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2012年 04月 28日

でんでんむしよりのんびりと

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テーブルの下から引っ張り出した後、部屋の真ん中に居座り続けているモーターベース。

夜に暗がりで見ると、魔物の棺みたいに思えてくる。

その重さゆえに、階段の移動はもちろん不可能で、家の中でも段差を越えることさえ非常な困難を伴う。

改めて外に出すこともできないから、水をジャブジャブかけて洗えないのがもどかしいのだが、

何度も何度も雑巾で拭きあげていく。



そろそろいいだろうと思えたので、最後の仕上げはこれ

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ケルヒャーのスチームクリーナー。

写真ではその効果は解りにくいだろうが、

やっと納得いく清掃ができた。



で、



昨日、

M支配人がやってきたので、

少しばかり手伝ってもらう。



テーブルの下に、台座(?)を轢いた


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台座と言っても単なる4枚のコンパネ

taikyoan氏が、このスカリー搬入当日朝に、ホームセンターまで走って用意してくれていたもの。



自分の体験では、こういう台座(ベース)は木材+セラミックが最高の結果を得るのではあるが、

こういう重量物を支えるだけの厚みのあるセラミックが用意できなかったため、

レンガを使う。


ちなみに、ギアドライブプレーヤーの台座は、木材+石とし、その間にセラミックを入れたり外したりして遊んでいた。




この作業は、一人でできるつもりだったのだが、

いままでできなかった。

それは、

搬入時にテーブルにセッティングしていたこいつを一人で持ち上げることがどうしてもできなかったため。

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こいつも最終的にはスチームでクリーニングしてやろう。




連休は、テープを聞きながら、いよいよスカリーに取り掛かろう。

by johannes30w | 2012-04-28 15:22 | オーディオと音楽
2012年 04月 25日

お買い物

テープに夢中だ。。


ソフトをかき集める。。。



ソフトを買うのは楽しい!

めちゃめちゃ楽しい!


こんなに楽しかったっけ?




最近の新発売のモノに、あまり良いものが無いのがその大きな一因だが、

改めて過去のものを見返せば、それは宝の山。



しかも、テープなら、何の苦労も無く(?)、

レコードではとうとう得られなかった音が聞ける!


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早くテープの棚を考えないと、

既に足の踏み場が無くなってきた。




十全に聴きたいから、メカはほぼ完全になったルボックスA77も、改めてオーバーホールに出した。

その間、4TRを聞けないのは寂しいから、TEACを用意した

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最近は、オークションでも十分にメンテされたオープンリールデッキが出品されてるのがありがたい。



ルボックスとは全く違う、所謂TEACの音がするのがなんだかおかしい。


デッキも拘ると、相当な所まで行ってしまいそうだが、

これでも十分に納得できるよ。


ルボックスが早く帰ってきて欲しいのには違いないが。。   (^_-)



機器が増えてしまっても、ミキサーで受けてるから、何の心配も無いのが嬉しい。

それに、ミキサーのEQって、実に上手く効いてくれるしね。

by johannes30w | 2012-04-25 01:38 | オーディオと音楽
2012年 04月 18日

来た来た

海を渡って到着

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これはアドベントのノイズリダクションアンプ MODEL100A

