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2009年 01月 31日

外は雨

帰るのがすっかり遅くなった

雨の夜を帰ってきたら、気が付けば背中がびしょびしょだった。



やらねばならないことは、まだまだいっぱいあるんだけれど、

今夜はそんなことは忘れて、聴こう



バルビローリ指揮で、マーラーの5番

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 夜、

 独りトランペットが鳴る

 
 答える者はいない




 音は深い夜にどこまでも吸い込まれていく







 突然、

 夜が巨大な響きでそれに答える
 




    ・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・





マーラーのこの五番は、ヴィスコンティの映画「ヴェニスに死す」で使われたことでその第四楽章アダージェットばかりが有名になっているね。



映画「ヴェニスに死す」の原作は、トーマス・マンの小説「ヴェニスに死す」であることは誰でも知っている。

マンの「ヴェニスに死す」での主人公は、老作家のグスタフ・アシェンバッハ。



マンは若い頃、マーラーの第八交響曲の作曲家自身による初演を聴き、圧倒的な感銘を受けたと手紙に記している。
芸術家としての、ほとんど理想像をマーラーに見ていたようにさえ読み取れる。



マンが「ヴェニスに死す」を書いた時、その主人公たる老作家は明らかにマーラーをモチーフにしている。

マーラーの名前は「グスタフ」だ。









ヴィスコンティがマンの「ヴェニスに死す」を映画化した時、少しばかりの設定の変更を行った。

小説「ヴェニスに死す」では老作家だった主人公は、映画「ヴェニスに死す」では老作曲家になっている。



シェーンベルクと思われる人物との会話には、「美」についての思索が盛り込まれる。







それは、

美?

狂気?








主人公はヴェニスに向かう。

マーラーのアダージェットに乗って



    ・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・





第一楽章の最後、再びトランペットが響く



返事は











悪夢にうなされるような第二楽章が始まる







私の異形たちもいよいよ目を覚まし始める



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しかし、目覚めるのにそんなにかかってどうするんだといつも思ってしまう


20分くらいで形になり始め、60分でまずまず。

本領発揮は3時間くらいかかるだろうか。。。




これでも目覚めがいい機器を選び、そういう使い方をしているつもりなんだ




雨の日は特にひどいな。

でっかい箱が湿気を帯びるんだからしかたないけど・・・・




そういえば、うちの2220は、やってきた時はからきし鳴らなかったな。

もちろん新品で使い始めたわけではないが、それでも最初は全然鳴らなかった。



3~4ヶ月して、  お?  という鳴り方をし始めたっけ



前の居場所では、めったに鳴らされていなかったのかもしれないな


結局、こういう機器は、丁寧に、でもしっかりと、常にならさなくっちゃいけないんだろうな。

眠ってしまえば、起きるのにやたらと時間がかかる。




   ・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・


目が覚めたくない時だってある








いつかは目が覚めてしまう



夢の中で、たゆたうようにまどろみ続けるのが芸術であり美なのであれば、

夢から覚めた現実は、あまりに軽薄で無意味な喜びに満ち、それへの疑問や不安も押し流してしまう。


そこにはポリフォニーがある。





   ・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・




マーラーの5番はこの作曲家にしては珍しく強い歓喜に満ちた終楽章を持つという見方が大勢を占めるが、

この楽章が根源的にポリフォニーであることを忘れてはならない。

そういう意味でこの5番は、6番よりも7番に近いと言える。




バルビローリのこの演奏は、一般的には名盤として知られている。

でも、名盤と言っていいのかな。


若い頃は、この最終楽章の異様な遅さが理解できなかった。

他の演奏のように、歓喜に向かって走り、叫び、はしゃぐ演奏の方が理解しやすく面白かった。

一般的に勧める演奏は、そういう演奏の方がいいんじゃないかな。


バルビローリのこの最終楽章は、叫ばない。

ポリフォニーの一つ一つの響きに耳を傾けながら、

振り返る。


遅々として進まない歓喜の行進





何が真実?






