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2006年 10月 31日

やらなくていいのに

本体に組み込む。

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VT-100の持ち場は4520(2220X2)の77Hz~300Hz

100Vと117Vの機器の混在が酷くなってきて、200Vからのステップダウントランスも前に引っ張り出してくる。

で、

~77Hz          30wX2        6290X2
77Hz~300Hz     4520(2220X2)  6290X2→A・リサーチVT-100
300Hz~1150Hz   2360(2482X2)  6260→A・リサーチD-51
1150Hz~8000Hz  2360(2440)    6260
8000Hz~14000Hz 2360(2441)    6260
14000Hz~       2344(2420)    6230


とした。

綺麗な音になった。
VT-100の駆動力も、まずまず。
ま、こんなものだろう。

が、


普通のステレオになった。

つまらん


空間表現や、奥行き、広がり、、、かなりいい。

しかし、じ~んと伝わってこない。



ネックはD-51の非力にあるのは明らかなのだが、、、




新たなるパワーウォーズに突入するか、、
ミッドローの6260の修理あがりを待つのか、、



う~ん、どうしようか、、、

by johannes30w | 2006-10-31 01:10 | オーディオと音楽
2006年 10月 30日

真打登場?

箱から出ないなどと、ぶつくさ言っていたが、やらねば鳴らぬ!  と、、、、

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何とか引っ張り出した。

でも、でかさのわりには意外と動かせた。

で、内部確認
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真空管が入っていない状態だともぬけの殻状態。

が、が、が、

真ん中の底に冷却ファンが・・・・・ぁ~~~




かなりがっかりしたが、ま、しかたない。

真空管を挿していく

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後ろはこんなん

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これ、バランス入力にも対応してるが、そのコネクタは、アンバラと結線されている。
基本的に、アンバラ使用が本来なんだろうな。

で、
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D-51と比べると、ふたまわりでかい。

音は、、、、



まごうことなきA・リサーチの音。

硬質で、きりっと気持ちがいい。

きつい音にはならず、ハイの抜けがなんともすがすがしい。

こりゃいいわ!!



D-51と比べると、格の違いを感じる。
心配した基本的な性格の違いはまったく無かったが、こちらは圧倒的な実体感がある。

D-51は非力だったせいか、どこか表面的な鳴り方が感じられたが、こちらは違う。
さすがにグイッと音が深い。

ボリュームを上げていくと、あるところから俄然力が湧いてくる。

音がグワーンと伸びる。

これよこれよ!!



で、かなり気に入ってきた。




うちのマンハッタンシステムにD-51が組み込まれ、そこそこには鳴っていたが、どうしても音が平面的になってしまっていた。

言わば、うちのアイデンティティ(?)が失われていたわけだが、さらにこいつを組み込んだらどう落ち着いてくるのか楽しみ楽しみ。

でもまあ暫くはエージング

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球のアンプって、毎日火を通しておかないと、音が死んでくるような気がする

by johannes30w | 2006-10-30 21:25 | オーディオと音楽
2006年 10月 28日

再び ショパン

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最近このショパンのピアノ協奏曲をよく聞いている。
こういう曲も、昔は見向きもしなかったんだけど、今はこだわり無く聞ける。

感傷に陥るぎりぎりのところにある音楽だとは思う。

「感傷」というレッテルをべたべた貼られたチャイコフスキーと違って、ショパンはそんなに酷い言われ方はしていないね。

私としては、別に「感傷」にどっぷりはまった音楽でも、それはそれでいいとは思うんだが、、。



ショパンは「感傷」じゃないと強く言う人もいる。
ショパンは「男性」じゃないと弾けないという人もいる。


それぞれに言いたいことはわかる。

でも今は、そういうことも含めて、できるだけ先入観を取り払って、そこにある音楽だけを聴いてみたいと強く思う。



毎日のようにこのCDを聴いている。

聴くたびに、どんどんいろんなものが見えてくる。

ますます好きになっている。



だが、

こんな聴き方でいいのかという思いも頭をよぎる。

レコードやCDの最大の能力は、音楽を繰り返し聴けるということだとは思う。
しかし、音楽というものは、時間とともに消え失せてしまうもので、何度も聴くということは、本来ありえないもの。

