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2008年 02月 26日

アルテックは

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一度は全てを放出しようと考えたアルテック


全てをJBLに費やすために・・・



しかし、未だ手放せずにここにある。





アルテックに教えられたことは大きい。

しかし、もうこいつらに力を注いでやることは出来なくなるだろう。

シアターも一旦解体した。

プロジェクターは電源を抜き、休眠させる。

5.1チャンネルもお休みだ。



アルテックに力を注げないのは解っている。

しかし、あの安らぎを失うのはあまりに悲しい。



簡易システムとして鳴る状態を維持しようと思う。



もう単純な2チャンネルステレオでいい




マルチなんかやめてしまって、簡易システムとする。




当然ネットワークを使う

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N-500F-A


エレクトリが付けてくれたアッテネーターがありがたい。


うちのA5はMR94マンタレーホーンを使っているから、ハイにはイコライジングが必要なはず。

JBLネットワークやマルチ駆動の時は、必須であったイコライジング。

しかし、このアルテック純正ネットワークN-500F-Aにはイコライジング機能なんて無い。



が、



不思議なことに、

不思議なくらい、


上手く鳴る。




確かにマルチ駆動の時のような、圧倒的なスケール感はまるで無くなるが、
ネットワークならではのまとまり、スピーカーシステムとしての完成度はこちらに軍配が上がるのだろう。


バカなことを求めずに、これで良しとするのがきっと幸せなんだろうな。





ドライバーはお気に入りの291なのだが、ハイへの伸びにもまったく不満が出ない。



不思議だ。







簡易システムなので、プレーヤー、アンプなども単純化し、スイッチの個数を減らしたい。



選んだのは、

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フィリップスのLDプレーヤー。
これでCDを聴く。

このブラック仕様は、実はKJラボにあったもの。
ジャンクとして打ち捨てられていたのをかっぱらってきた。
たしかにCDも、LDも、まったく読み込まなかった。

マランツに無理やり修理を依頼した。
なんと、新品のピックアップが見つかり、アッセンブル交換。
中身は新品だぜ!

ま、今時同じLDPを2台も持ってどうするんだと訊かれても困るのだが、、、、。





プリは

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ヴァイタルオーディオのヴァイタルエイト(ラインアンプ)。

しっとり系なのだが力がある。

アメリカ製には無い品が魅力だね。


で、


アメリカ製のアルテックとの中を取り持つパワーアンプは、

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ボザーク



東海岸だ。



このボザーク、思った以上に艶があるんだなぁ~    (^^♪

ま、これもしっとり系。



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このセットがいい



安心して身を任せられる。




これで、JBLに打ち込める。

疲れたら、アルテックに甘えられる。




しかし、

あのマルチの時のアルテック、、



あんなにごそごそ何をやっていたんだろうか。

マルチでしかなし得ないスケール感はともかく、妙に魅力が出にくかったな。

フィリップスが悪いとはどうしても思えない。今でもあれはお気に入り。



結局こいつがガンだったのか?

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ごんたどんがこいつを使っていた時、私はケチョンケチョンにこいつをけなした記憶がある。

う~ん・・・・


でも、まともに5.1をやろうと思うと、結局これしか無いんだよな~。

困ったもんだね。








ブツは届く

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下は、メンテから帰ってきたRMG309。
スライドベースがあるからGもAも使える。
(気持ち的にはやっぱりRMAが欲しいんだけどね)

上は、レコカットのロングアーム。



そして、



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うひょ~、ベースも黒だ!!


本当にありがとうございます  m(__)m

by johannes30w | 2008-02-26 02:45 | オーディオと音楽
2008年 02月 23日

聴いておかなくちゃ

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4550がやってきた。

マンハッタンシステム本体に組み込む。

300Hz以下のところで大騒ぎがはじまる。



ここらの帯域は、倍音などではなく、基音にかかわる。

つまり、生半可なことでは済まない。


何年かはまともには鳴らない。



鳴らなくなる。




今のうちにいろんなものを聴いておきたい。

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と言いながら、相変わらずこんなものを聴いていた。

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アルテックのミキサーは、本当に意外といい

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音の深さにおいてノイマンの敵ではないが、

想像以上にすっきりと、気持ちがいい


結構、自分の好みかもしれない。

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しかし、ここにはノイマンしか必要ないだろう。

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焦ったように、アナログばかり聴いている。

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ターンテーブルシートも、自分用のトーレンスを手に入れた。