  ・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・



ブルックナーの響きに浸りたい時がある。


どうしてそう思うのかは解らないが。




八番や九番をビリビリ聴くのではなく、その響きだけに包まれたいと思う時がある。





八番や九番以外なら何番でもかまわないのだが、そう思ってレコード棚を探してみても、

そういう気持ちを納得させてくれる演奏は意外に少ないことに気付く。


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ブルックナーの7番は、私にとっては理解しにくい交響曲だった。


一般的にはブルックナーの交響曲の中では4番と並んで最もポピュラーとも言える曲。

初演時も大成功を収め、それまで成功という言葉に縁の無かったブルックナーは、

この曲で初めて交響曲作曲家として世に認められた。



その成功も判るし、私だって好きで何度も聴いていた。

しかし、どうにも腑に落ちない何かが残ってしまっていた。





それが嘘のように氷解した演奏に出会った。




ヨッフムが、コンセルトヘボウと来日し、このブルックナーの7番を演奏した。



現実のコンサートというものは非常に難しいもので、

一流のオーケストラのコンサートであっても、本当に素晴らしい演奏と出会えるのは稀だ。


好きだから、性懲りも無くコンサートに出かけているが、

素晴らしい演奏だったと言えるコンサートは数えるほどしか無い。





ヨッフムとコンセルトヘボウのコンサートは、

私の全ての音楽体験の中でも最も素晴らしいものの一つだった。

コンサート前半でのワーグナーがその白眉だったが、

驚いたのは後半のブルックナーの7番だった。



それまで私が7番に持っていた未消化なものが、ことごとく解決された。



曲は、本当の輝きを持って私の前に現れた。





自分はヨッフムに対して偏見を持っていたんだと反省し、

当時次々と発表されていたヨッフムのブルックナーを買った。



何度も聴いた。



だが、

あのコンサートのあの演奏とは似ても似つかぬものだった。

昔からのヨッフムの、固い、剛直なブルックナーだった。



再び私はブルックナーの7番から離れてしまった。





私にとって、ブルックナーの7番は、あの時のあの演奏しかない。

あの来日公演の東京でのライブもCDで発表されたが、

やはり違っていた。







カミオカという人を、私はまったく知らなかった。

このCDが製作される時に、一騒動あったことだけは知っていた。




何が嬉しかったって、ここにはブルックナーの響きがあったんだ。

あくまでも私が考えるブルックナーなのではあるが、

現代オーケストラが失ってしまおうとしている響きがここにはある。








なぜこのCDを買ったのか、もう忘れてしまったが、

初めて聴いた時、それは望外の素晴らしさを持ったものだった。

この演奏なら、このCDなら、ブルックナーの響きに浸ることが出来る。



私にとっては先ずはそれが大切なんだ。






この曲の最大のクライマックスは第二楽章にある。

二つに引き裂かれた第四楽章。



それらもこの響き無しには解決し得ない。



いや、

やはりこの響きに浸っているだけでもいい。



それこそが、ブルックナー体験だと思えてならないから






この響きの中に浮かんでいたい






   ・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・






ヴェニスは海に浮かぶ街


胎内回帰のように、羊水に浮かぶことを無意識のうちに望んでしまう人間が、

それゆえこの街を訪れる。


自分の居場所を失った人たちが、最後に訪れる街




トーマス・マンは、安住の地を持たなかったマーラーを、

この街に連れて行ってやりたかったのかもしれない。




芸術家としてそのままの姿で受け入れてくれる羊水の中へ







マーラー 交響曲第五番 バルビローリ指揮
マーラー 交響曲第六番 バルビローリ指揮
映画「ベニスに死す」 ヴィスコンティ監督
小説「ヴェニスに死す」 トーマス・マン著
ブルックナー 交響曲第七番 上岡敏之指揮

by johannes30w | 2009-01-31 02:26 | オーディオと音楽
2009年 01月 30日

さすがに

疲れてきた


今夜もあれこれ汗までかいて・・・



少し休もう


カツァリスでブラームスのピアノソナタ3番

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by johannes30w | 2009-01-30 00:57 | オーディオと音楽
2009年 01月 29日

真夜中に

なんだかむきになって作業をしてる。



ふと気が付くと、アンペックスがこっちを見てた

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我に返って


階段を下りる





アルベニスを聴こう

ラローチャのピアノで

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もっと早く買えばよかったな



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by johannes30w | 2009-01-29 03:01 | オーディオと音楽
2009年 01月 28日