天才と言われる作曲家が、膨大な時間を費やして作り上げた作品を、演奏家が作品を研究し、その才能とテクニックを振り絞って奏された演奏を、我々凡人がたった一回聴くだけでその全てを理解できるとは、私はもちろん思っていない。
何度聴いても味わい深いCDというのはそういうものだとは思う。


しかし、やはりしっくりこないものは残る。



逆に、

モーツァルトやベートーヴェンの時代、いや、R.シュトラウスやマーラーの時代であっても、作曲家はその作品が、一期一会、音が放たれて、すぐさま消えてゆき、そのせつなの中での存在として作品を作っていたはず。

あの複雑なマーラーの7番を、一度聞いて理解できるなんていうことが在り得るんだろうか。

それほど、当時の聴衆はハイレベルだったのか。




では私はどうするのか。

いつも「今しかない」と、神経を集中させて聴いていたい。



現実は、とんでもないが、少なくともその気持ちは忘れてはいけないと思う。




しかし、、、、、

A・リサーチのピアノはいい。

厳しく、品位は崩れない。


本当の勝負は6260が修理から帰ってきてからにはなるのだが、

はやくもう一台を箱から出さなきゃ。



あ、真空管パワーアンプ聞き比べ大会やろうか。

みんなの集めりゃ
 A・リサーチ2台
 マッキン275(復刻限定版と復刻版)(モノブリッジも試せる)
 アルテック1568(?)
が聞けるな~

  スピーカーはディットンでいい?

by johannes30w | 2006-10-28 13:32 | オーディオと音楽
2006年 10月 27日

スピンドルヘッド

私がトーレンスの125を手に入れようと決意したのは、昔からの憧れではなく、実はありささんの124のスピンドルヘッドを思い出したから。

あの平たいスピンドルヘッドが欲しい!

で、やってきた125は

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嬉しかった!

レコードを置く操作がたのしい。

  (と書いて、我ながら変だと思う)


最近ごんたどんがトーレンスの150というプレーヤーを手に入れた。
SMEのシリーズⅢと合わせて、なかなかの音を出しているらしい。

で、先日偵察に行って来たのだが、わたしの興味は実はその音ではなく、150のスピンドルヘッド。
ごんたどんのブログの写真を見る限り、124や125とはどうも違う。

実際に行って確認すると、果たしてまったく違っていた

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平べったくなく、丸い
おまけにてっぺんに穴

これって、EMTのスピンドルヘッドじゃないの?

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EMTって書いてあるし・・・・。


良くわからない。

今度、ありささんちの950を見せてもらって確認してみよう


で、150の周りを見てみると
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これ、ごんたどんが笑ってるの?


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シリーズⅢはやはりかっちょいいし、

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アナログを鳴らすパラゴンは、実に魅力的だ。

マッキンのフォノイコがいい仕事をしている。





実は報告すべきことは山積み

たとえばhide。さんにお願いした電源は、バージョンアップが進んでいる

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まさに進化しているとしか言いようが無い。

一音一音の確かさ、音の奥行きがさらに深くなる。

どこまで行くんだろうか・・・・。



で、

ブツが届いた。

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手前はKJラボのアルテックアンプ

奥は・・・・

by johannes30w | 2006-10-27 01:38 | オーディオと音楽
2006年 10月 25日

オーディオリサーチその後

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ミッドローにはめ込んだリサーチのアンプ、JBLの62XXと音色が合わず、レベルを合わせるのは不可能。


ま、それなりに楽しんでる。



しかし、こいつ、かなり魅力的。
意外としっかりした音で、ぼけない。

シャープと言っていい(62XXと比べると余計にね)

シャープだが、しかし肌触りがいい。



ここに来て、聞き惚れてる。



で、しかし、62XXシリーズとは合わない。

特にウーハーにあてがってる6290と合わない。

リサーチをミッドローにあてがった場合、6290のウーハーがファットに聞こえる(帯域バランスじゃなく、音色の話)。



6290の音がファットに聞こえるなんて前代未聞で、これより辛口のアンプなどアムのPSAくらいしか思いつかない。



ファットな音色をごまかすレベル設定をしているわけだが、そういう厳しい設定であっても音がギスギスしないのは球のおかげなの?



