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2007年 09月 29日

さぁて、、

こいつらは、音を出してくれるのかな~


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by johannes30w | 2007-09-29 02:09 | オーディオと音楽
2007年 09月 28日

ヴェルディ

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by johannes30w | 2007-09-28 00:27 | オーディオと音楽
2007年 09月 22日

来客

久しぶりにhide。さんが来た。

しばらく喋っていたが、


あ、そうそう、ドライバーを付け替えたいんだと言うと、



ありがたいことに、

文句一つなく、

その黄金の腕を振るって、

手伝ってくれた


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ありがとうございました   m(__)m


これで、同一条件で288と291の比較が出来る。

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と、

なんの匂いをかいでか、

ごんたどんがやってきた

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鳴らし分けてみる。

やはりかなり違う。。

どっちがいいとはまだしばらく使ってみないと解らないな~






と、

思っていたら、

「やはりでかいホーンでしょう!」


ということになり、


291をあてがったMR94を乗っけることに、、

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ホーンをポコポコ叩いて悦に入る総裁の図



お二人ともありがとうございました。

by johannes30w | 2007-09-22 23:45 | オーディオと音楽
2007年 09月 21日

ムローヴァのヴァイオリン

 ここ数週間、ムローヴァのヴァイオリンに魅せられている。

この人のヴァイオリンを意識し始めたのは、アバド・ベルリンフィルとの来日公演でのブラームスのヴァイオリンコンチェルト。

その豊かな響きと肌触りのよさ、途切れない集中力、緊張感。なにより音楽が歌う。音が歌う。


この演奏会は、CDにもなった

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ヴァイオリンは当然好きな楽器で、古今東西のヴァイオリニストも聴いてきたつもりだが、最近どうもピンと来る人にめぐり合えなかった。



現役のヴァイオリニストで最も大きな存在なのはなんと言ってもクレーメルだろうな。


でも、悲しいかな私の場合、クレーメルは心底からはのめり込めない。

おそらくその音色のせいだろうと思っている。

クレーメルのCDは数多くあるけれど、とうとう彼本来の音を捉えたCDにめぐり合っていない。

彼本来の音は、強いがしっかりした骨太なものだが、CDになるとどうも華奢だ。

神経質な音色になってしまったCDばかりで面白くない。


古いオイロディスクのレコードが素晴らしい
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これは1977年録音。
豊かなクレーメルが聴ける。。



音楽も、音色も、その両方にムローヴァは素晴らしいのだが、
実は、、、

と、最初のコメントに戻り



  ここ数週間、ムローヴァのヴァイオリンに魅せられている。








ムローヴァのヴァイオリンが自分にとって素晴らしいとは感じてはいたが、、、




そう、

アルテックなんだ。




最初、アルテックでヴァイオリンを聴いた時、そのあまりの酷さに「ああ、やっぱり・・・」なんて、、




思ってしまった私はあかさたな



しつこく、じわりと、クロスを弄り、セッティングを変え、そして大マンタレーを得て、



かけがえのないヴァイオリンに化けた。





ムローヴァのヴァイオリンに魅せられる











 女性の優しい肌に触れている



    熱くはない。でも、息づいている












ウソだと思われるだろうが、本当だよ。




 その感覚が、何故だか確信を持って現実だと感じさせてくれる。



それを、

 アルテックがもたらしてくれた

  
  




あれを寝室で聴かされるのは罪だな~と、あの音を思い出してはそう思う。

でも、罪も何も、自分にとっては現実の感覚なんだから、、、、






あ~、あいつもとうとう狂ったと思われるだろうなぁ~

自分でも、「牡丹灯篭」の主人公になった気分だ。。


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アルテックのマンタレー軍団がコマンタレブー。。

ドライバーもウーハーもツイーターまでやってきた。


やはり気になるのはまずはホーンなのだが、、、、




サイコロみたいな564ホーンを乗っけたのは昨夜のこと。

564ホーンを乗っけたら291ドライバーが引っ付いてたというのが真相なのだが。




MR94に比べてあまりにもちっぽけなMR564ホーン


あはは、、こりゃ勝負にならんなと思いながらも音を出して、



驚いた。






驚いた。。





564ホーンは素晴らしい。

JBLで悪戦苦闘してきた自分は、ショートホーンがいかなるものか、イヤと言うほど思い知らされてきた。
しかしだよ、このちっぽけな564ホーンには、小型ホーンのいやらしさがまったく見当たらない。


なんという、アルテックはノウハウを持っているんだろう!