召集

岐阜に出張していたアンプに招集をかけた。

JBL6233とBGW7000B



もちろん4520システムを本気で鳴らすため。




何故ダークサイドに余っているK1、K2を使わないのかと言うと、、、



何故だろう。。。




K1、K2は、あんまり好きじゃないのかもしれない。






ま、とにかく、

私の好きなアンプが集まった

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こいつらで、仕上げて行こう。。








4520システムが音を出し始めて、

私はやっと落ち着いてきた。




久しぶりにダークサイドへ上がる気になってきた。

でも、その前にやっておかなければいけないことがある。


ベルトドライブレコカットのレコードプレーヤーにカートリッジを付ける。




mamboさんから譲り受けた時は、古い古いシュアーのカートリッジが付いていた。

聞くところによると、これはかなりいいものらしい。

しかし私には猫に小判で、まったく使う気になれない。



シュアーは昔にも何度も使ってきたが、

どうも私には合わない。


ごんたどんちでシュアーの楽しさは、最近も再認識させてもらった。

kenplinさんの鳴らすタイプⅢの見事な音も聞かせてもらったばかりだ。


でもね、

どうも私には合わないんだな






で、

ESLアームのシェルに、SPUを付けることにした。

ESLアームはオルトフォンが作っているから、そのシェルも端子の配列を除けばそのまんまGシェルだね。

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でも、作りは全然違う。

材質も違うようだし、シェルの肉厚も違う

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このESLと同じ時代のオルトフォンGシェルは、これと同じ作りなのかもしれないが・・・・。




カートリッジの取り付けネジから針先までの距離は、

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微妙に違う?

オーバーハングが違ってくる。



ま、

でもこの程度の違いなら、SPUなら許してくれるだろう。






ダークサイドに運び込みバランスを取って、いいかげんな、だからデリケートな針圧設定をして、


かけてみた


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いいね



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今までここで聞いたどのプレーヤーよりもいい。


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静かで、

そして力も十分だ。






ホントにいいプレーヤーだな、これ





思わずシューベルトをかける


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アルペジョーネ





この艶やかなチェロは素晴らしい。。







mamboさん、これマジいいよ!


なんでくれたのかな?





正直に言えば、

レストアして一度聞いたらお蔵入りになるんじゃないかと思っていた。

でもこれならそのまま居座ってくれてもいいな




でも、





蓋が邪魔だ

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by johannes30w | 2009-01-28 00:19 | オーディオと音楽
2009年 01月 27日

こんな感じ

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スピーカーの間に割り込むようにして聴く   (^^♪

by johannes30w | 2009-01-27 01:28 | オーディオと音楽
2009年 01月 25日

悪癖

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ベッドに潜り込む時は4520を鳴らすという悪癖は未だ続いていて、

それが出来なかった二三日は、眠りにくかった。

朝(?)起きると、そこに居るので安心したりして。。



この位置に持ってきて先ずは鳴らしていたが、

ハムではない残留ノイズが大きいことが気にはなっていた。

年代もメーカーも違う、さらにプロ機と民生機の混成部隊だから、

いろいろ考えてやらないとノイズまみれになるのは当然だが、

まあそれでも鳴ってくれることが嬉しくて、そのまま聞いてた。



朝(?)起きると、そこに居てくれるのはいいのだが、

「ザー」とか「ヴー」とか言ってる。



そんな中でよくもまあ寝れるもんだと自分でも思うが、

いやいや、なんともすやすや眠れてるようだ。




昨夜は、ぼつぼつノイズを取っていこうかと、配線を変えたりアースをチェックしたりした。

プリとなるボザークは、このまま居ついてしまいそうなので(ノイズの元凶はこいつだが)、

とりあえずチャンデバを変えてみた。

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うちにはアムクロンチャンデバが2台ある。

アムクロンの表示があるように、両方ともヒビノが正規で日本に入れたもの。

シリアルは、一台が5000番台で、もう一つが7000番台。

そんなに離れていないのだが、結構違う。


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後ろのボディの色も違うし、中も違っていたと記憶しているが、パッと見て一番違うのは、外付けになっているトランスの取り付け方だね。

新しい方は、無理やり浮かしてある。




この2台、音も違うが、ノイズの出方も違う。

予想される通り、浮かしたトランスを持つ方が、明らかにノイズレベルが低い。

この改良(?)って、ヒビノがやってたのかな?




