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2012年 07月 26日

遅々と進めよう

あんまり気分が悪くて、

何も聴く気がしない。


それならば、少しは進めよう。


今日の高圧洗浄は


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もう、オーディオに用いるものとは思えないだろうな。

文章で説明するのも無理があるので説明しない。

こいつの重さは約55kg

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外回りは分厚い鋳物だね。



こんなギアがかみ込むようなものを高圧洗浄したら、オイルやグリスが全部飛んでしまって、

それこそギアがかみ込んでにっちもさっちも行かなくなるんじゃないかと心配されるかもしれないが、

実は私も少し心配していたが、

現実は、

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べとべとになってこびりついていた埃とグリスが無くなって、

動作は逆に非常にスムーズになった。

きちんと役目を果たしているグリスっていうのはなかなか飛ばないものなんだね。



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これがターンテーブルのシャフト。

長さで約36cmある。


これにターンテーブルとフライホイールがぶら下がる。

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それを支えるのが

今日洗ったH鋼みたいなやつ

by johannes30w | 2012-07-26 00:33 | オーディオと音楽
2012年 07月 25日

怒り

私は何年もRCAギアドライブプレーヤーに取り組んできた。

自分で言うのはおかしいが、非常な苦労も払ってノウハウを溜め込み、

そして細心の注意を払って自分の理想とするRCA70Cを組み上げた。


どうしてもそれが欲しいというM支配人が仲介する御仁が現れ、

私もカッティングレースに挑戦する時期と重なったこともあって、

そのギアドライブを譲った。


譲ってから言うのはおかしいが、

世界で一番のギアドライブだと確信している。




譲った御仁は紳士であって、

ご自身のアームの取り付けは、こちらには無理は言って来ずに、

そういうヴィンテージ機器を得意とされるショップに頼んだ。

向こうも引き受けた。




あまりに時間がかかるので、

さすがにその御仁も痺れを切らし、

またその話を聞いたM支配人は、私と一緒にアームの取り付けをすることを引き受けた。



かくして私は、自身が組み上げたRCA70Cと再会することができた。

しかし、某ショップから送り返されてきた70Cを見て、M支配人も私も愕然となった。

内部が中途半端にばらされた状態で、そのまま送られてきていた。

シャフト、45回転減速ユニットがふらふらゆらゆらしている!



そんな中途半端な状態で動かせば、いろいろな障害が出ることなど、素人が考えてもわかる。



なんとも嫌な気持ちがしたが、その時はとりあえずそのまま置いておいた。




今日、

その御仁のアームを取り付けるべく、

BUNJINHALLへ行った。



アームの取り付けは、何の問題も無く終わった。

コネクターも、非常に納得できる形で構成できた。



さあ、

鳴らしてみようとして、

内部がばらされていることを思い出し、

組み上げなおそうとした。






やはり、


悲しいことが起こっていた。




上下方向の振動をシャットアウトする金属プレートが、無残にも、割れ、千切れていた。



このプレーヤーの命ともいえる部品だ。





もはや作るしかない。






御仁のことを考えると、あまりにいたたまれない。。






悲しい思いのまま、

再組み上げのために、一旦ばらしておくこととした。



すると、


ねじが無くなっている。

もちろんそれに付随するナットもワッシャーも無い。



2ペアも無い。



このねじは、上記の金属プレートを上下のシャフトと繋ぐ特殊なもの。



ボディーの中をくまなく探した。

体半分押し込んで、内部裏側も必死で探した。


いくつかのワッシャーは、

ボディ内部の隅っこで、埃まみれになってみつかった。

しかし、

肝心のねじはどうしてもみつからない。







どうするんだ?

あのショップはどう責任を取るつもりなんだ?



こんな貴重なキカイを、

直すどころか破壊して、



どうするつもりなんだ?




「やはり」とは言いたくないが、

オーディオショップというのはここまで程度の低いものなのか。




能力が無くて出来ないなら素直にそう言えばいいじゃないか。


壊してどうするんだ。

by johannes30w | 2012-07-25 02:25 | オーディオと音楽
2012年 07月 24日

遅々として進まず

大きな宿題を抱えて、



別に宿題を抱えるのが趣味なのではないが、



なかなか手を付けられてはいない。



自分的には、まあそれはそれでかまわないのだが、

どうも周りの人達は、結構気になるみたいで、

会うたびに、「どうなりましたか?」なんて訊かれる。

搬入を手伝ってもらった友人たちは特にそうみたい。

これも当たり前と言えば当たり前。

当たり前だが、なんだか申し訳なくもある。



で、



で、じゃないが、




先日、

日のある間に家にいたので、

少しは進める。



といっても、

洗うだけなのだが。。。




ブツを屋上に運ぶ。

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画像で見るとたいしたことはないのだが、

これとてオイルと埃でどろどろ。

触るのもはばかられる。



構造も、その意味も把握できたので、

このまま洗っちゃう。



オイルと埃だから、単に水をぶっ掛けてもあまり効果は無い。

で、

文明の利器を使う



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ケルヒャー!!