でも、このホーンの素晴らしさは、実は私の驚きの半分にもならない。




私の本当の驚きは、291ドライバーにある。



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288-16K+MR94から291-16K+MR564に換えて最初に驚いたのは・・・・


  ハイへの伸び!!





確かに、さすがアルテックドライバーは、288であっても、チューニングしだいでツイーターなど不要、いや、逆につまらん事はしたくないと、はっきり宣言できる十分なハイへの伸びと音の説得力を持っている。

しかし、それが291の換えたとたん、さっきまで言っていたことが、若干の強がりを含んでいたことを思い知らされる。



素晴らしいハイへの伸び。

これだったら、本当にツイーターは要らない!

念願の2ウエイじゃないか!!!!






面白いのはデータ。

上の写真を見比べて欲しい。



面白いでしょ?

291より288の方が、ハイが伸びている印象を受けるデータだよね。


現実はまったく逆だよ!


288は、シャンシャン、キャンキャン言うところがあって、それを押さえ込まなければ聞けない。
291は素直に伸びる。。



すばらしいシンビオテック



美しい

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赤いエッジがとろける




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こんなことは、実際に聴かないとまったく理解してもらえないだろうなぁ~




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ついでに902-16HFツイーターを試す。

どう試すかって、、、、、2ウエイだよ  (^_-)



828エンクロージャーの515と902HFを使って、2.5KHzクロスの2ウエイ  (^^)/



なんと、これが結構いける。。

515の上はいいね~。



ウーハーのハイがいいなんて感じたのは生まれて初めてだよ。

515っていうウーハーは、本当にいいウーハーなんだね。



そして、アルテック1インチドライバーの音は美しいね。

やまかささんのJBL85を思い出した。

あれより少し線は細いが女性的で魅惑的。


アルテック1インチは604のイメージが強く、さらに私は不幸にも604が美しく鳴っていることを聞いたことがなく、、、、これにも驚いた。







と、

お遊びしているが、、、、、



ムローヴァのヴァイオリンは、鳴かなくなった。









優しい肌は帰ってこない。










やはり、

MR94か・・・

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by johannes30w | 2007-09-21 23:19 | オーディオと音楽
2007年 09月 21日

ちょっぴり実験

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大々的には仲間が来た時にやろ~っと  (^^)/


でも、メチャメチャ意外な結果が、、、。

by johannes30w | 2007-09-21 00:30 | オーディオと音楽
2007年 09月 19日

こマンタレぶー

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by johannes30w | 2007-09-19 23:58 | オーディオと音楽
2007年 09月 16日

室内楽のススメ Ⅱ

 今は亡き岩崎千秋というオーディオ評論家は、その再生音量の大きさで有名だったらしい。

なぜそんなに大きな音で聞くのかと尋ねられた氏は、小さい音を聞き取りたいからだと答えた。




最近、その言葉ををよく思い出す。


     -^-^-^-^-^-^-^-^-^-^-^-^-^-^-^-^-^-^


自分が苦労の末に自分のモノにした自分の名曲が増えてくるにつれ、

曲を判断するカンみたいなものが養われてくる。



おおむねそのカンを信じて間違いはないのだが、、

そのカンはあくまでカンであることを忘れてはいけない。


あるいはそのカンさえも、先入観だとして排除して音楽と接するべきかもしれない。




-^-^-^-^-^-^-^-^-^-^-^-^-^-^-^-^-^-^-^-^-


今夜はバッハを聴こう

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バッハのバイオリンとハープシコードのためのソナタ




これは全6曲

CDは録音時間が長い。。

ありがたい話だが、ありがたくない。



だらだら聴いてしまう。。



CDの、これは音楽に対する落とし穴で、全てをBGMにしてしまう。

BGMはBGMで別にいいのだが、やはり一度は一つ一つを吟味して聴いてみるべきだ。
そうすることによって得られるものは計り知れない。


BWV1017を聴いてみよう。

今夜はこの曲だけにのめり込んでみよう。   




     -・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-




いろんなバッハがある。

厳格なバッハが一般的だ。 一昔前は、厳格さばかりが求められ、もてはやされた。

しかし

         それでいいのか?