新しい方は、ノイズレベルが低く、でも古いのに比べると音は若干すっきりした感がある。

ま、とりあえずこっちを使うことにした。

落ち着いたらもう一度比べてみたいが。。




クロスも弄ってみる。

それまでは、650Hzあたりのクロスで鳴らしていた。

2ウエイなら、私はここら辺が好きなのかもしれない。

アルテックの時も、結局650周辺で落ち着いていたっけ。



3ウエイなら、話は変わってくるんだけどね。




でも、私のこのシステムの主役は4520なのであって、

その他の全てのものは、サポートにすぎない。

音だって、少々なら悪くても、4520を鳴らす方向に照準を合わせたい。

本当は、音自体もその方向での勝算は大きいんだけどね。




よって、クロスさせないことにした。

4520はスルー(全帯域を鳴らす・フルレンジ駆動)。

2360ホーン+2441は、ツイーターとしてちょっぴり足してやるだけ。


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見にくいけど判るかな?

ローパスのスイッチを「FLAT」に合わせてある。

これで全帯域が出力される。

ハイパスのクロスは、高い方からじりじり下げていく。

3,5KHz~4KHzあたりで落ち着いた。




こんな位置でのクロスは、JBLはやっていない。

500,800,1200,2400,7000,8000あたりがJBLが良く使うクロスポイントだね。

でも、スピーカーユニットのこんな変な、そして贅沢な使い方は、JBL自身はやっていないので、

メーカーのクロスポイントは、まったく参考にならない。





鳴り始め、

そのモゴモゴくぐもった音に、やっぱりそうなるよね~と、少しがっかりした。

でもまあこれで行こうとハイパスのクロスを弄り、パワーアンプのレベルを弄り、

これくらいかな~と落ち着かせた。



少しボリュームを大きめにして、





寒くなって、トイレに行った。




ふと気が付くと、扉の向こうから妙に生々しい感覚が届いてくる。。




急いで戻ってみると、

たしかに妙な音なのかもしれないが、ライブのあの生々しいエネルギーがバンバン出始めていた。





2220が目を覚まし始めたんだね。

そういえば、この2220は、長い間300Hz以下でしか使っていなかったし、

最近にしても、650Hz以上の帯域は鳴らしたことは無かった。。






ご満悦。。。







中島みゆきもちょっぴり鳴らしてみた。

4520って、本当はものすごく優しいのに改めて気が付いて、ちょっとドキドキした。











チャンデバはもう一台余ってるので、それも確認した。



エレクトロボイスのEX24

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このチャンデバも好きなチャンデバで、一度はKJラボに出稼ぎに行っていたが、

戻ってきた後は、使わないのに何故だか放出できなかったものだ。

その高域のピュアな響きが独特のもので、やっぱり好きなんだな。


アムクロンチャンデバもその伸びやかな高域が魅力なんだが、

アムチャンは艶かしいのに比べて、このEX24はストイック。

エレボイのチャンデバといえば、XEQ-3がどうしても思い出されるが、

世代が違う。

よく知られているのはEX-23だが、あれはどうもダルな印象で、すぐに放出しちゃった。

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このEX-24は、CDホーン用のイコライジングモードを持っている。

2ウエイでCDホーンを使うときには必須とも考えられるが、

実はそうでもないんだな。。

イコライジングの無い方が、素直に感じられることも多い。

ただ今回は、本当に2ウエイ完結、10K以上の帯域にはハイの伸びている2441を使うにしても不安は残る。

このイコライジングが役に立つ場合も考えられる。

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クロスは、アムチャンのようにFLAT(スルー)ポジションなど無い。

630Hzクロスで試してみた。





流石にノイズレベルはさらに低い。

そんなことよりも、音は、

品がいい。


このEX-24は、エレボイのチャンデバによく感じる「ホット」な感触が少なく、

そのハイのピュアな響きもあいまって、全体としてもクール。



このクールで美しい響きは貴重なもの。

だから私はこのチャンデバを手放せなかったんだ。



このチャンデバにして、きちんとしたクロスを取って鳴らす。

頭で考えるきちんとした再生がこれで出来る。



オーディオ的には、プロが仕事で使う上では、

正しい再生が出来ているんだろう。


何を聞いても文句は出ない。


しかし、



アムクロンチャンデバでの4520フルレンジを聞いた耳には、

物足りない。


4520は、こんなによそよそしくなかったはずだとどうしても思ってしまう。

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夜が明けて、チャンデバをさっさとアムクロンに戻してホッとしてた。