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見た目どおりの音の違い



しかし、そんなことよりどんどん聴こう

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by johannes30w | 2008-02-23 10:30 | オーディオと音楽
2008年 02月 20日

準備準備

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4550をマンハッタンシステムに組み込むにあたって、設置方法が決まれば直置きとするのではあろうが、それが決まるまではあれこれ動かすに違いない。
今までもそうだった。

ホーン部はもちろん、4520も、30wエンクロージャーも、マジで死ぬ思いであれこれ動かした。

アンプ組み替え時も、配線を弄るとなれば、スピーカーの後ろに回りこまねばならず、うちのオーディオには脚立と椅子は必須。

少しでもこれが億劫にならないように(億劫に感じてしまったら、進歩はストップする)、4550と4520は当面動かしやすいように自在滑車の付いたベースを用意することにした。

今日、ホームセンターで、ベースとなる積層板を買ってカットしてきた。



もちろん、それぞれが重量級なので、自在滑車も強度が必要。
対重量強度のある自在滑車では大きくなってしまうので(ベースが高くなってしまっては困る)、小さな自在滑車(38ミリ、耐圧18Kg)を数多く使い、強度を稼ぐ。

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4520用として一本あたり10個、4550用として一本あたり20個を用意した。
(4550用の個数が多いのは、その上に多くのホーン、ドライバーが乗ることを想定している)





やってきた4550は、思ったより程度がよかったのだが、シールが貼ってあり、やはりこれが気に入らない。
やってきたその日に剥がそうと試みたが、無理やり剥がすと下の塗装まで付いてくる。



どうしたものかと悩んでいた。



とにかくシール剥がしを買ってきてみた。

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これがさっぱり役に立たない。

臭い匂いを振りまくのみ。


もっと強力なのもあったのだが、店の人曰く、そんなのを使うと塗装まで剥がれる由。。。


やっぱりだめか・・・




と、

そんなこともあろうかと、

強力ドライヤーも用意した。(なんと1980円)


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見事!


下の塗装をほとんど傷めることなく綺麗に剥がすことに成功。



だが、

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糊は残った。

これは地道に取るしかないかな。




ホームセンターに行ったついでにオイルも買ってきた。

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もちろんガラクタターンテーブルのためだが、とにかくこのオイルを使って掃除する。

使うのは、

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これ、介護用品


でもピッタリ!

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やはり、かなり汚れている。。

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これはしかしグリスじゃないか?


ガラードにもグリスタイプがあると言うし・・・・  (*_*;



オイルは解るけど、グリスは解らん

調べなきゃ・・・・(>_<)



このオンボロは、

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誰か知ってる?


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あの介護用品は、ホーンのスロート部の掃除にも最適。

お試しあれ!




で、


お知らせ


アルテックとフィリップスを放出します。

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MR-902-16HF

これ、35000円でどう?


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フィリップスの6チャンネルパワーアンプ。
一台で3ウエイステレオのマルチができるぜ。。
4万円ならどうだ?

オークションに出しちゃってるから、欲しい人は早めにおしらせくださいね

by johannes30w | 2008-02-20 23:34 | オーディオと音楽
2008年 02月 20日

ごそごそと

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トーレンスがいなくなった。

寂しくなったわけではないが、プレーヤーを用意してみた。

ソニーのターンテーブル。

ベースはソニーオリジナルのデモ用ベース。

アームは古いテクニカのロング。


これが好きだったわけではないが、このデモ用ベースは大昔店頭で見た時に惹かれた。

それを思い出して手に入れてみた。



ソニーのプレーヤーは、昔一生懸命オーディオをやっていた時にX-9という大きなターンテーブルのプレーヤーを使っていた(今も実家で使われているようだが)ので、その音は良く知っている。


つや消し。
マットなベース。
何の面白みもないが、安定している。

トーレンスのような匂い立つような美しさなどかけらもない。
ベースの伸びも、トーレンスに遠く及ばない。

が、
ほとんど昔の思いでだけで、手に入れてみた。

「おまけ」にデンオンの103が付いていた。




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このターンテーブル、シートにも凝っているようで、液体(?)が封入されたターンテーブルシートでダンプされている。


ま、やりたいことは判る。

トーレンスのあの美しさをなどを飾りと判断し、それを打ち消すため。



なるほど見事にダンプされて、飾り気など感じられない。

見事なもんだ。



でも、

それでいいのか?



「飾り気」は「悪」か?




