2008年 11月 28日

オイルとグリス

うちのレコードプレーヤーもだいぶ馴染んできて、そこそこの音を聴かせるようになってきた。

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が、

いつものように、

気になることもある。。



「うるさい」んだ。




「ゴロ」がうるさいんじゃない。

そんなものは、良く解らないな。



本体が、物理的に回転することによって出すノイズがうるさい。


1)モーターの音

2)アイドラーとターンテーブルが触れる音

3)回転するとターンテーブルが何故だか共鳴したかのように出す「フォー」という音


モーターの音は、オイルを硬いものにしてやれば改善するはず。

アイドラーがすれる音は、アイドラーを復活させてやればいいだろう。

問題は3)で、これはわけがわからない。



わけがわからないなりにいろいろ考えるわけで、やっぱりスピンドルオイルを換えてみたい。



うちのレコカットはオイルが指定のようだが、やっぱりグリスを使ってみたい。




とりあえず、ホームセンターで買ってきた

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よくあるシリコングリス。


軸受けに入っているオイルを出来る限り抜く


いまさら本体から外してひっくり返すのも億劫なので、スポイドで適当に、、、

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このグリスは白くって、結構上等に思えるが・・・



結果は、




ノイズはほとんど何も変わらない。



音は、いくぶん力が付いた。




少しがっかりしながら、グリスの説明書を眺めてると

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金属同士がすれるところでは使ってはならぬと書いてあるではないか。。



実用で問題が無ければあんまり気にしない私ではあるが、精神衛生上は面白くない。


効果も薄いし







で、

探した挙句に見つけた。


理想とも思えるグリス


ベアリング用グリス

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何故だかハーレー純正グリスを買ってしまった。。




でも

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ほらほら、なんだか嬉しいでしょ?



ワクワクしながら

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開ける



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半分ギョッとしながら、それでも固そうなグリスで嬉しい。





しかし、

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ばっちいぞ!






今まで入っていたグリスを出来る限り拭い取る

先の方は、やっぱりスポイドを使わざるを得ないが

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ほんの気持ち程度しか取れてこない



でも、

念入りに吸い取って



ターンテーブルを入れる



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おー!



全然落ちていかない!



長い長い時間をターンテーブルが落ちていくまで待って、



さあ、

動かすぞ!



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回らんぞ!!







そう。


固すぎるグリスを入れると、ターンテーブルは回らないのです。





あたりまえだ。







で、



配合する





良いのか悪いのか、


知らん





固いグリスをぬぐっては、軟らかいグリスを入れる。



ぬぐっては入れる




まだ回らん



ぬぐっては入れる




まだ回らんぞ




ぬぐっては入れる




おのれ~!




ぬぐって、とうとうミシンオイルを足した






回った!




ギリギリの固さ!





これでいいね。







聴こう!



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イタリア弦楽四重奏団で、モーツァルト









なんと、3)のターンテーブルの共鳴も消えていた。

素晴らしい!






アイドラードライブのターンテーブルは、JAZZ向きだとよく言われている。


たしかにそのアタックの強さはJAZZには無くてはならないものだろう。

しかし、

クラシックを聴くうえでも、これは必要なんだ。



弦楽器が弓を弦に置いて、グッと音を出す瞬間の音の立ち上がりはアイドラーでないと出せないのかもしれない。


この、楽器が音を発する瞬間の気迫のこもった音が、その生々しさを表現する。


現代オーディオがいつか忘れてきてしまったものがそこにある。



クラシック好きの私が、ウーハーは2220しかないと感じてしまうのも、そこらへんにあるのかもしれないな。

by johannes30w | 2008-11-28 03:03 | オーディオと音楽


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