要は、ドルビーBのためのアンプ。

普通のアンプほどの大きさだが、ICも無い時代だから、こんなもんだろうね。

今で言うディスクリートかな。


4TRのミュージックテープの中には、ドルビーBを使用したものが結構ある。

それらを十全に聴くためのもの。

ドルビーBを使ったテープは、フィリップスやグラモフォンの中に多いのが面白いね。

ドルビーはイギリスで、dbxはアメリカ、そういうからみもあるのかな。。


マスターテープはドルビーAが当たり前に使われていて、

ドルビーAのアンプの方が今や見つけやすく、

民生用として圧倒的に普及したドルビーBのまともなアンプを見つけるほうが難しいのは皮肉なもんだ。



私のルボックスA77は、実はドルビーB内蔵モデルで、非常にありがたいのだが、

他の機種を試すときはどうしても外付けのドルビーユニットが必要になるから用意してみた。


カセットテープ時代、ドルビーBは当たり前にデッキに内蔵されていたが、

私は実はドルビーをかけるのが非常に嫌いで、ほとんど使わなかった。

カセットのミュージックテープも数本持っていて、やはりドルビーB前提だったが、

そういうテープでもドルビーははずして聞いていた。

あまりにハイ上がりが気になった場合は、トーンコントロールで微調整した。


本格的(?)なドルビーがどんなものか、

非常に楽しみではある。






で、


今日のトピックは、




4Fのアルテックシアターのアンプが完成した。。

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アルテックの9444と9446パワーアンプが揃った。

これで完成としたい。。




で、

とうとう

とうとう

こいつが放出される

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アルテックの1590パワーアンプ 

モノラルで、200W。


有名な1570パワーアンプの後を担ったトランジスターアルテックだね。

このグリーンボディを持つトランジスターアルテックアンプの中では、

この1590だけが頭抜けているね。

他のはお勧めしないが、この1590だけはお勧めできる。

6290並みの駆動力を持つアンプは非常に少ないが、

こいつは紛れも無くその中の一台だね。

食わず嫌いの人にぜひ聞いてほしいが、

ま、知ってる人が使ってくれればいい。


モノアンプなので、2台ペアになるが、78000円でどうだ?

誰か使ってみませんか?    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・済み

by johannes30w | 2012-04-18 00:10 | オーディオと音楽
2012年 04月 15日

選手交代

2TRも鳴らしたいので、

メーカーでオーバーホールしてもらったデンオンを出してきた。

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鳴らしているのは、

高校生の頃にエアチェックしたテープ。

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これは、チェリビダッケの来日公演ライブ「展覧会の絵」




感慨深い。。




これをエアチェックしていた自分を思い出す。

幻のチェリビダッケを聴けるということで、えらく興奮してたっけ。

でもあの時、

こんなふうに聴けるようになるとは思っていなかった。




コンサートのライブ放送というのは、

それが収録されたものであっても、本当のライブ放送であっても、

私にはいかなるレコードより好ましい。


このエアチェックをした時も、チューナーはほどほどのものだったが、

ほどほどのものであるせいか、

音は、オーディオ的にはたいしたことはないのだろうが、

それでもそのオーケストラの自然な音の広がりは、

パッケージメディアとは別物なんだ。



2TRのミュージックテープは、自分でエアチェックしたもの、あるいは、

パッケージメディアであれば、高音質を謳った非常に高価なものしかないように思われるかもしれないが、

いやいや、

ちゃんと存在するんだな。



オープンデッキは、

われわれアマチュアに馴染み深い1/4インチテープの進化の仕方を見てみると、

先ず、フルトラックのモノラル録音がある。

次に2チャンネルつまり2トラックのものができ、

最後に4トラックが完成する。


パッケージメディアもその通り進化している。


先ずフルトラックモノラルのミュージックテープができ、

次に2トラックステレオのミュージックテープ、

最後に4トラックとなる。


4トラックのミュージックテープの前の時代に、2トラックのミュージックテープが売られていたんだ。








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これは、バーンスタイン・ニューヨークフィルの「春の祭典」

超名盤だね

1958年録音。 


で、





2TR 19cm




音は、





うひひ。。。





   (*^^)v





宝物宝物!!

by johannes30w | 2012-04-15 23:41 | オーディオと音楽
2012年 04月 13日

コクピット

相変わらず、テープばかり聞いている。

メンテもなかなかうまく行った。

最後の詰めはピンチローラーの交換。



ばらさずに、指を突っ込んで交換してたら、

案の定、固定用の「爪」を落としちゃって、

結局パネルを外す


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ついでに中の掃除。

しかし、

さすがルボックス、素晴らしい骨格だね。



見とれてないで、

パネルをはめ込む

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できあがり~





操作しやすいように配置変え

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機器が自分の周りを固めてコクピット風になっちゃった。



こういうのは好みじゃないが、

こうかためて配置するのは、大物のメンテのための場所作りでもあるんだ。



それにしても、

テープは素晴らしいね。


レコードを一生懸命買っていた頃も、テープの存在は知っていたが、

一度は買ってみたかったが、

そういえば、高くて買えなかったんだ。


私にはレコードでも高かったのに、テープはもっと高かった。


しかし、今や買える!