確かにバッハの厳格さは素晴らしい。

まさに音楽の根本を確立したその規範そのものとして、その厳格さは美しささえ感じられる。



でも、人間としてのバッハも存在したはず。

笑い、泣き、悲しみ、喜び、その感情を抑えられないバッハも存在したはずだ。



このCDで聴けるバッハ、このBWV1017に、その人間として、豊かな感情を持つ血の通ったバッハが聴こえる。



    -、-、-、-、-、-、-、-、-、-、-、-、-、-、-、-、-、-、-


このCDを買ったちょうどその前後にアルテックが来た。

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アルテックでの最初の音だしは、515ウーハー、288-16Kドライバー、MR594ホーン

ネットワークJBL3110で2ウエイ

まずはそれで聞き出した。


驚きの連続であったことは、しつこく書いてきた。

が、

実はバイオリンはからきしだめだった。

じわじわチューニングしていっても、キーキー言うか、うもうも言うか、その二つしかなかった。




それぞれのユニットの音の良さはイヤと言うほど思い知らされたが、
システムとなれば、アルテックといえども当然あれこれ手をかけてやらねばならない。

38センチウーハーと、強力なドライバーでの2ウエイであるから、JBL、アルテックにかかわらず、まず問題になるのはその繋がり。

クロス周辺がまずは問題だね。

大げさに言えば、クロスあたりでのウーハーの音はもこもこしてるし、クロスあたりでのドライバーの音はキーキーしてる。
この相容れないものを上手く融合させなければいけない。

古今東西のいろんなシステムも、いろんな手を使っている。

ランサーは、ウーハーの上を出しっぱなしにしてドライバーとの繋がりを違和感少なくしている。
あるシステムは、ローパスとハイパスの周波数を離し、クロス付近のあいまいさをもはや諦めて解決に走っている。

ユーザーにおいても苦労(?)をされている。

ありさ邸においてはドライバーをダブルとし、さらに指向特性の狭い(60度)の2355ホーンを使いドライバー領域のエネルギーをウーハーに負けない状態にし、さらに2355の濃い音色をもって、ウーハーとの音色での繋がりの違和感を解決している。

私のアルテックの場合はどうかと言えば、

とりあえずパッシブネットワークをやめて自由度の高いアムクロンチャンデバを用い、このチャンデバがハイパス、ローパスの周波数を個別に変化させることができる利点を生かし、現在はローパス650Hz付近、ハイパス500Hz付近となっている。

さらにフィリップスパワーアンプについているイコライザーを用いて若干弄ってある。



打楽器、金管、木管、弦と聞いてゆき、最後にバイオリンが残った。


このバッハのムローヴァのバイオリンをとりあえずの最終目標とし、まずまずの状態になった。



で、

オーディオのブログらしく測ってみると

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どう思われるだろうか?

私としては、思った以上の成績のように思える。

ただ、これを見ながらのチューニングはしないんだけどね。


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by johannes30w | 2007-09-16 21:37 | オーディオと音楽
2007年 09月 15日

室内楽のススメ

 「解らない」という言い方をよく聞く。

曰く、「クラシックは解らない」とか、、、、、



 子供の頃、自転車が欲しくって、それこそどんたくさんが持っているような自転車が欲しかった。
むろんお小遣いで買えるわけはないし、親におねだりできるわけもない。

かといって、諦めるということも知らず、どうしたかと言えば本を買った。

 当時(今は知らない)サイクルスポーツなんていう雑誌があって、これはさすがにお小遣いで買えたから毎月買っていた。
買い始めた当初、その雑誌の中に書いてある部品などの単語がまったくわからなかった。
が、なぜだか気にせずに読み続けていた。