リサーチのアンプにかなり興味が湧いてきた

by johannes30w | 2006-10-25 00:15 | オーディオと音楽
2006年 10月 24日

えーっと、えーっと、  2

高能率方スピーカ(ユニット)もいろいろ在るが、私の経験があるJBLに話を限局させようか。

私がまず取り組んだのは4355。

これを手に入れた時は、私が求めるのは高能率ユニットであるという意識はほとんど無かった。

格闘を繰り返しいろいろ学んだが、その中で自分にとって大きな転機となったのは、ユニット直結。


4355はミッドロー以上とウーハーに分けられており、チャンデバを使って2ウエイ(?)として使うわけだが、そのウーハー部をコネクタ等を通さず、パワーアンプから出たスピーカーケーブルを、直接ユニットに接続したこと。

このことでの音の変化に驚いた。

もちろんそれまでも、頭の中でコネクター類の功罪は理解しているつもりではいたが、改めて実際に聞かされると考え込んでしまった。



そういう耳で聞いていくと、まず気になったのはネットワークの音。
JBLのネットワークをバカにするむきもあるが、そう言ってもあれがJBLの音であることには変わりは無いのではあり、敢えてあれを使う意味も大切さも判るのだが、自分ではもはや我慢ができなくなっていた。

JBLネットワークの改良も考えないではなかったが、それをするならJBLシステムを使う意味が無くなる。



他の要素もあったにせよ、私のマルチはこうして始まった。

パワーアンプ>ユニット直結のためのマルチ




で、ユニット選びが始まるわけだが、「直結」し、介在物の無い状態でのユニットの鳴り方の伸び伸びすること!

微細な信号から、大入力までの広大なダイナミックレンジをそのまま表現しきっている気持ちよさ!



暫くこれに酔いしれていた。



その後、ミッドローにいよいよ2482ドライバーが投入される。
それまでは、ミッドローは2220ウーハーを4560エンクロージャーに入れたものを使っていた。



2482ドライバーをミッドローに持ってきての一番の変化は何か。
もちろん音色の変化も大きかったのだが、それより最も嬉しかったのは、実は上述のダイナミックレンジのさらなる拡大。
ダイナミックレンジなど、スピーカーの変化で変わりようも無いはずだが、現実の変化としては、どうしてもそう感じてしまう。



デリケートな表現、実はこれと裏腹の関係であるストレスフリーな音の伸び。

これらは高能率方ユニット(ドライバーだから当然だけど)に交換したおかげだと言わざるを得ない変化として感じられた。



で、私は、出来る限りの軽い振動板を求めていくことになった。





ウーハーにおいて、現在私は2220以外のユニットは使っていない。
実は2220以外で一番聞いてきたユニットは2235。
この両者の違いを考察するのも面白い。

2220は軽い振動板、高い能率、変な特性を持っている

2235は重い振動板、低い(と言ってもそこそこあるが)能率、優秀な特性を誇る。

この二者、聞いてみるとどんな違いが感じられるか。


2220は変な音。だが、高い能率のせいか、ビビッドに音楽信号に反応する。
2235は素直な音。だが、音を素直にしたせいか、音楽のニュアンスを塗りつぶしてしまうこともある。


要は、2235は素直ないい音だけど、音楽が生き生きしない。
2220は変な音だけど、なぜだか音楽が生き生きする。


改めて言うまでも無いが、どちらが正しいと言うわけでもない。
個人がどちらかを選ぶというだけのこと。




と、ここまで聞いてきて、改めてシステムを聞いていくのも面白い。

過去のJBLシステム。
オリンパス、パラゴンなど、高能率ユニットを、そのままむき出しで使ってしまったようなスピーカーの場合、これも数少ない例外を除いて、たいがい酷い音がする。
酷い音だが、なんだか楽しい。生き生きしてる。

最新の、ネットワークで特性、位相、その他もろもろを弄りまくったスピーカーの場合、結果として低能率となっていることが多いが、間違いなくいい音がする。少なくとも耳が痛いような音は出さない。でも、なんだかつまらない音がしてる。




