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2011年 06月 29日

フランスの音?

ほとんどの週末を、
あちこちのホテルで過ごす生活が、もう何年も続いている。

チェックインし、エレベーターを降りて一人で部屋に向かう時、
そのホテルのBGMとしてブラームスの室内楽などが静かに流れているのに気が付き、
我にかえったような気分になることがある。

いい音だななどと感心することは先ず無いし、
その音楽を聴き込んでしまうことも無いのだが、
それでも何かを思い出したような気分になる。

気持ちだけは、自分の場所に帰ってきたような気分になる。




そんな、風のような音楽との接し方も楽しい。








私は今まで、歯を食いしばる様に音楽を聴いてきた。
いつの間にか、そうなった。

もう、自分にはそんな聴き方しか出来ないだろうし、
自分はそれで良いと思っている。






   。-。-。-。-。-。-。-。-。-。-。-。-。-。






毎日毎日、
有るか無しかの時間を使って部屋の整理をしている。


何故だか始めちゃって、始めたからにはきちんと頑張ろうと、
模様替えまで手をつけちゃったから、
いつまで経っても終わらない。

いつもの癖で、
部屋に入ればアンプの電源を入れ、
片付けしている間、何か鳴らしたりしてる。

良く手が止まり、そのまま聴きこんだりするもんだから、
片付けはいつまで経っても終わらない。



そんな時に、あるスピーカーを見つけて、手にしちゃった。





昔、
ステレオサウンドの記事の中で、キャバスのスピーカーを見た。
キャバスは現在は、あの巨大な一つ目スピーカーなどで有名になっているが、
私の世代などにはあまりなじみが無い。
ステレオサウンドのその記事を見たときも、何故わざわざそんなスピーカーを使うのか、非常に疑問に思った。
確かにフランスの老舗スピーカーメーカーではあるが、さほど話題になるようなこともなかった。






私にはいつの間にかフランスへの憧れがある。
恐らくはクルマからの影響だろう。

どうしても乗りたいクルマがあった。
世間では、絶対手を出してはいけないクルマの筆頭格だった。

初めて自分でお金を出してクルマを買う時、
そのクルマを買った。

もちろんお金は全然無かったから、大中古車を5年ローンで買った。

契約書にサインする時、ものすごい不安が押し寄せてきたことを覚えている。




やってきた大きなシトロエンは素晴らしかった。



恐れていた致命的なトラブルなど皆無だった。

やってきたその夜に、高速料金を払おうと開けた助手席の窓が上がらなくなったのには笑ってしまったが。。。




そのシトロエンは、私としては未だに最も好きな車ではある。
そういえば、あのクルマが来た時、ごんたどんが「運転させろ」ってやってきたっけ。
乗り込んで、一つ角を曲がったら、「もういい」って降りちゃった。
30メーターも走っていないのに。
思えば、ごんたどんの「秒殺」は、今に始まったことではない。



クルマの話じゃないんだ。



そのシトロエンの純正ステレオの話なんだ。




当時、もちろんオーディオ好きであった私は、
やってきたシトロエンにどんなステレオが付いているのか興味深々だった。
すぐさまそのデッキを確認すると、ナショナルの文字があった。
なんともがっかりした。

もちろん当時からテクニクスブランドはあったし、パナソニックという名前もあった。

それがよりによっってナショナルとは。。。。



クルマに慣れた頃、やっとそのカーステレオを聞いた。
時代はすでにCDだったが、シトロエンにはCDデッキなどはもちろん付いているはずもなく、普通のカセットデッキだったから、昔々に作った自分のカセットテープを探してきて鳴らした。


フランスの音がした。


びっくりした。




フランスの音など知っていたわけではないが、
その時聞けたのは、フランスプレスのレコードだけが聞かせてくれたあの音だった。


なんだかどこかがしゃくれ上がったような高域。
つかみどころの無いふわりとした低域。
しかし、
上手く鳴らせば、実に典雅な響きが得られる。




あの時から、
いつかはフランスのオーディオ機器を使ってみたいと思っていた。









ちっぽけなキャバスのスピーカーが来た。


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こいつでふわりと音楽を鳴らしてやろうと思ったんだ。

だが、




素敵だなんて言って終わってしまうにはあまりにもったいないマジな音がしてる。



聴き込んでしまう。




片付けは、
永久に終わらないかもしれない。

by johannes30w | 2011-06-29 01:02 | オーディオと音楽
2011年 06月 08日

遅刻しすぎだろ

ここ数週間、気分が悪い。

イライラするし、鬱陶しいし、落ち着かない。




そりゃ、このシステムは、もはや私の分身みたいなもの。

恐ろしく巨大に育ってしまったけど、私の影には違いない。




影の具合が悪ければ、本体の具合が悪くなるのも当然だ。
仕方ない。


と、



気分転換に、部屋の整理、模様替えまで始めちゃった。


で、

昨夜、やっと気がついた。



こりゃ風邪だ。







どうも風邪をひいたみたい。

そりゃ気分も悪くなるわな。







学生時代、
よく遅刻をしてくる奴がいた。
決まって5分ほど遅れてくるのだが、
不思議だった。

かっちり5分遅れてくるほど、きちんと出来るんだから、
そっくり5分早く朝起きれば、遅刻は完全にゼロになるはず。
なぜだろう。。。

なんて考えてた。





そんなことより、

そういう奴に限って、実にずうずうしく大きな顔をしてる。








大きな顔をして、遅刻してきた。

しかし、遅刻にもほどがあるんじゃないか?














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スチューダー 962

by johannes30w | 2011-06-08 01:02 | オーディオと音楽