何ヶ月かすると、不思議なことに単語の意味が解るようになってくる。
こうなればしめたもので、面白さは倍増した。


ステレオサウンドを買い始めた時もそうだった。
一番最初は何が書いてあるのかさっぱり解らなかった。

でも、穴が開くほど眺めて、擦り切れるほど読んで、広告の微細なレイアウトまで頭に入ってくる頃には、妙なことに読めるようになってきた。




一番最初に手にしたクラシックのLPは、バーンスタイン指揮のホルストの惑星だったか。
近所の松坂屋のレコード売り場で母親にねだって買ってもらったのを昨日のことのように覚えている。そのレコードがどうしても欲しくなった。曲なんか知らなかったが、そのジャケットがものすごく気に入ってしまったんだ。この絵(ジャケット)はどこかで見た。知っている!なんて感じちゃったんだ。どう考えてもデジャブなんだが、妙に興奮して母親にねだった。買ったら、バーンスタインのポスターを貰った。そのジャケットが大事であって、ポスターはどうでもよかったのだが、母親がパネルにしようと言い出し、子供の私は何のことかさっぱりわからなかったが、言われるままに手伝って、そのポスターをパネルに貼り付けた。このパネルもだいぶ汚れてしまったが、未だにダークサイドに置いてある。

話がそれた。。

惑星は、面白かった。  かっちょよかった。
木星のある部分が当時のTV番組の水曜ロードショー(だったか?)のエンディングに使われていることに気付き、TVで先に知っていただけにものすごく驚いた。
最近、同じくこの部分に妙な歌詞を付けて「ジュピター」とかいう題でおねいちゃんが歌っていたが、やはり気持ち悪くてしかたなかった。

好きなところだけを、毎日毎日、何度も何度も聞いたなぁ~



少しもの心がついてくると、問題も出てきた。


世の中で、名曲なんて言われている曲の存在だ。

運命は、恥ずかしくって、とてもじゃないが聞けなかったが、新世界は第四楽章が気に入って、これも毎日毎日聞いた。未完成は、はなから馴染んで大好きになった。モーツアルトは40番でも、これは運命みたいに恥ずかしいこともなく、聞くことができた。

問題は、その次くらいから始まる。


ブラームスの一番というのは名曲らしい。

小遣いを貰って、まずはレコード屋へ行く。すでに買うべきレコードは決まっていて、そそくさと買い込み、レコードを抱えてすぐに家に帰る。


あー、レコードを抱えて帰り、封を開け、レコード針を下ろす、あの時のワクワクした気持ちは忘れられないな。今はすれっからしだな~。


ブラームスの一番を買って帰った。
ワクワクして針を降ろす。





まったく面白くない。

さっぱりわからん。。





これは悲しいよ


どう聞いても面白くない。
どの楽章を聞いても面白くない。

あー・・・・・



でもこれは名曲なんて言われている、、。









室内楽の「し」の字にもたどり着けん、、、、たどりつけるんか??



-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.





まったく面白くないブラームスだったが、




後には引けない。。


なんせ、お小遣いをはたいて買ったレコードだ。
世間では名曲だと謂われているではないか。



聴く聴く

毎日聴く。



面白くない。

けど、

そんなはずはない。。    はずだ。。。




もう全部覚えてくる。

それぞれの楽器のフレーズ。
主題の受け渡し。
裏の旋律。
前兆と結果。
全体の構造。



まだまだ聴く。

それでも毎日聴く。



聴く聴く。






するとある日、


いきなり解ってくる。





いきなり視界が開ける。

うわぁ~っと、曲がはいって来る。

凄い曲だ。

大好きになった。





ブラームスの1番は、私の名曲になった。





この曲の知識など、まるで無かった。
レコード芸術なんて読むようになったのは、ずいぶん後のこと。
音楽史なんて何も知らず、ブラームスがロマン派の時代の古典派なんてことも知らず、
クララに恋をしたことも知らず、一生独身だったことも知らず、
有ったのは知識ではなく、目の前のレコードだけだった。














って、、、、室内楽はどうするんだ?