しつこく言うが、両者とも例外はあって、いい音のオリンパス・パラゴンも存在し、生き生き鳴ってる最新スピーカーも存在する。

最終的には使い手の技量が求められることになることに変わりは無い。

個人の好みの問題はあるにせよ、どちらの方向から攻めていく方法の違いがあるだけなのであって、しつこいが、どちらが正しいと言うものでもない。




私はと言えば、、、

高能率型ユニット(システム)を使いたいな~

そのほうが、自分が求めるものを実現するのに簡単だと感じてる。

私の場合、少々変な音がしてもかまわないしね   (^_-)

by johannes30w | 2006-10-24 01:21 | オーディオと音楽
2006年 10月 20日

えーっと、えーっと

>ハイエンドスピーカー・・・・云々


私のブログは知ってのとおり、ま、独り言みたいなもんでして・・。

なんの根拠も無く言い放つだけなんだけど、、

一応、自分の実体験のみで、想像や予想は極力避けたいと思ってますです。



>ちゃんと鳴ってないのしか聞いてないんじゃないのん?www

これ、まったくそのとおり。
ろくなのを聞いたことが無い。

ただ、頭から否定するつもりは無く、未だに機会があれば聞いてみたりするけど、まあひどいもんだ。

で、こう悲惨な体験ばかり重ねちゃうと、なぜだー!!って思っちゃう。



ハイエンドかどうか知らないけど、例えばマーチンローガンのスピーカーなんか、個人的にどうもあこがれてて、アレなら夢のようなヴァイオリンが聞けるんじゃないかなんて想像しちゃう。
で、見つければ、とにかく聞く。で、がっかりする。このヴァイオリンは誰のために弾いているの?って音がする。もちろんきちんとセッティングされて煮詰められたものを聞いたわけじゃないけど、それにしても片鱗くらいはわかるんじゃないかとは思うんだな~。
 未だに見つけたら気になるからとにかく聞いてみてるんだけどね~

で、

ちゃんと鳴ってないのばかり聞いて来て、初めてびっくりしたのがhide。さんの音。
(よいしょじゃないよ。あたいはそういうのが苦手だ。)
あ、これはいいや! と思った。うちとはまったく違うし、私の求める音じゃないけど、こりゃすごいわ、これならいいな、、、と偉そうに思っちゃった。




でも、ここからが問題。

あの、hide。さんが作り出す世界、アレを世界で何人の人が聞けてるかってこと。

なるほど、すごい潜在能力があることはわかる。
でも、それを引っ張り出すことが可能な人が何人いるのか。

もし、hide。さん級のテクニックと精神力が必要であるなら、それは一般的には不可能と言ってもいい。


で、ほぼ全数のティールは、その能力を発揮しないまま朽ち果てることになる。




これじゃあ一般論として、そのスピーカーの評価がおかしくなるのも無理は無い。








では、JBLユニットに代表される高能率型スピーカーはといえば、

実際にはこいつらも悲惨な音を聞いたことしかなく、、、、、

                                         つづく

by johannes30w | 2006-10-20 19:14 | オーディオと音楽
2006年 10月 18日

音のエネルギー  2

 マルチの場合、音のエネルギーをそろえないとろくな音にならない。
では揃えていく時に、エネルギーの高いほうに揃えるのか、低いほうにそろえるのかという現実的な問題が出てくる。
私の場合、基本的に高いほうに揃えたいと考えてる。

それは、音楽表現が音のエネルギーに強く依存していると考えるからで、この基本に立って、私のスピーカーシステムも構築されている。

ホーンシステムを使うのはこのためで、単純に特性を追いかければ、ホーンなんて使わないのだろう。
同じホーンであっても指向性が狭くなれば、音のエネルギーは同じ音圧でも強くなる。
が、逆に、ホーンの指向性が狭くなれば、癖も強くなる。

要は自分の中で、どこでバランスを取るかと言う選択になる。

スピーカーシステムにおいて、音エネルギーの大きな一つの要素であると考える能率を取り上げればその現象は理解しやすいかもしれない。

音エネルギーが高い、つまり、根本的に能率が高いユニットや、能率が高くなるエンクロージャーを使うほどに音楽から得られるエネルギーも上昇すると感じている。しかし、周波数特性は悪くなる(変な音になる)。周波数特性を追いかければ、物理的な問題もあり、能率(音エネルギーも)は低くなる。