テープに興味があるオーディオファンは、2トラ38にしか興味が無いのかもしれないが、

私だって一昔前はそうだったが、



一歩引いて、再生ソフトを考える時、

4トラ19センチのミュージックテープは、宝の山に見える。

それはやはりレコードより高音質なのは疑いようも無い。



レコードで、あれほど聴き込んだ演奏も、もっと豊かにもっと瑞々しく聞こえるのには、

驚喜した。


デッキを一台用意するだけで、

それで出来上がりなら、

今からレコードに取り組もうという人は、こっちを選択する方がいいのかもしれない。



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クレンペラーのドイツレクイエム



こんなに古い録音が、こんなに瑞々しく聴けるなんて、

信じられない。



正直に言えば、

ドイツレクイエムを、なんて美しい音楽なんだろうと思った。

こんな感じ方をしたのは初めてなんだ。



驚くべきは、

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さらにさらに古いトスカニーニの演奏。


こんな演奏も、不満なく聞けてしまう。

何故だろうか。。




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バルビローリのウインナワルツ集


こんなに美しいハレオーケストラは初めて聞いた。

レコードでは未だに聞いた事が無い。


この演奏が、ウィーンではなく、イギリスのこの演奏が、

何故に有名なのかが初めて理解できた。




こんなものも買ってみた。

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いいもんだね。


低域への伸び、その安定度はレコードではなかなか難しいものだね。

苦労した人ほど判るはず。



アナログの音楽ソフトを考える時、一つの理想かもしれない。




しかし、

私は

大物に取り組まねばならない。

by johannes30w | 2012-04-13 01:23 | オーディオと音楽
2012年 04月 11日

新しい空気

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本物の、本気のエレクトロボイスが聞けるに違いない。


極東のこの地にやってきて、エレクトロボイスは目覚めた。

by johannes30w | 2012-04-11 00:12 | オーディオと音楽
2012年 04月 05日

テープ再生

テープの再生を始めるのには当然のことながら、テープデッキが要る。

もはや現行商品としては売ってない(と思う)から、

何を選んでも中古ということになる。


我々素人が気になるのはそのメンテだね。

なにせテープデッキというものは、メカとエレクトロニクスの集合体だから、

言ってみれば、最もスキルが必要な機械。。


私はエレクトロニクスはさっぱり解らない。

メカは、ま、なんとかなるんじゃないかと恐いもの知らずなだけ。。。



そんな人間でも出来ることはある。



先ずはボディを綺麗に

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汚れを落としたら、

クルマのボディ磨き用のコンパウンドを使う。

拭き上げが大変だけど、これが一番だね。



取り寄せた部品

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ここのガイドローラーを交換する

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右のガイドローラーは、ベアリングではなく、固定されたアルミリングだったが、

それが元々の仕様かもしれないが、

どうもテープのテンションが足りないように思っていたから、交換したかった。


テープのヘッドへの圧着の仕方がキモであるのは、カセットテープを使っていたころに勉強した。

いかにうまくヘッドに当ててやるかが勝負となる。

当て方で、音はごろごろ変わってしまう。


プロは、テンションを数値化するのだろうが、私は音を聞いて決めてきた。


よーく観察する


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単純にアルコールで汚れを落としただけで、

実に安定してきた。


動作が安定さえすれば、エレクトロニクスへの負担も減り、

全てが良い方向へ向かう。


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素晴らしい!