by johannes30w | 2007-09-15 02:54 | オーディオと音楽
2007年 09月 08日

室内楽

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室内楽を聴くようになったのは、いつのころからか。




年齢による変化もあるのだろうが、環境が人を変える。


自分の環境が大きく変化した時、それが聴けるようになった。




あらんかぎりの集中力をもってその楽音の一音一音に耳を傾ける時、

聞こえてくるものは、演奏家の情熱と、作曲家の心。


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一音一音が聴けるようになって、一音一音が聴こえてくるようになって、
私は室内楽にのめり込んだ。

演奏家がどれほどの心をもって演奏するのか。

作曲家がどれほどの人生をかけて作品を作り出すのか。


我々はそれを受け止める義務がある。

装置はそれを余すところなく表現する義務がある。




心を持たない演奏は、唾棄すべきだ。
うわべだけの表現しかできない機器は、排除すべきだ。

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上のCDはマイスキーのブラームスチェロソナタ。
何度も紹介しているが、、、。

こんな地味な曲など、聞き流せばそれだけの曲。

しかし、その一つ一つの響きを逃さず大切に、大切に、大切に聴いていけば、そこに込められた思いは無限。
それが聴ける自分と奏でる装置があれば、受け取る世界は無限。





自分はともかく、装置は問題が多い。




装置の持つ最大のプライオリティは、表現。我々にそれを伝えること。

音色、音像、空間などはあくまで手段。

表現こそが装置の持つべき資質であることをはっきりさせておかなければ、我々は即座に迷う。






今までも、しつこく書いてきたことを、再び強く思った。

アルテックを聞き始めて。






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アルテックVOTTは、音を会場全てに行き渡らせることにその存在目的がある。
全ての席へ、音を届けるための装置。

本来、オーディオ目的で作られたものではない。

あまたのメーカー、システムの中からその音を届ける性能でVOTTの称号を勝ち取った。



純粋に、その「音を届ける」性能の素晴らしさに唖然とする。

確実にこちらに届く。




あたりまえだ。数メーターしか離れていないじゃないかと言われるかもしれないが、そうじゃない。

スピーカーに抱きつくように聞いても、こちらに何も届かないスピーカーの如何に多いことか。



物理的に届くのは当然のこととして、その音を、音楽を届ける性能に驚くばかりだ。








話はそれるが、私が子供の頃、一番最初にあこがれたスピーカーが実はA5だった。

当時、家庭用としてNo,19というシステムが売り出され、これならうちの応接間にも置けるんじゃないかと父親を一生懸命口説いてみたが、我が家に来たのはタンノイだった。。






面白いのは、部屋を離れた時。

4Fにシアターシステム(アルテック)を置いてあるのだが、これを鳴らしたまま5Fに行ったり3Fに行ったりすることがある。
その時、別の階で聞こえる音のなんと生々しいこと!

いつぞや、やまかささんが来られた時、玄関の外で聞こえた音を聞いて、「負けたと思いました」と言われたことがある。実際にはその時の音は、3Fでごんたどんが本当にギターを弾いて暴れていた音なんだが、生音というのはやっぱり外で聞いてもシステムから出た音とは何だか違うことが多い。

が、

4Fのアルテックが鳴らすジャズバンド、3Fで聞くと、本当に4Fにバンドが来ているんじゃないかと思わせる。


じつは、この生々しさは、マンハッタンシステムより素晴らしい。





このことは何を意味するのか

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部屋が変われば聞こえてくる音はハイもローも音像も音場も無い。

その状態で生々しさを、あの部屋に本当に演奏者がいるのではないかと感じさせる。



要は、出てきた音の本当のクオリティの高さを物語っている。



スピーカーの前に座れば、如何にハイが伸びているか、ローが伸びているか、音像の締まり具合はどうだ? 音場の広がり具合はどうだ?と、極端に言えばエフェクトに気をとられてしまう。

そのいわばエフェクトをとりさった部分での勝負となれば、アルテックは圧倒的だ。




現実は、このアルテックが出すナローかもしれないけれど、その出てきた音のクオリティに圧倒され、エフェクトさえ諦めてしまえば最高の音楽再現が実現できる。

音楽ファンはアルテックを使い、オーディオファンはJBLを使うと我が尊氏ものたまわっておられたが、さもありなんと実感できる。





では私はこれからどうするのかと言えば、、、、

どうもしないよ  (^_^)v



アルテックはごそごそ遊んでいるうちに、ハイの伸びも気にならないようにセッティング出来てきたし、ローは最初から十分過ぎるほど伸びている(4520より伸びているようにさえ感じる。うまい!!)


