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2010年 03月 29日

気を良くして

聴いている


今夜はシューベルト

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またまたこれ。

シューベルトの弦楽四重奏曲 第15番


あんまりメジャーじゃないかもしれないけど、これはシューベルトの作品の中でも最も重要な曲だと思うな。

巨大な構成で、50分を超える曲。

演奏も、超難しいだろうな。


でも、音楽史的にも凄い曲


でもでも、大好きだって言える曲




現実と夢の間をゆらゆら行き来する





   ・-・-・-・-・-・-・-・




ノイマンの電源は、

ぼんやり聴くことを許してくれない。



いつもきっちりとゆるぎなく、真正面から対決してくる




それはそれでありがたいことで、

コンサートに行く時の自分のテンションを考えれば、

いかに注意深く聴くのかを考えれば、

これでいいんだ。




真剣勝負とお遊びの両立などあり得ないからね。







    ・-・-・-・-・-・-・-・





最近、左右のバランスが少し崩れていることが気になっていた。

前に書いたように、今の音が非常にいいから、いじりたくはない。




いじりたくはないが、



いじっちゃった。。。




うちのシステムは6ウエイであるが、

どこかの帯域のユニットの左右バランスが崩れているにちがいない。


慎重に音を聞いていく。



と、



ミッドローの左右バランスが微妙に違っていることに気がついた。

で、

左右バランスを整える。



うんうん、

うまくいった。


これで左右の音のゆれは完全になくなった。


ほっとして聞いていくと、



あー、

案の定、昨日までのあの音が失われている。



左右バランスを整えることで、システム全体のバランスが崩れてしまったようだ。




恐る恐る全体のバランスをいじり始める








今回は上手く行ったようだ。


危ない危ない。

by johannes30w | 2010-03-29 01:28 | オーディオと音楽
2010年 03月 26日

ヴァイオリン

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久しく聴いてなかったかな。

ギトリスとアルゲリッチのベートーベンのヴァイオリンソナタ

一時、本当によく聴いていたが、最近とんと聴いてなかった。


かすれたような、でも何故だか表情豊かな不思議なヴァイオリンはギトリスに違いない。

しかしなんたる自由な音楽だろう

自由で、豊かで、でも破綻しない。

安心してその自由な音楽に身を委ねる



アルゲリッチのピアノは、

この人のいつもの演奏を思い出す時、

あの演奏で、室内楽など無理なんじゃないかと思ってしまう。

全て自分のペースに巻き込んじゃうんじゃないかなんて、想像してしまう。

しかし、一見奔放と聴こえる彼女の音楽は、我儘から出たものではなく、

やはり音楽に寄り添ったものであることが彼女の参加した室内楽を聴けばすぐにわかる。



ギトリスのあの自由で豊かな音楽を受け止めて対話まで出来るのは

アルゲリッチ以外にはありえないのかもしれない。




最近は、JAZZを聴くようになった。

私にすれば、それは、一人一人の演奏家のの息吹を感じることであり、

演奏家がその発する一つ一つの音への想いを受け止めることでもある。

そういう聴き方が出来るようになってきた今、

このギトリスとアルゲリッチのベートーベンを、さらに大きな悦びをもって聴くことが出来る。



ギトリスの、豊かで実に表情豊かな音楽をこんなふうに感じることができるなんて、

私はJAZZに感謝しなければいけないのかもしれない。

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このベートーベンを良く聴いていたころ、

私のシステムは、今とは少し違っていた。


もっとも大きな違いはパワーアンプで、

そのころはJBL62XXシリーズパワーアンプを30Wのエンクロージャーの間に立て、

アンプタワーなどと称していた。



全身全霊をもって取り組んできたシステムであるから、

それぞれの時代の音は全て忘れがたいものではあるが、

あの時代、私のシステムはひとまず完成時期にあり、

その音はやっぱり今でも思い出す。



あのときの音と今の音をあれこれ比べてみることは、もはやナンセンスではあるが、

それでも、鳴り出した時、以前との違いに驚いた。

音色云々のことではもはやそうそう驚かない。

その違いは、音像の立ち方、大きさ、その立体感だった。



今のギトリスとアルゲリッチのコンサートは、

ホール最前列より少し後ろ、前から5~6番目の席だった。

はっきりとヴァイオリンとピアノが立体感を持って存在し、

響いた音がホールの後ろへ美しく漂っていく。



以前はもっと後ろの席で、ホールトーンと共に奥行き深く演奏者が存在していた。

舞台の少し後ろで演奏されていたと表現すれば解ってもらえるだろうか。



このCDは素晴らしい録音で大好きで、

たっぷりした空間に演奏者が存在するような録音だと思っていた。

たっぷりした空間は変わりないのだが、演奏者にぐっと近づいた気がした。

近づいているのだが、化け物のようなヴァイオリンには決してならない。

奏者に近づいたおかげで、見上げるホールの天井はさらに高く感じる。






これは、



ノイマン電源か?