思いついて、ざっと特性を測ってみることにした。




これは、4520フルレンジ駆動

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4520の天板の高さ、約1mの距離でのデータ

100Hz以下が下がってるのは、4520の場合150Hz以下はホーンから補強される性格上、

測定位置によってはこんなものになるが、


それにしても予想以上に素直な特性を持ってるね。






こっちは3,5kHzでハイパスした2360ホーン+2441ドライバー

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これにはびっくりした。

こんなに上まで伸びてるとは思っていなかった。



もちろん通常(?)のように、500Hzや800Hzでクロスさせた場合には、ここまでハイが伸びないのは誰もが知っているとおり。


目論見どおり、いやそれ以上の成績をとったような気分で嬉しくなる。





両方足すと

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立派なもんだね。




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ご機嫌だ。

by johannes30w | 2009-01-25 15:12 | オーディオと音楽
2009年 01月 24日

ベルトドライブレコカット完成

キャビネットに防振ゴムの足を付けて、

アームの最後の配線、ハンダ付けをして、

ターンテーブルをキャビネットにネジ止め。

ターンテーブル周辺は、簡単にコンパウンドで磨いて、


やっと完了


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ターンテーブル周辺や、キャビネットの外回りはもっと綺麗に仕上げられるだろうが、

もういいや。



導通確認、動作確認。



あー、



トランスクリプターとレコカット、両方仕上げると、さすがにくたびれた。





ふとエレベーターに乗ると、足の裏に嫌な感触



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ネジが一個落ちてた       (>_<)








この精度から見てトランスクリプターのネジのような気がするが、








まあいいか。

by johannes30w | 2009-01-24 02:15 | オーディオと音楽
2009年 01月 23日

鳴らそう!

早く鳴らしたい。。

ここ2,3日、鳴らさずに寝てる。。



早く鳴らそう



CDプレーヤーも、レコードプレーヤーも決まってる。

プリは、アンペックスかボザーク


超至近距離で聴くつもりだから、モノラルにしてやった方がいいのかな?

と考え、

ステレオ→モノラルのコンバーターを探していたが(以前に見つけたことがあった)、

良く考えればアンペックスもボザークもミキサーなので、

ステレオでもモノラルでも自由自在だ。



アンペックスは、今はランプの修復待ちだから、とりあえずはボザークで始めよう。


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と、

アンペックスもボザークも、フォノイコを持っていない。

Ureiのフォノイコはここでは使う気になれないから、

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トーレンス(と書いてある)のおもちゃみたいなフォノイコを使おう。

でも、

結構いいんだよ   (^_-)








超ニアフィールドリスニングだから、クロス設定は予想がつかない。

自分としては、4520中心に鳴らしたい。

つまり、4520フルレンジで、あとはツイーターを足すだけという設定が出来ればいいなと考えてる。

必然的に、チャンデバを使ったマルチとなる

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こいつらをどう使うかはいろいろやってみるしかないが、アムクロンチャンデバは、スルーのポジションがあるので心強いな。





マジに取り組むつもり。


ケーブルも、テキトーなカナレではなく、引っ張り出してきた

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12Gと16Gだが、どちらがどちらとも考えていない。

先ずはスタートを切りたい。



パワーアンプは、これもとりあえずはフリップスから。

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何度も言っているが、このフィリップスのパワーアンプはAV用として作られていて、

6チャンネルパワーアンプになっている。

やろうと思えばこれ一台で3ウエイステレオまで作れる。


超ニアフィールドリスニングで、しかも4520中心で構築するので2ウエイで完結させたい。

今、乗っかってるのは2441の付いた2360ホーン。

2441だから、うまく使えばこれで2ウエイでいけるかもしれない。

アダプターを使って2420にしてもいいかも。

その場合、2344ホーンが出てくるかもしれないね。



フィリップスパワーアンプはお気に入りだが、

他ももちろん全て試す予定。


岐阜に出張してるJBLとBGWも呼び戻さなくっちゃ




結線






鳴ったよ






いいな


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これで眠れるかな

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by johannes30w | 2009-01-23 01:20 | オーディオと音楽
2009年 01月 22日