いずれにしても、イヤと言うほど弄繰り回されて出来上がっているのがレコードというもんだ。

再生時に飾ろうがどうしようが、別にいいんじゃない?


結局のところ、聴いていて、音楽が楽しく聴ければそれが正解なのだ。





あまりに見事にダンプされてしまうので、ごんたどんちからトーレンスのターンテーブルシートをかっぱらってきた。

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うん、まあこんなもんでいいかな。。



テクニカの原始的なアームは予想外によさそうだ。

見直した。



テクニカのカートリッジやその他のアクセサリーは、あまり好みではなかったのだが、勉強不足であった。

このロングアームは使える。

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ま、でかいから、それだけで満足感はあるな

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これも、予想外に健闘するアルテックミキサー

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ノイマンの品位の高さには比べるべくもないが、この生き生きとした躍動はあまりに魅力的!

もうしばらく聴いてみよう。。


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オーディオ好きで、こんなのを聴いているやつはいないだろうなぁ~

これ、「1000年女王」。

知ってる?



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カートリッジは103のまま聴いているのだが、デンオンのトランスを使わず、オルトフォンのヘッドアンプを使うと色気がでて嬉しい。

オルトフォンは、すでに売約済みのブツだが、動作確認ということで、許してくださいね~




本当のガラクタ

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カナダのメーカーのターンテーブルらしいのだが・・・・

機会があれば、鳴らしてみよう。




と、

何故だかごそごそやってる。。。



仕事が忙しいのを自分への言い訳にするのも限界がある。



X-dayを決めてしまおう。



3月15日に、4550をマンハッタンシステムに組み込む。





あ~、、、シールはがさないと・・・・  (*_*;

by johannes30w | 2008-02-20 03:05 | オーディオと音楽
2008年 02月 17日

片付けと整理

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by johannes30w | 2008-02-17 02:52 | オーディオと音楽
2008年 02月 15日

夢と憧れと現実と 4550

もうやってきている

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真っ黒でまったく解らないだろうが、我が4550なのだ。


到着後、もちろん入り口からは入らず、実家のエントランスにさらし者となっていた。

クレーンで吊り上げようと業者に依頼したが、大型のものが必要ということで、
それなら道路使用許可を申請せねばならない。

その許可が下りるのに2~3週間かかる。


そんなにほおって置けない。



思い余って一階の壁を叩き壊した。


後は業務用エレベーターが待っている。





まだ5Fには入れていない。

5Fはまだ迎える準備が出来ていない。




これから本気の戦いが始まる。

オーディオの夢をかけて!!






で、、、


しばらくすれば、このブログは4550一色になるだろうから、それまでは・・・



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上はヴァイタルオーディオのラインミキサー
下はアルテックランシングのマイクラインミキサー

ノイマンの代わりになるものだが、ちょっぴり遊んでみる。



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アルテックはかなり使える。。


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某所でもミキサーがはやってるが、

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これ、




結構いいかも    (^^♪

by johannes30w | 2008-02-15 01:00 | オーディオと音楽
2008年 02月 07日

夢と憧れと現実と 4520

オーディオを再開して4355を使い始めた私だったが、それを捨てて4520を中心とするシステムに入れ替えてしまった。


何故そんなことになったのかは、大昔にDWS’のBBSに書いた。
ブログを始めるはるか前のことだ。


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この4520、何の縁なのか、我が家にやってきた。
正直に言えば、4520にはほとんど何の感情も持っていなかった。

どちらかと言うと、あまり良いイメージは持っていなかった。

ジャズ喫茶の究極のスピーカーだと思っていた。


バックロードホーンエンクロージャーだというだけで、荒っぽい、ドカンドカンと鳴る、クラシックにはおおよそ似つかわしくないようなイメージしか持っていなかった。

これははっきりイメージだけなのであって、実際には聴いたことはなかった。
この4520を勧めるような人も、記事も、何も無かった。


そんな悪いイメージしか持っていなかった4520なのだが、
何故だかうちにやって来た。





もう縁としか言いようがない。




欲しいエンクロージャーは、当然4550で、あちこちに声もかけていた。
しかし、その影にすら、まったく出会うことはなく、
「昔、有ったんだよね~」という噂にもならない話を聞かされるのみだった。


懇意にしてもらってたオーディオ店の人が東京出張があると聞くと、頼み込んで秋葉原中探してもらったりした。

DWS‘に入って知ったネットの世界でも、自分が知りうる限り探してみた。



無い。




あるホールで使われているという話を聞くと、電話して譲ってくれないか頼んでみたが、話は要領を得ないまま終わった。











夢は夢のまま終わるのか?