思い出してみれば、

ホーンで、

JBLで、

弦を聴くなんていうことが、

あり得ないというまことしやかな嘘が未だにまかり通っている。




オーディオファンは何をしているのか。




ホーンで、

JBLで、

弦を聴けないなんていう人は、

努力が足りないだけだ。





ホーンこそ、

ドライバーこそ、


弦が聴ける




唯一、弦を聴くことが出来るのが、



ホーンなんだ





・-・-・-・-・-・-・-・



今まででもそう不満があったわけではないが、

ここまでの表現力を得てとってもご機嫌で、

それならと、とうとうこのCDを聴くことにした





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バッハ  ヴァイオリンソナタ全集  ムローヴァ、ダントーネ


このCDは、アルテックでの音がどうしても忘れられない。

あの時も、本システムであるJBLで鳴らしてみたこともあったが、

アルテックほどの納得はとうとう得られなかった。



ヴァイオリン再生に今までにない手ごたえを感じている今、

もう一度挑戦するつもりで聴いた。





私は幸せ者だと思った。



ここまで再生できるなら、今はもう何も言うことはない。



どこもいじらず、ひたすら聴こう。

by johannes30w | 2010-03-26 01:05 | オーディオと音楽
2010年 03月 23日

my funny valentine



by johannes30w | 2010-03-23 14:07
2010年 03月 23日

大好きな

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 ブラームス:クラリネット五重奏曲




私のブログには何度も出てきているCD



素晴らしい録音

でも、再生は思いのほか難しい



クラリネットという楽器は、極端な話だが、とぼけてるのか、悲しいのか、解りにくかったりする。

音は、

パッと想像できるよね。

でもその音が音楽になった時、とぼけた音が、どうしようもなく寂しい音になったりする。







オーディオで、いろんな音を聞く。

機器によって、音はさまざまに変化する。



それはパッと鳴れば判断がつく。

高域がどうの、低域がどうの、

音の広がりは、、   定位のシャープさは、、、



そんな違いは私にだってすぐに判る。





しかし本当の問題はそこから先なんだ





われわれオーディオファンは、

高域が素直に延びてる!   と、大喜びする。

音場が広大だ!   と、感心する。



まあそれはそれでいいだろう。




でも本当は、

そんな音がして、

その音で音楽を聴いた時、

どれだけのものを受け取る事ができるのかが大切なんじゃないか?




いろんな音を聞いてきた。


うわー、凄い!

とびっくりし、

でもいつまでたっても音楽の何かが聞こえてこないことがある。



逆に、


ありゃー、ひどい音だ!

とびっくりし、

でもいつの間にか音楽に没頭できて、素晴らしい経験をしたこともある。




では、どちらが自分が欲しい音なんだろう






私はいろんな機器を聞く時、どうしても時間がかかってしまう。

音の違いくらいは私にだって判る。

オーディオ的にどちらが「正しい方向」なのかも当然判る。

しかし、そんな音が出て、その音で音楽を聴いた時、自分がどう感じるのかを知りたい。


で、

時間がかかってしまう。



同席された人には迷惑このうえない。。。





今日、

この聴きなれたブラームスは、

今までに聴いたことがないくらい、

寂しく、切なく、悲しく鳴った。  






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ゴライアスを使おうと思う。

しかし、

あまりに不安定だ。


きちんと整備しないといけない

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後ろから見ると、電源部が完全に分離されている。

私が先ず手をつけなければいけないのは、

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この端子



ボロボロだ。



この時代のRCA端子は酷いのが多いね。

レビンソンのヘッドアンプのRCA端子も状態が悪いものが多すぎる。。



こういうボロボロになるような端子の方が、音がいいの?