レストアレストアレストア

5Fの断熱床は、木の(?)匂いを飛ばそうと、合板を1Fに置いていると、

匂いが飛ぶ前に、

風邪をひいてしまった。。。



しかし、

宿題は頑張ろう。




hide。さんが遊びにきたので

飛んで火に入る・・・・・ではなくって、ありがたく手伝ってもらった。




レコカットのロングアームは、先ずはメインパイプの曲がりを修正

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チカラワザ



まあ大した精度でもないだろうし、それも必要としないだろうから、これでいいんだよ。

私自身細かいことを気にしない音を期待してる。


ごんたどんが、御自分のレコカットアームを部品取りとして提供してくれたので、

簡単に完成。

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導通もきちんと確認できた。

ケーブルは途中で接いでいるので、実際に使う時にはコネクターを新しくしてやろう。





ESLアーム

リードチップは、テクニカのを使おうと買ってきたが、

昔、溜め込んでいたシェル周辺部品を漁ってたらちょうどよさそうなちんけなチップが出てきたので迷わずそれを使う。

ハンダ付けは、こんな細かいのは私には出来ないのでお願いする。

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なるほどと唸らせるペンチの使い方。

リード線は、付いてきたものを使った。



このアームの一番の問題は、おしりの下がり

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どうしようかとずいぶん迷ったが、

ぶっちぎった。

すると、

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ジョイントのゴムの中には心棒が入っていた。


おしりの下がるオルトフォンアームはこういう構造になっているんだね。



おしりの下がったオルトフォンアームをメンテに出すと、このジョイント部分がメタルやプラスチックに置き換えられてしまう。

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ゴムと接着剤(?)


こんな感じ

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まったくのオリジナルに戻すのはメーカーも取り扱ってくれないので、自分でやるしかないが、

私はシリコンを使ってみた。



復活

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オリジナルではなくなったと眉を顰める人もいるかもしれないね。

でも、

ラボに出して、メタルやプラスチックに置き換えられてしまうより百倍もいいと思うんだな。

あのゴムは、かなりのダンプ効果も狙っているだろうしね。



何十年も前の機器を、オリジナルでなくなるという理由で不完全なまま使う人もいるが、

私もその気持ちは痛いほど解るが、完全なオリジナルが欲しいと無いものねだりをしてもしかたがない。

まずはきちんと動作させてやって、それから実際に聴いてみて判断すべきだね。

他の機器よりよければ使うし、悪ければ捨てる。

それだけだ。

私の場合はコレクションじゃない。




ESLアームはmamboさんからいただいたベルトドライブレコカットプレーヤーシステムに装着されていたものだ。

このシステムも、キャビネットを一から考えようと思っていた。

バネで、今度は吊ってみようかなとか・・・・




そこまでの元気が出なかったので、

やってきたそのキャビネットをきちんとしてやろうと思った。


手で持つと、なんだかがたぴし言ってるので、

先ずは木工用ボンドで固める


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これだけで、がっちりした。

あんまり補強はしたくないので、これで十分。


表は

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なんだか面白くないので、

蓋を外して

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革を貼ってみよう

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こんなかんじ

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とりあえず、置いてみる

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さあ、かなり出来上がってきたね。



もう一息だな

by johannes30w | 2009-01-22 01:44 | オーディオと音楽
2009年 01月 17日

ばいばいどくおぶざべい

いつも覗いてる店で、セールがありますよと聞いた。

在庫レコードの未チェック盤のセール。



いっちょ私も中古レコードを買ってみようと思った。



珍しく時間もたっぷりあるから、最近お知り合いになれたkenplinさんをお誘いした。





どうせセールは早い者勝ちだし、昼からは混むだろうから、午前中に行きましょうと約束した。

それでも朝が苦手な私は、11時の待ち合わせとしてもらった。




九時半に起きれば大丈夫だろうと、

起きた。



よかった起きた。






安心してまた寝てた。。。







あ!  っと気が付き携帯を見ると、10時50分!






うわぁ!!






先ずは歯ブラシを銜え、着替えを出す。


セーターを着ようとすると、上手く着れない




おー??





そりゃ歯ブラシ銜えたままだと上手く着れるわけが無い




家を飛び出して日本橋に向かう








店に着くと、kenplinさんは、すでに物色中だった。




おおー、負けてはいられないぞ!



私も店に入り込んで、やまのように有る未整理のレコードを片っ端から見ていく。


うー、腰が痛いぞ




kenplinさんは、先に会計を済まれた。


うぉ~、がんばるぞ~





安かったので、たくさん買っちゃった。







お茶にしましょうと、向かいの喫茶店へ




日本橋に行ったなら、欲しいものがあった。

カートリッジのリード線の金具(なんて言えばいいんだ?)。

ESLアームに付いていたリード線の金具は、いい形状ではあるんだが、

いかんせん錆び錆び

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いちいち錆び落としをやりたいところだが、ちょっと面倒になってきたので新しいものを買おうと思った。

どこかで売ってるかな?