そんなある日、あるオーディオ店から電話が入った。

「凄いのが入りました! ツイーターが4っつも付いてます!」

まあひどい売り文句も有ったものだが、とりあえず見に行った。


そこで出会ったのが4520システムだった。



  -。-。-。-。-。-。-。-。-。-。-。-。-。-。-。-。-。-。-。-。




結局、我々が使うことの出来るJBLエンクロージャーは、4520、4530、4550、4560の4種類しかない。

4520は、C55の時代のもの、さらにサンスイ箱、4550は密閉、バスレフ、サンスイ箱と、少しバリエーションがあるものの、やはり基本は4種類。

ダブルウーハーが必須と考えるならば、4520か4550しかない。







店に行くと、4520システムがセッティングされていた。
その店は一階にあるのだが、店の外に道に向かって置かれていた。
店に入らなかったらしい。


これでは聴くことも出来ないじゃんと文句を言ってみる。
(実際には聴いたところで鳴ること以外に何が解る訳でもないのだが・・・)


店の人は、
「あそこで聴いてください」と、指を指す。


指した指を追っていくと、道の向かい側に小さな椅子が置いてあった。





あれに座れと言うのか?






しかたなく道を渡り、ちっぽけな椅子に座る。




「いきますよぉ~!」

と、道の向こうで店員さんが叫ぶ








真っ暗な日本橋の電気街中に、JBLの叫びが響き渡った









暗闇の中でちっぽけな椅子に座りながら、私は、自分は何をしているのだろうと途方に暮れていた。





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問題はその時どんな音がしたかなのではない。

この縁をどうするかなのだ。






音は問題なく出てる。


それで十分なのだ。





4520エンクロージャーも、2220ユニットも、2350ホーン、2440ドライバー、2402Hツイーターも、
全て、この音の世界で君臨してきたものばかり。

それらのものを使って、いい音が出ないなんて言うのは自分の腕が無いだけの話だ。
言い訳は通用しない。






問題は、


この縁をどうするかなのだ。







暗闇で、呆然としながら自分の求めるものをもう一度考える。

憧れはともかく、私は超強力なオートグラフが欲しいんだ。



それを可能にするために、JBLを選んだはずだ。




この4520がバックロードホーンであることを改めて思い出す。

そう、オートグラフもバックロードホーンを持ってるじゃないか!





憧れは4550、夢は4550を使ったJBL製超強力オートグラフ。

目標がオートグラフであるならば、4520も一つの方向であるに違いない。

どっちみち、JBL最強エンクロージャーは、4550、4520のこの二つがずば抜けている。





半ば無理やりなのかもしれないが、自分はそれを納得できた。



この出会いを大切にすることに決めた。







自分にとっては大きな決断だった。

こいつを入れるということは、4355を放出するということだ。




後戻りは出来ない。

無限地獄に陥る覚悟だった。




4520との格闘が始まった。


ほとんどの酷い格闘は、ブログ以前の話。


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そして現在。

かなりのところまで追い込めたつもりだ。

自分の満足度はかなり高い。

あとは細かい部分を煮詰めて・・・・・・










先の日曜日、近所のなじみの宅急便集配センターから電話が入った。

「とんでもないものが来てるんですが、どうすればいいですか?」

ちょっと預かっていてくれないかなぁ~。。  まだ準備が出来ていないんだ。

「困りますよ~、なんとかしてくださいよ~」




とうとう憧れのモノがやってくる!

何十年も憧れ続け、

しかし、もはや縁もないと半ばあきらめた、あいつががやってくる。



夢が現実になろうとしている。

by johannes30w | 2008-02-07 00:15 | オーディオと音楽
2008年 02月 02日

夢と憧れと現実と

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オーディオファンなら誰でも憧れの機器はあるものだ。







子供の頃、叔父さんの家へ行き、オートグラフを聞かせてもらった。

びっくりした。

見事なオーケストラだった。

自分の家にあったタンノイでは表現しきれない、それは音場と音楽の表現力だった。



しかし私はオートグラフをどうしても欲しいとは思わなかった。
オートグラフははっきりとホールを意識させ、しかも理想的なホール中央のSS席での音であった。

小さい時から前の方の席で聴くのが好きだった私には、オートグラフの素晴らしい音楽再現に呆然としながらも、その一点だけが不満だった。
オートグラフは私には、あまりに上品なのだった。




ダイレクトラジエター方式のドーム型ユニットを使ったシステムは、私には歯がゆい音で、自分はどうしてもホーンタイプのスピーカー好きではあった。

タンノイは、そういう意味でも大好きなスピーカーであったが、あのオートグラフにしかなし得ない音場再現、音楽表現は、どうしても欲しかった。



子供ながらにいろいろ調べた。
違いはエンクロージャーだ。

コーナー型であることはさておいても、
オートグラフには他のエンクロージャーにはないものがあった。


フロントロードホーン



オートグラフってウーハーまでホーンになってるオールホーンシステムなんだ!