家庭用の一番安いやつだが、いっちょまえの高圧洗浄機



やはり効果は絶大

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やはり画像ではあまりわからないだろうが、

これで手で触れても汚れない。


速やかに水分をふき取りエアーで吹き飛ばし、

オイルとグリスを注し、

スムーズな可動を得る。





スカーリーのレストアが遅々として進まないのは、

月を見据えて涙していたわけではなく、

要は、レコードがかけられなくても、音楽を十二分に聴くことが出来るから。



そりゃ、

レストアするより音楽を聴いていた方が楽しいもんね。




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クレンペラー・フィルハーモニア管で、ベートーベン。

こんなテープも存在する。

クレンペラーのステレオ録音は、ほとんどがテープソフトとして存在するんじゃないか?


クレンペラーの録音などを、現代において十全に再生し、聴くことができるなんて、

夢だったが、叶うわけは無いと、とっくの昔に諦めたことだった。


テープソフトを聴いてしまうと、復刻されたCDは、全く聴く気になれない。

何故だかわからないが、あれは別物と思わざるを得なくなった。



クレンペラーの演奏と言えば、

もったいぶって、リズムも引きずるようなイメージが強い。

世評はそんな話しか無い。

私自身も知らず知らずそういうイメージを持ってしまっていた。



しかし、十全に再生されたクレンペラーの演奏は、

明快で、ニュアンスに富み、音楽が豊かに流れる。


いったいこれはどうしたことだ。



フォーマットにより、

いや、

再生により、

音楽そのものが違った形で理解されている。

そしてそれが世評となり、

音楽家を評価してしまう。


恐ろしいことだ。



このクレンペラーの演奏を聴いて、

私はチェリビダッケを思い出してしまった。

信じられますか?






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クーベリックのシューマン

このビビッドな息づきは、未だ聴いたことが無かった。

クーベリックのシューマンの評価が世界的には非常に高かった意味が、

今、やっと解った気がする。




自分は幸せだとつくづく感じる。

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みんなが歌ってくれる。

by johannes30w | 2012-07-24 00:03 | オーディオと音楽
2012年 07月 22日

キングコングの夢

私の仕事場にはいろいろなモノが届く。

スタッフも、大概のものが届いても驚かなくなっている。

しかし、

今回は少し驚いたようだ。




「なんだか大きなものが届きました!」



あ、ごめんごめん、言っておいたらよかったね~



「何ですかあれは?!」




え~と~、ホーンって言って、



「煙突ですか?」











さすがに私は煙突は買わないのだが、

届いたものを見に行って、

合点がいった。



そりゃ、何も知らなければ、

いやいや、少々知ってたって、

これは何なのか判らないだろう。



その後、スタッフにもいろいろ説明したが、

はっきり理解してもらうことは諦めた。






しばらく仕事場のひと部屋を占領していたが、

ちょうどやってきたAMPEXの搬入の時に、トラックを借りて、一気に運び込んだ。。



しかし、自分の部屋に置いても、なんだか異様な雰囲気だ。





2代目のキングコングが故郷を思い出すシーンを覚えていらっしゃるだろうか。

部屋に入ってソファーに座るたびに、

私は自分がキングコングで、故郷を思い出しているような気になる。



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これは、JBL 2366ホーン

by johannes30w | 2012-07-22 20:14 | オーディオと音楽
2012年 07月 21日

夢にも見れなかった

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by johannes30w | 2012-07-21 00:27 | オーディオと音楽
2012年 07月 19日

究極の理想

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私がオーディオというものに興味を持ち始めたのは1976年。