by johannes30w | 2012-04-05 01:48 | オーディオと音楽
2012年 04月 03日

聴きたいもの

未だにいっぱい聴きたいものがあることは、

ありがたいことだとは思う。



そんな演奏の何枚ものレコードの存在は、

それだけで、夢を見れる。



そんな、人類の宝物のような演奏を、音楽を、十全に再生して聴こうとするところに、

オーディオの本質があると言えるのだが、

オーディオ云々の前に、今まで書いてきたように、

ソフトの問題が大前提としてある。



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オーディオ全盛期より、

オープンリールデッキというのは最も贅沢なものだった。

全てのオーディオ機器が揃った上で、初めて手を出そうかどうするのか考えるようなものだった。

プロの世界では当たり前の、録音という行為は、一般のオーディオファンの間ではそれほど行われたわけではなかったからだ。

FMのエアチェックが盛り上がった時期もあるが、

それはカセットテープの普及と同時に起こったもので、

やはりコストのかかるオープンリールテープは、なかなか使えるものではなかった。

私自身、家にリールデッキはあったものの、よっぽどこれはと思うものでないと、

リールテープでのエアチェックは贅沢すぎてできなかった。



リールデッキにはいろいろなパターンでの構成がある。

一般に、われわれオーディオファンが使うのは、1/4インチ幅のテープだが、

マルチトラックでの録音が当然のように行われていた時代では、プロの世界では手ぬぐいのような幅のテープも使われていた。





1/4インチテープに限局してみても、

2トラック(テープのその幅の中に、2本の信号を入れるもの。すなわちステレオなら片道)のものもあれば、4トラック(カセットテープと同じで、往復の録再が可能)のものもある。

さらにテープスピードも様々なものがあって、9.5cm/s 19cm/s 38cm/s などのものがあった。



現実に、リールデッキを買おうと思えば、

先ずは自分のフォーマットを決めねばならない。

上記の全てのパターンを使えるデッキなど存在しないからだ。


ご想像のとおり、データ量が多いものほど音質は良くなるので、

オーディオファンは、いつも2トラック、38cm/sのフォーマットに憧れを持つ。

これを「ツートラサンパチ」などと称して、当時の我々が持ち得たあらゆるフォーマットの中で最高の音質を誇っていた。

憧れは憧れとして、われわれアマチュアの悩みは、その2TR38cmというフォーマットでのソフトが皆無に等しいこと。

生録などが趣味の場合は良いのだが、そういう趣味を持たない場合、

これだけのクオリティを持ちながら、エアチェックした海外ライブなどがその主なソフトということになる。

で、ほとんどのオーディオマニアが自分のレコードをこれにダビングし、

「レコードを傷めないため」とか、「テープに落とした方が音が良い」と言い訳めいた言葉を発する。



オーディオファンの端くれであった私なども、家にあった2TR38cm機を使って、(テープスピードは19cmで)エアチェックにいそしんでいた。

しかしそれにしても、オーディオ全体から見れば、リールデッキの使用頻度は非常に小さいものだった。



そして、

CDの登場と共に、リールデッキは市場から姿を消した。




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ソフトの方から考えてみる。



私の大好きな指揮者にクレンペラーがいる。

クレンペラーのリヒャルト・シュトラウスを聴きたいと思ったとする。

さあ、何を買う?



今までの経験から、出来るなら初期盤が欲しい。

再発盤ではもはや音楽自体が変わってしまうことさえあるのを知ってしまったから。

音楽は、やはりあまりにも音の質と直結している。

可能な限り、良い音で聴くのがわれわれ聴衆の義務だ。



初期盤がいろいろな理由で手に入らない場合、

他にどんな手があるのか。


クレンペラーのR.シュトラウスを聴くのなら、

私はもはや再発盤には絶対手を出さない。

アメリカエンジェルのリマスターCDを買う。

エンジェルのリマスターCDは、私のお気に入り。

日本でのリマスターCDは論外として、ヨーロッパで作られたCDよりはるかに音楽を豊かに伝えてくれる。

どういう理屈でそうなるのかは解らないが、ヨーロッパ好きの私でもそう結論付けるのに何の躊躇も無い。


しかし、

まだ他にも手があることを思い出してしまった。

ミュージックテープの存在だ。

by johannes30w | 2012-04-03 01:50 | オーディオと音楽