自分の理想のレコード再生、それはホールのあの席。
その手段たるオーディオの方法は、ホーンであることが、この時はっきり解った。






もちろん子供が自分用のオーディオなど持てるはずも無い。
ありったけの小遣いをはたいてレコードを買えば、後は何も残らない。
オーディオは、雑誌を買うのが精一杯。

そんな雑誌で探すのは、ホーン、フロントロードホーンのスピーカー、エンクロージャー。



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雑誌の広告記事でアルテックのA5を見つけた。

おお! これはフロントロードホーンエンクロージャーだ。
すごいホーンも乗っかってる。。

私には強力型タンノイに見えた。



当時はオーディオブームがまだまだ続いており、大阪の日本橋の電気街も多くのオーディオショップが覇を競っていた。

だが、子供が、そういうオーディオショップで買いも出来ないスピーカーを聞かせてもらうなんていうことは、とても出来なかった。
高級オーディオショップには試聴室なんていうもったいぶった部屋があり、私のような子供はその部屋のガラス越しに中を伺うことしか出来なかった。
(今でも似たようなものだけど・・・)

A5を探して日本橋中うろうろしたが、そんな試聴室の中にもA5を見つけることは出来なかった。
たまにJBLの43系モニターが在ったりして、偶然開いていた扉の外から音を聴いたりしたが、まあ酷いもんだったな。
私の聴き方が悪いせいだろうが、比較することはできてもその他のことはどうしようもない。

ま、並べて繋いで鳴らしてるだけだからしかたないんだけどね。



日本橋にも新陳代謝はある。
新しいオーディオビルができ、覗きに行くと、エレベーターを降りたその目の前にA5があった。



どきどきした。



しかし、いかにもラフだった。

想像以上にラフだった。




一生懸命見た。

少しだけ触ってみた。



どんな音がするんだろう


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散々A5の周りをうろうろした挙句、必死の思いで店員さんに聞かせてくれないかと頼んだ。




店員さんは、こいつ、何を言い出すのかという表情で、はっきりと投げやりな態度で、
それでもA5を鳴らしてくれた。


とうとうA5が鳴った!





とてつもなくひどい音だった。。。




カーカーと耳障りに煩く、鼻をつまんだような高音。
鳴っているのかどうかも解らない、しかもなんだかくすんだ低音。



がっかりな音だった。

A5を聞いたという興奮だけが残った。






今思い出しても、どうしてショップの音ってあんなに酷かったんだろう・・。

最近のスピーカーは、どう鳴らしてもそこそこに鳴るようなブックシェルフの親玉みたいなものばっかりだとしても、当時のスピーカーは手ごわいものばかりだったとしても、
それにしてもあの時代、酷い音ばかり聴いていた気がする。



あの時代の自分に、今の私のA5を聞かせてみたい。


どう感じるんだろうか。。。






A5をとうとう実際に聴いて、その音にがっかりしたにもかかわらず、何故だかフロントロードホーンへの憧れは強くなるばかり。


で、とうとう210、211の存在を知ってしまう。



これこそ自分が進むべき道だと喜んだ

そんなエンクロージャーが存在したことが、何より嬉しかった。



211なら、なんとか家でも使えるんじゃないかと思った。

しかし、



アルテックになるならハイは当然マルチセルラ。で、288。

A5の悪夢がよみがえる。。。




ハイを伸ばせばあんなふうにはならない筈だと考えるものの、アルテックは2ウエイが基本。

どうしたもんだろうかと、実現もしないプランに悶々とする日々、、、。





JBLなら3ウエイも4ウエイも可能なんだけど・・・・

と考えていた。




JBLにも有るではないか!






4550







2360が欲しくって仕方なくなるのはずっと後のお話。




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by johannes30w | 2008-02-02 01:53 | オーディオと音楽