難しいもんだな

by johannes30w | 2010-03-23 01:00 | オーディオと音楽
2010年 03月 22日

サブじゃないけど

うちのレコードプレーヤーシステムは、当初より2系統作る予定。

メインがあって、それだけでいいのだが、言わば「中島みゆき」専用プレーヤーシステムを用意するつもり。


本来は、プレーヤーからスピーカーまでのシステム全体として考えるべきだが、自分にはその余裕がないことはわかってる。

でも、プレーヤーシステムだけは、どうしても独立させねばいけないと感じていた。




それぞれのターンテーブルは、ほぼ決定していて、メインはプレスト、みゆきさん用はソニー。

カートリッジもみゆきさん用はFR-MkⅢと決まっている。




プレストの整備が進まないのでこっちのセッティングを進め始めた

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フォノイコを聞いていく。

目標はみゆきさんだけを完全に鳴らすこと。


これも私にとってのみゆきさんなのであって、他人様が聞いても腑に落ちないだろうが、

そんなことはどうでもいい。




用意していたGASのフォノイコ・ゴライアスとB&Kのフォノイコ

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GASのゴライアスは、これはもうかなりおかしな(魅力的な)フォノイコで、

超ずぶとい音がする。

こんなずぶとい音がするフォノイコは、未だかつて聞いたことがなく、そういう意味では私の鳴らしたいみゆきさんとは正反対なのかもしれないが、

みゆきさんを鳴らすということで、まずカートリッジにFRを使うことが決定しており、

このFR-MkⅢの繊細だが下手をすればか細くなってしまう音をうまくカバーしてくれるかもしれないと考えた。


製品としてもかなりやっかいなしろもので、きちんと接続してやらなければ直ぐに発振したりする。。



音は、

予想通りというか、予想以上に上手く行って、か細さを絶妙に抑えてくれる。




上手く鳴ることを確認して、

みゆきさん専用として買ってみたB&Kのフォノイコを試してみる。

GASもB&KもMC対応のフォノイコ




非常に期待して買ったんだが、

これはほんとに静かな音。

静寂感は実にすがすがしく、気持ちがいい。

だが綺麗過ぎだなぁ~

声の強さを表現しきれないかな?

もう少しだけ、もうちょっぴり肉感が欲しいな。

GASの後に聞いたから、余計にそういう感じを受けるんだろうが、

いや、この印象は、以前に聞いた時とまったく同じだな。




次いで、

B&Kのプリを試してみる。

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これは、同じB&Kのフォノイコと比べても、明らかにクオリティが高い感触を持つ音がする。