私が最新のハイエンドと呼ばれるスピーカーを使いたくないわけはそこにあるわけで、よっぽどの例外を除いて、能率の悪いハイエンドスピーカーを使えば音楽から得られる感動は激減する。いくら空間表現が上手くできても、ボーカルがホログラフィックに再現できても、音楽から得られるものが無ければそれは単なるBGMで、ゲームでしかない。

高い音エネルギーを確保しながら、そこそこの周波数特性を追いかけたための結果が私のややこしい6チャンネルマルチシステムであると言える。


どうも手前味噌になっちゃうな



こういう見方でメーカーの既成のスピーカーシステムを眺めてみるのも面白い。

これもありささんのブログで話題に上っていたが、我らが4350。
こいつはもちろんモニタースピーカー。モニタースピーカーであるかぎり、まずクリアすべきは周波数特性。いかに周波数特性をフラットにするかということにプライオリティがおかれているのは明らかで、そのためのユニット選択と言える。同時に当時のパワーハンドリングの要求も満たすための2440ドライバー等の選択となっているのだが、これもエネルギーバランスという面から見ると、妙な部分もある。いわずと知れたミッドバス領域で、そのダブルウーハーとのバランスはまずまずとしても、ドライバーとのバランスを考えると明らかにミッドバスが役不足。ではJBLがメーカーとして目をつぶってこの部分を見逃したかといえば、そうでもない。2440に付いているあの極端に短いホーンを見ればわかる。
 今までの話でもわかるように、ホーンをつければエネルギーは増強される。きちんとしたホーンではなく、あまりエネルギーを増やさないための(ミッドバスとのエネルギー差をそれ以上増やさないためのショートホーンであるとの見方も出来る。それが証拠に2インチドライバーを使った4341・4343等は結構立派なホーンが付いている。

ま、おおむねモニタースピーカーと言うのは、まず周波数特性ありきで作られている。

しかし、家庭用と言われているシステムはどうか。
パラゴン。これは家庭用。JBLはモニタースピーカーは周波数特性、家庭用はエネルギーバランスを考えて作っていたんじゃないかとさえ思われる。

パラゴンしかり、オリンパスのシリーズしかり。古くはハークネスのシリーズも、エネルギーバランスありきとして作られたと思われるユニット・エンクロージャー構成となっているように思われる。
結果として、JBLのシステムの場合、家庭用と言われるシステムのほうが、荒れた音がするということがよく言われる。周波数特性よりエネルギーバランスありきだからね。ただ、音楽を聞きたいと思う時、この荒れたJBLの家庭用システムから大きな感動が得られることが多い。

by johannes30w | 2006-10-18 03:03 | オーディオと音楽
2006年 10月 17日

音のエネルギーと「音流」

リサーチをアンプ群の中に投入して、どうしようもないことがある。
どうしたってエネルギーバランスが取れない。


もちろん、音圧の周波数特性的にバランスを取ることは容易で、フラットなグラフを作れと言われれば、チャンデバやパワーアンプのボリュームをちょいちょいといじれば簡単に実現できる。

が、フラットな特性を作ったとして、どうしてもすわりの悪い、居心地の悪い音になってしまうこともある。

これは、音のエネルギーバランスが取れていないせいだ。





エネルギーバランスとは何か






マルチユニットのスピーカーシステムを構築している人には今さら言うべきことでも無い。

4インチドライバーの下を支えるなら、38センチウーハー一発では無理で、2発は必要になるというあれだ。
 2発にしたところで周波数特性的に変化が起こるわけでもなく、いわんや干渉等の悪影響さえ惹起されるのではあるが、いやいやそれでも2発にしないと収まりが悪いということが多々起こる。

これはどういうことか。


音のエネルギーなどについての論文などが存在するかどうかは知らない、、、、、。




この音のエネルギーについて、ありささんのブログで解説が試みられていた。


電圧X電流=電気エネルギー

  になぞらえて

音圧X「音流」=音のエネルギー

  という概念を発表し、「音流」についての解説がなされていた。


この概念の解説が完成し、「音流」「音のエネルギー」というものが広く認知されれば、オーディオ界、とりわけスピーカーのあり方、デジタル機器のあり方に大きな影響をあたえるに違いないと本気で考える。




私はと言えば、ありささんほどの理路整然とした頭脳は持ち合わせておらず、したがって、しゃべりだすとそれはオカルトチック、感情論になってしまうのだが、、、、、、。






私は、音のエネルギーというものは、そのモノが存在する状態で、すでに持っているものだと理解している。

 スピーカーユニット、エンクロージャー、ホーン、アンプ、それぞれが、持っている。
  (霊は万物に宿る?)