思いつかないのでジョーシンに行った。



あった。。



しかし、



高い。




金具だけ買おうと思ったが、リード線付きの方が安かった。

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それでも890円もした。

税込みにしたら、さっきのレコードが9枚買えるぞ!



裏を見ると

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究極の透明感?

なんだ?

パーフェクトクリスタル?

どういう意味だ?



究極じゃなくていいから、パーフェクトじゃなくても気にしないから、

もっといいかげんなのが欲しいなぁ





kenplinさんを引っ張りまわしてしまった。。



それでは、、

と言いかけると、家に来ないかと誘っていただいた。



おお、噂のニアフィールドJBLオールホーンが聞ける!



ご自宅は、もうすぐ改築されるようで、お部屋も広くなると伺っていたが、

私は「狭い」と御謙遜されるその部屋で聴いてみたかったんだ。


どんな世界を構築されているんだろう






お昼を過ぎていたので、何か食べることにした。

店に入り、何を食べますか?と尋ねると、


「私は炭水化物が好きなので、焼きそば定食にします」

と仰った。


さすが大阪人!




大阪以外の人にはもしかしたら解らないかもしれないので説明すると、

焼きそば定食というのは、焼きそば一人前にご飯、お味噌汁が付いているもの。

そう、焼きそばが「おかず」なのだ。




負けてはいられない!