念の入ったきちんとした別躯体の電源を持つせいか。

同じくMC対応ではある。


ただ、

今度は雑味が増える。



以前はそんなに気にはならなかったはずなのに、やはりきちんと聞いていくと気になる。

難しいな。。





この三つあたりのどれかで決まるだろうなと思っていたのだが、


ちょっと納得できなくなってきた。




もう少し試してみる





これは

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オーディオインターフェイスの昇圧トランス

そう。

B&Kのプリであの音なら、マランツ7Tでも結構いけるんじゃないかと思えた。

ただし昇圧は、FRのXF-1やクラングフィルムT42などではなく、ましてデンオンではなく、

のびのびしたオーディオインターフェイスで。

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マランツ7Tを使うと、

まあほとんどのソフトでは問題ないのだが、たまにセピアな雰囲気が出てしまったりする。

そのちよっと時代を感じてしまう音を、オーディオインターフェィスで昇圧することで、払拭しようと考えたわけだ。


もくろみは上手く行き、そんな妙な感覚はほとんど出なくなった。

音は、さすがにマランツだと感じられるもので、これは説得力がある。

しかしだ。


先に聞いたフォノイコ2種と比べると、当たり前かもしれないが、はっきり鮮度が落ちる。

こういう鮮度の落ち方は、少しがっかり。。。

本来は、鮮度が上がる(変な言い方だが)はず。。





この少し鮮度の落ちた感じは、もしかしたら美味しさにつながって行くのかも知れないが、

FRカートリッジとマランツの相性が悪いせいとも考えられる。




ので、


GASのフォノイコを使って、マランツのAUXで受ける。。。


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う~ん、

GASのフォノイコにマランツが乗っかった音




あたりまえだ






結局、GAS ゴライアス 単独で行く。。






アナログは、やっぱりグルグル回る。

by johannes30w | 2010-03-22 02:12 | オーディオと音楽
2010年 03月 21日

Bruckner: Symphony No. 8



by johannes30w | 2010-03-21 01:00 | オーディオと音楽
2010年 03月 17日

ブルックナー  八番

交響曲というものは、一般にクラシックと呼ばれる音楽のメインとなるもの。

しかしその交響曲も、20世紀初頭にはもう死に絶えたと言われる。



あとはショスタコービッチが遅れてやってくるのみ




さまざまな意味で、最後にして最大の交響曲は

ブルックナーの八番とマーラーの九番の二つであることは、譲りようが無い



これらの交響曲を聴くのは、その内容を知るものにとっては特別なことで、

あだやおろそかに聴けるものではない




しかし時に聴いてしまうこともある



    ・-・-・-・-・

数多くの名演と言われる演奏が残っている

ブルックナーの八番と言えば、ケンペの演奏が耳から離れないが、

珍しくテンシュテットのCDに手が伸びた。





テンシュテットは好きな指揮者の一人なのだが、

そのレコードには実はあまり感心したことが無い。

好きなはずなんだが、いつも物足りなさを感じてしまっていた。




それでは何故好きなのかと尋ねられても、

明確に答えられないのだが、

最近、少し解ったことがある。




この人のライブは、スタジオ録音とは全く違う音楽が鳴り響く




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      テンシュテット指揮  ブルックナー交響曲第八番



1981年のライブだが、音は大したこと無い

ロイヤル・フェスティバルホールでのBBCによる(ラジオ用の?)録音

ああ、ラジオ用だなと思える酷い音だが、私にはその臨場感が嬉しい大好きな録音。

エアチェックで、デッキの前に座り込んでた頃を思い出す。





この異様なテンションの高さはいったいなんなんだろう

第一楽章冒頭の霧の中から現れる低弦から、もうビリビリしてる

ゾッとするような緊迫



身じろぎも出来ない音楽が襲ってくる





   ・-・-・-・-・-・-・-・




最近は、指揮者界も人材難であるせいか、

独奏者あがり(変な言い方だが)の指揮者が増えている。

そのせいか、そういう風潮なのか、

オーケストラと馴れ合いの挙句の演奏をよく聴く。


聴くに堪えない


そんな演奏は、自分の家の中で友人達で楽しんでくれればいい

馴れ合いの気持ち悪い演奏など聴いているほど暇じゃない



全ての演奏家が全身全霊を込めて表現するのが音楽なのであって、

そうでないならそれは音楽じゃなくBGMだ








とてもじゃないが、曲を知らない人にはお勧め出来ないが、


久しぶりにいい音楽が聴けた




(ちょっと興奮ぎみ)

by johannes30w | 2010-03-17 02:21 | オーディオと音楽
2010年 03月 16日

ノイマン電源 その後のその後

ここのところ、毎日、少しではあるが、

聞いている



電源をノイマンにしてから、全ての機器の電源はつけたまま





ノイマン電源は、ずいぶんほぐれてきたように感じる。

当初みられた硬いぎこちなさも、ほぼ感じない。



私の耳が慣れてきただけかもしれないが。。。



それにしても、きちんと鳴らしてくれる。。


ありがたいには違いない。。。







先日Mさんちに行った。

いつものAMPEXパワーアンプがメンテのために出払っており、

代わりにRCAのパワーアンプが使われていた。



実に端正なアンプで、言わば非の打ち所が無い



美しい音も、激しい音も、しれっとこなして知らん顔してる。


ああ、

これはいいアンプだと、感心する






でも、MさんはこのRCAアンプを常用としていない。


その気持ちが今の私にはよく解るような気がした

by johannes30w | 2010-03-16 10:07 | オーディオと音楽
2010年 03月 13日

ノイマン電源 その後

ノイマン電源を使うには、ノイマンスケルトン(フェーダーユニットが入った躯体ね)の手直しが必要だった。

要はちょっぴりの配線変更なんだが、ハンダ付けをやらねばならない。

ARISAさんから的確な指示を貰い、

さらに電話までさせてもらって確認した上で、配線しなおす。




その前に、



現状の軍用君電源の音を確認するために、鳴らした。

後へは引けない比較試聴となるだけに、心して聞かなくちゃ。

選ぶソフトもマジなものになってしまう。



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                バルビローリ指揮  マーラー 交響曲第6番

これの第四楽章冒頭5分30秒くらいまで、最初のクライマックスまでをテーマとした。




しっかり現状を確認。

自分でもかなりいい状態だと思える。




これのどこに不満があるんだ?

いや、

不満なんていうものは感じない。


なぜさらに弄る必要があるのか







で、

ARISAさんに電話で指示を貰いながら、配線変更はんだ付けを完了し、

電源スイッチを入れる


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ノイマンのスイッチを操作することが嬉しくて仕方の無い自分がカワイイとは思うが、

これはおバカの証拠だね

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このシールドされた箱の中に、ノイマンのトランスが入っている。




電源が無事入り、

問題は無さそうだ。





バルビローリのマーラーを鳴らす



さすがに恐る恐るの音出しになるが、

ここははっきりと、いきなり全開モードとする。

鳴らす曲も曲だし、何より第一印象を明確にしたい。




音は、




強い!