 そしてそれらのエネルギーは、お互いに影響しあう
  (八百万の神?)



スピーカーユニットに話を限定すると、音圧は、ボリュームを上げれば出る。
しかし、エネルギーは、もともと持っているもの以上のものは出ない。

であるから、分担する帯域間のエネルギーバランスをあらかじめ考えておかないと、いくらレベル調整したところですわりの悪い音にしかならない。



現実問題としては、このエネルギーを計るものさしとして、能率を見るのが一番参考になるように感じる。
(本当はもっと複雑だが、、、)


ドライバーの能率。それがホーンに付いた時の能率。ウーハーユニットの能率。ダブルにしたときの能率。フロントロード等のエンクロージャーに入った時の能率。

これらの能率を出来るだけ合わせてやると、エネルギーバランスも取りやすくなってくるように思う。



う~、、、いっぱい言いたいことが出てきた・・・

by johannes30w | 2006-10-17 20:53 | オーディオと音楽
2006年 10月 17日

無事でした

リサーチが組み込まれ、まるっきり変わってしまった。

マルチをやってて良く感じるのだが、アンプで音が変わるのはもちろん、アンプが要求する音のバランスがあるように感じる。


今回、リサーチはミッドローのみに入れたわけだが、それでも全体のバランスを変えないと、どうしても落ち着かない。



リサーチは、管球式ではあるが、硬質な、しっかりした音を持っているようだ。
ただ、肌触りは何ともいえない優しさがある。

JBLアンプ(62XXシリーズ)のようなわけのわからないものではなく、かなりIQの高いアンプ。
いつまで経っても乱れない。


逆に、音色ではなく、音のありかたとして冷静なところがあり、時に冷たささえ感じる。

どんなにガンガン鳴らしていってもどこか冷ややか。

なんだか不思議なアンプだな。



JBL62XXシリーズの中に一台ほおり込んでうまくいくはずもないが、なんとか頑張ってみる。



リサーチの魅力はなんといってもピアノの響きにあるように思う

で、

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ポゴレリチとアバドで、ショパンのピアノ協奏曲2番

これはいいCDだよ。
録音も、ちょっと難しいかもしれないが、ライブのホール感と、臨場感がよく捕らえられている大好きな録音。

演奏は言わずもがなだ。


ショパンのピアノ協奏曲は、私はやはり1番が好きで、しかし、あまりいい演奏が無い。

有名なのは
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このツィメルマンの弾き振りのCD。

これをはじめて聞いた時は、本当に驚いた。
これぞ理想的なショパンじゃないかとさえ思った。

いまでもその気持ちにほとんど変わりは無いが、改めてポゴレリチを聴くと、悲しいかな、芸術家としての才能の違いに愕然となる。

それほど、私はポゴレリチの芸術が好きなのだが、はて、ポゴレリチは一番は録音していなかったのかしらん・・・・。


さらに、スカルラッティ
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ピアノによるスカルラッティは、今では問題視する人も多いのかもしれないが、いやいや、音楽なんだから、究極は、聞き手に何を与えられるかということで、それが大きいものであるのなら、もはや方法は問えないはずだ。

ホロヴィツのスカルラッティもすばらしいし、レオンハルトもいいが、このポゴレリチもひときわ光っている。

研ぎ澄まされた精神と、集中力。溢れる響き



リサーチにもってこいだ。


リサーチがこのCDを要求した


素晴らしいピアノを聞かせてくれた。



だが、、


違和感はいかんともしがたい。

IQが高いが故に、化けない。

振り絞られた音楽の情熱、狂おしいまでの躍動は、、、


一切無い。



アンプをリサーチで揃え、バランスが上手く取れれば、

再現できるのだろうか、、、。

by johannes30w | 2006-10-17 01:51 | オーディオと音楽