私はオムそば定食を頼んだ。




大阪以外の人にはもしかしたら解らないかもしれないので説明すると、

まずオムそばというのは、オムライスのライスが焼きそばに置き換えられているもので、

それにごはんと味噌汁が付いたのがオムソバ定食。

オムそばがおかず。。





頼んだ後に思い出した。

ここの店は量が多かったんだった。。。



しばらくすると、それぞれの定食が出てきた。


ごはんの入ったおひつを開けると・・・・・




おひつ100%にごはんが入ってた。






うーん、ごはんが残りそうだな・・

残ったら、おにぎりにして冷凍しておきたいな・・・



などとつまらないことを考えながら、

食べた。








クルマでkenplinさん宅へ向かう。








部屋に案内してもらった。




想像していたよりも、広い


私は2395ホーンの角が顔に刺さるくらいの距離で聞くのかと思っていた。




良く考えれば、


良く考えなくても、


そんなはずはないよなぁ~





聞かせてもらう


これを用意してくれていた

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ありがとうございます。





おー、これは



    ・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・



それはまぎれも無くkenplinさんの音だった。

この人が、長い年月をかけて獲得してきたもの、

それがこの音に全て現れているように思えた。




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音は、

オーディオは、

その人がどのように音楽に接したいかでその求められるものが違う。



どう音楽に接したいか、どのようなものを音に求めるのか、

その想いが結実した時に、初めてオーディオが方向性を見出し、その人の音が生まれる。




方向性が生まれて初めてオーディオが意味を成す。

方向性の無いオーディオなど無意味で、

いくら高級機器をそろえたところで、それは単なる音の出るコレクションであって、オーディオではない。




その方向性にそって機器と共に進み、お互いを切磋琢磨し合い、
高めていった結果として出てくるのが音なのであって、

したがって、その音に、その人のそのものが出てくるのは当然のことなのである。








狭い部屋で聴いていると、kenplinさんは仰っていた。

私は、さぞかしプライベートな音を出されているのだろうと、勝手に想像していた。

その想像は、まったくの思い違いだった。




その音は、プライベートもへったくれも無い、

正面から音楽に向き合う音だった。



絶対的な評価など存在しないこの世界で、

それぞれが、自分が一番音楽に浸れる音を求めてオーディオを追求する。

その到達位置が高ければ高いほど、そのオーディオは、その音は、門外漢にもはっきりと解るほどに説得力を持ってくる。



Kenplinシステムの、375と075のえもいわれぬ調和を言っているのではない。

4530の、なんとも魅力的なベースを言っているのではない。


部分ではなく、それら全てが融合して出来上がった音が、

kenplinさんの音楽への愛情を物語る。

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2395ホーン

私はこのホーンだけは聞いたことが無かった。

このホーンへの興味は尽きなかった。


あいまいな知識だけは増えている。

パラゴンのホーンは、このホーンからスラントプレートを取っただけのもの。

2390ホーンの開口部面積と、この2395ホーンの開口部面積は同じで、その形状が四角か楕円かの違い。



知識やデータは解っても、肝心の音を聞かなければ知らないのも同然だ。


私もいろんなホーンを使ってきたが、このホーンが最後に残るどうしても聞きたかったホーン。







kenplinさんは、JBLのほとんどのホーンを聞いた上でこの2395を選んでいらっしゃる。

その音のデータは膨大なものだろう。

頭の中を覗いてみたい。。


良い悪いではなく、kenplinさんがこれを選んでいる。

このホーンを非常に気に入っていらっしゃるのが音からも判る。


JAZZ用みたいなイメージがこのホーンには付きまとう。

某JAZZ喫茶のその強い影響かもしれない。

かく言う私もそういうイメージを拭い去るのが難しいくらいだ。



しかし、

このホーンは非常に素直だ。

そういう感触が、このホーン本来のものなのか、kenplinさんが作り上げたものなのかはわからないが。



首を振って、指向特性を聞いてみても、その拡散能力は素晴らしい。

ラジアルホーンのようなビームが少ない。



2360を常用している私には、はっきりと金属ホーンの音として聞こえるが、

それは当然の話で、逆に言えば、2360はグラスファイバーの音がしている。


金属ホーンではいけないのかと言えば、ここまでくるとそれは私などのような人間にも非常に魅力的。

一般の人とは聞き方が違うのかもしれないが、

これが金属ホーンであることによって、075との音色としての繋がりが実に自然になっている。



2360の上に、金属ホーン付きのツイーターを使う場合、その繋がりには違和感を覚えることが多い。

コツとして、高い周波数でクロスさせるか、かすかに鳴らすのみにするか、

はっきりとテクニックが必要であり、しかも難しい。


ここで聞く2395と075の繋がりは、ため息が出るほど素晴らしい。

ご自分の経験の上でのその選択と、テクニックのなせる業なのであろう。




素直な2395!


緻密に、そして厳しいが決してはめを外さない。







気が付けば、それはやっぱりkenplinさんのお人柄なのかもしれない。






   ・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・



私は自分の4520のことを思い出していた



   ・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・



レコードも聞かせていただいた。



どんどん聞かせていただいた。


ある時から、ぐわっと奥行きが深くなった。



ああ、JBLアンプが目を覚ましたんだ



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説得力は増していく





私はJAZZをまったく知らないので、いろいろ教えてもらおうと思っていた。

曲名も、演奏者も知らない。

でも、曲は知っている。

そんな曲が幾つかあるので、それを教えてもらおうと以前から考えていた。


今回の訪問は突然だったので、その日は一つの曲しか頭に出てこなかった。


説明も出来ないので、こんな曲知りませんか? と、フンフン唄ってみると、


「ああ、これかな?」

と、すかさずその曲を出してくれたのには驚いた。



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これ、超有名盤だよね。

私でも知ってるジャケットだ。



演奏者も聞いたことはある人たちばかりだね。

あ、このドラムの人はだだちんが言ってた人だっけ?






音楽が楽しい。

にこにこしちゃいますね、kenplinさん!





中島みゆきまでかけてくれた。

ごんたさんちで聴かれて買われたらしい。





なんと、中島みゆきを何枚も持っていらっしゃる。




アルバム「予感」が出てきた。


A面の最後の曲をかけてくれませんかとお願いした。




「ばいばいどくおぶざべい」





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私は自分の4520を思い出していた。










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いろいろなことを考えながら、家に帰った






実は、少し前からモノラルのシステムを作ろうと考えていた。

モノラルをモノラルで聞くシステムではなく、


音楽を、抱きかかえて聴くシステムを。







いろんな人のところ行くと、そのシステムを抱きかかえてしまいたくなる時がある。

スピーカーの大きさに関係なく、抱きかかえて、音を出して、音楽に浸りたくなる時がある。






私には、やっぱり4520なんだね

4520を抱きかかえることはできないけれど、

それでも出来るだけ寄り添って、

出来るだけ近づいて、

抱きかかえるように、






家に帰って、

重い重い4520を動かした。


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重くって、重くって、


それこそ4520を抱きかかえて押したり引いたり。





そんなことがなんだか嬉しかった私はしっかりバカ野郎だけれど、









私だけの4520

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抱きかかえるように

by johannes30w | 2009-01-17 21:53 | オーディオと音楽