シアター用として使い始めたアルテックだったが、ものすんごく気に入ってしまった。


ハイの伸びも気にならなくなったと書いたが・・・・・・

                                            (^_-)

by johannes30w | 2007-09-08 13:39 | オーディオと音楽
2007年 09月 04日

アルテック騒動記 Ⅸ

でかいMR94ホーンについてもコメントしなくちゃと思っていたんだけど、
出てくるセリフはJBLの時に言い尽くした感もある。

結局、余裕なんだろうな~。




エネルギーがたっぷり出てくる。
エネルギーと言うと、「きつい」というイメージを浮かべるかもしれないが、まったく違う。
たっぷりと、神経質さも逆に影を潜めた状態で、滔々とエネルギーが迫ってくる。

クロス付近の違和感も少なくなる。
500にしても、650にしても、800にしても、どこを選んでもOK。
好みだけで決めてしまっても問題ない。

正しい方向への進化って、いつもこんな感じだね。
少々のことで悪くなったりしないようになる。

いままでは、ウーハーの音、ドライバーの音、さあどうブレンドしようかな・・なんて弄ってきたが、ホーンがでかくなったとたん、もう最初から違和感なく繋がっているようにさえ感じられる。



「神経質さも逆に影を潜めた」と書いたが、前の594は改めて思い出すと、いいホーンなんだな~。
あの大きさで(と言ってもJBL2380系よりふたまわりはでかいが)、立派なもんだ。
JBLの2380系の音は、どうしても我慢できない部分があり、早々に手放してしまったが、この594はすぐには手放したくない(と今は思っている)。



MR94を聞いたり眺めたり叩いたりしていると、そのホンモノさがげんがじわじわ解ってくる。


マジな、いいホーンだね。




思い出すのは我らが2360。

正直に言えば、MR94の方がはるかにホンモノだ。


2360は、やはりPAでの使用を重視せざるを得ないJBLの会社としての有り方が感じられる。
JBL2360は、軽く、壊れにくく、という音とは本来関係のない思想が濃厚に存在するのをアルテックMR94に触れていると思い出してしまう。

結局、軽く、壊れにくく、運びやすくという思想がさらにさらに強くなってしまった現在、でかいホーンはほとんど絶滅状態にあり、音と関係ない進化をした上で失ってしまった音の良さを補填するためにイコライジング技術が発展してきているようにさえ思う。


       。-。-。-。-。-。-。-。-。-。-。-。-。-。-。-。




私のアルテックは寝室にある。

したがって、これは非常に限られた友人以外目にすることはない。



私にとってのアルテックはそういうものなんだ。

寝室にあるのがこのシステムでよかったと思っている。



JBLとアルテックが逆では困るんだ。

寝室にJBLがあると、、、、


きっと眠れやしない。。




ただでさえ寝つきの悪い自分であるのだから、妙なこの計らいをありがたく思う。





でも、どうして寝室にアルテックなのか、それがなぜありがたく感じるのかを考えたりする。





寝室のシステムが自分にとって極度にプライベートなものであることは疑うべくもない。

しかし、その音が、自分が一番好むものであるのかと訊かれれば、それは違うと答えざるを得ない。



私の好むのは、やはりJBLなのであって、アルテックではないんだ。



しかし、好みではないアルテックにほっとしている。



どういうことだろうか。。。






昔、ある女性に、あなたの好む女は一緒になれば不幸になりそうな人ばかりなどと言われたことがある。




オーディオを女性に例えるのは好きではないが、JBLとアルテックを聞いていて、そう言われたことを思い出した。












つづく    かな?

by johannes30w | 2007-09-04 23:00 | オーディオと音楽