音がしたかなのではない。

この縁をどうするかなのだ。






音は問題なく出てる。


それで十分なのだ。





4520エンクロージャーも、2220ユニットも、2350ホーン、2440ドライバー、2402Hツイーターも、
全て、この音の世界で君臨してきたものばかり。

それらのものを使って、いい音が出ないなんて言うのは自分の腕が無いだけの話だ。
言い訳は通用しない。






問題は、


この縁をどうするかなのだ。







暗闇で、呆然としながら自分の求めるものをもう一度考える。

憧れはともかく、私は超強力なオートグラフが欲しいんだ。



それを可能にするために、JBLを選んだはずだ。




この4520がバックロードホーンであることを改めて思い出す。

そう、オートグラフもバックロードホーンを持ってるじゃないか!





憧れは4550、夢は4550を使ったJBL製超強力オートグラフ。

目標がオートグラフであるならば、4520も一つの方向であるに違いない。

どっちみち、JBL最強エンクロージャーは、4550、4520のこの二つがずば抜けている。





半ば無理やりなのかもしれないが、自分はそれを納得できた。



この出会いを大切にすることに決めた。







自分にとっては大きな決断だった。

こいつを入れるということは、4355を放出するということだ。




後戻りは出来ない。

無限地獄に陥る覚悟だった。




4520との格闘が始まった。


ほとんどの酷い格闘は、ブログ以前の話。


e0080678_19594432.gif


e0080678_2003252.gif


e0080678_200518.gif


e0080678_203438.gif


e0080678_2012082.gif



そして現在。

かなりのところまで追い込めたつもりだ。

自分の満足度はかなり高い。

あとは細かい部分を煮詰めて・・・・・・










先の日曜日、近所のなじみの宅急便集配センターから電話が入った。

「とんでもないものが来てるんですが、どうすればいいですか?」

ちょっと預かっていてくれないかなぁ~。。  まだ準備が出来ていないんだ。

「困りますよ~、なんとかしてくださいよ~」




とうとう憧れのモノがやってくる!

何十年も憧れ続け、

しかし、もはや縁もないと半ばあきらめた、あいつががやってくる。



夢が現実になろうとしている。
[PR]

by johannes30w | 2008-02-07 00:15 | オーディオと音楽


<< 夢と憧れと現実と 4550      夢と憧れと現実と >>