     ・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・




少し前にはいろんな電源を試した

スチューダーのミキサー用と思われる電源、国産の電源、それぞれに全く音が変わって面白かったが、

結局軍用君電源が残っていた。

スチューダーの電源は、なかなか良かった。

スレンダーな美人系で、魅力的ではあった。




しかし、

軍用君電源の前ではなすすべが無かった。

軍用君は、スチューダー電源に比べると、少しファットではあるものの、その音の立体感が圧倒的だった。






今回、ノイマン電源を聞き慣れた軍用君電源に比べると、軍用君電源において唯一気になっていたファットな感覚が全く無いのにすぐに気が付いた。

しかしスチューダー電源のように細身ではなく、がっちりと筋肉質であると言える。



あわててチャンデバの低域のレベル調整を行った。



軍用君電源であれば、そのチャンデバの低域部のレベル調整は、ファットな部分で合わせるのか、それを取り除いた「芯」の部分で合わせるのか迷っていたのだが、

ノイマン電源の場合は、そんな悩みなど必要ない。

がっちりとした低域があるだけだ。





問題は中高域の音の奥行きなのだが、さすがにここは軍用君電源にたちうちできないようだ。

ひたすらまじめにきちんと聞かせてくれるその音は、我々が想像する独逸の姿勢そのものと感じられる。




唯一と言うべきか、

音の底なしの爆発力は、これはもう軍用君電源以外では聞けないのかもしれない。





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ドビュッシーを聴いた。

最後の3つのソナタ


実に魅力的なCDで、今HMVで調べてみたが、見つけられなかった。

ドビュッシーは、最後にこの三つの作品を残した




ドビュッシーを聴くのに方程式は必要なく、その音の響きを身体全体で受け止めればいい

絶え間なく変化するその感情は、自分の心の反映となり、それゆえ恐ろしくもある



それにしても、美しいピアノの響き



ここに録音されているチェロソナタの冒頭数秒で、我を見失う

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ノイマン電源になって、三日ほど(?)経つ。

軍用君電源からこれに変える時、ハンダ付けが必要だった。

戻す時にも、もちろん必要だ。



気軽に聞き比べが出来ないことは、ありがたいこと。




音は少しゆとりが出てきたか。




何も気にせず、安心して聞いていられるのはありがたいことだが、

それでも以前の音を、思い出してしまう。



どうするか。。。

by johannes30w | 2010-03-13 17:47 | オーディオと音楽
2010年 03月 11日

ノイマン電源投入

ノイマンのプリシステムは、うちのオーディオシステムの要と言える。

特別こいつを使い続けようと思っているわけではないが、

その座を譲る気配も無い。

私もこのノイマンには何故だか絶大な信頼があって、

いつも何の不満も無く、不安も無く使える。


不安を感じずに使えるのが、私にはなによりありがたい。

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画像中央に見えるノイマン444Aフェーダーユニットは、

これが私が初めて出合ったノイマンなのであるが、

パッシブフェーダーではなく、アンプ回路を含むアクティブフェーダー。

ミキサーコンソールから外されたものに違いなく、それゆえ電源部を持っていない。

つまり、使うためには専用の24V電源が必要になる。


エレクトロニクスの自作などはもちろん、回路図などももちろんちんぷんかんぷんの私であるから、

電源は人様にお願いするほか無く、

よって、テクニカルサポート(TSさん)という特注のプロ機などを組んでくれる人に電源製作をお願いした。



紆余曲折あって(今、このブログで確認したら、2005年あたりからもうやってる)、

現在は、ARISA工房製作軍用君電源にノイマン製レギュレーターをかまして24Vを得ている。


今回、ノイマン製の純正(恐らくカッテイングマシンで使われていたもの)電源が手に入ったので、

それを試してみたく、再びARISA工房にお願いして、(私にでも)使える状態にしていただいた。



つまり、その電源を使えば、完全にノイマンのコンプリートプリシステムが完成する!



5年越しの時間を耐えて、これで当初の理想が完成する。


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しかし、

ARISA工房入魂の、この軍用君電源は恐ろしいまでの音を持ってる。

ヨーロッパの知恵も、日本の技も、はなにもかけずに物量でねじ伏せてきた。

スチューダー製の電源も、さまざまな日本製電源も、相手にならなかった。



今、

理想と想定してきた電源、システムの完成を目の前にしてる。


しかし、最後の判断はこれから。



どちらが生き残るのか




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最終の判断には、じっくり取り組もう



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by johannes30w | 2010-03-11 02:00 | オーディオと音楽