当時、究極のテープデッキとして君臨していたのは、

Studer A80 と、 Ampex AG-440 だった。



「究極の」なんて書いたけれど、

これはオーディオファンの側から見た場合なのであって、

それを趣味なんかじゃなく仕事とするプロの世界では、

無くてはならない存在であったに違いない。



我々一般のオーディオファンから見れば、

オープンリールデッキの存在自体が実は最も遠いものだった。

当時の音楽ソフトは当然レコードがメイン。

ソフトを聴くだけのオーディオマニアにテープの出番はほとんど無い。

エアチェックという今やほとんど聞かない文化もあったが、

いろんな言い訳をして、簡便なだけのカセットテープを使っていたのが現実だった。


オープンリールデッキといえば、2TR38cmというのが合言葉みたいにもなっていた。

1/4インチ幅のテープを2つのトラックのみのために用い、秒速38cmでテープを走らせるフォーマット。

早い話がマスターテープのフォーマットなんだ。

レコードはこの2TR38cmのテープから作られる。

このフォーマットが我々が用いることの出来る(恐らく現在でも)最高品質のフォーマットなんだ。



趣味としてのオーディオを楽しんでいる我々にしたって、

その最高品質の2TR38(ツートラサンパチ)フォーマットに憧れを持つのは当然だ。

(現代に置き換えれば、ハイレゾ音源に憧れるようなものか)

だから、聴くだけのオーディオを乗り越えた人たちのみが、この2TR38に手を出した。

もちろんもともと生録を趣味とされる場合もあるだろうが、

そういう方であっても、ある程度のオーディオからの卒業がなければ、そんな趣味は成り立たない。



オーディオファンのような機械好きメカ好きであるなら、

当然その最高のフォーマットである2トラ38が欲しいに違いないのではあるが、

しかし、そんなフォーマットを可能とする大型デッキを手に入れたとして、

一番の問題になるのはそのソフトの問題なんだ。

前述したように、2トラ38というフォーマットはもともとマスターテープのもので、

我々が手にしたところで、実際にはその恩恵を受けるのは非常に難しい。

それこそ生禄マニアなら必要不可欠とも言えるのかも知れないが、

そうでない人間にとっては、実際には猫に小判に近い。



それでもオーディオ好きは2TR38に拘ってしまう。



さらに具合の悪いことに、

ほとんどの機種では2TRと4TRは両立させていない。



特殊なものを除いて、我々が手にすることが可能なオープンリールテープのソフトは4TRなんだ。




つまり、

実は、

憧れだけで2TR38を買ってしまっても、

生禄をしない人間は、

ほとんどそのフォーマットに縁が無いばかりか、

多くの既存のソフトさえ聴けないんだ。





それでもね、

オーディオファンは、2TR38が欲しいんだよ。






斯く言う私だって欲しくて欲しくてしかたなかった。

自分で買うなんていうことは、不可能な高校生だった私は、

オヤジさんが買う気になるのを祈るしかなかったんだけどね。








憧れの機械であるStuder A80やAmpex AG-440も、もちろん2TR機

したがって、現在これらの機器を、憧れだったと言うだけで買ったとしても、

生禄などやらない私にとってすれば、

それらはオブジェにしかならない。



昔エアチェックした十数本の2TRリールテープのためだけに、

これらを買うのはさすがに憚れた。





しかし、

ここ最近私は4TRのミュージックテープに夢中になってきた。

ソフトを買うのは実に楽しい。

オーディオを買う比じゃない。

いろいろ調べて買っていくと、ミュージックテープの市場は思いのほか充実していて、

驚くようなソフトが手に入ったりした。

再生するデッキにも良いものが欲しくなって、いろいろ試しだした。

ルボックスA77の4TR機を手に入れ、ああ、これで良いかななんて思ったが、

動き出した何かは止まらない。

ルボックスA700の4TRヘッドセットを見つけ出して手に入れた。

本体も持ってないのに。。。



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どうしても、昔の憧れが頭をよぎる。

Studer A80 や、 Ampex AG-440で、4TRテープが再生できるように出来ないか?

Studer C37 や、 Ampex 300 が欲しいなんて贅沢は言わない。

こういうコンソール型のがっちりしたデッキで、4TRミュージックテープが聴きたい。



Studer A80に、ルボックスA700用の4TRヘッドを移植できないかなんて考えてみた。

こういうのは自分でやってみるしかないのだが、

A80の、あの緻密なヘッド周りの構成を考えれば、

これは相当な難題になるかもしれない。。


それならAmpexに移植できないかとも考えた。

移植できなくとも、

そもそもあのミュージックテープたちは440で製作されたに違いないんだ。

440で4TRが扱えないわけがないはずだ。


考え考えいろいろ調べていくと、

440のヘッド部にはもう一つヘッドを取り付ける空間が確保されていることが判った。

うん!

もしかしたら、2TRの録再と、4TRの再生が両立できるかもしれない!!

(イコライジングについては後で考えることにした)

さらにいろいろ調べていくと、

アメリカにはまだAmpexのテープデッキをリビルト・調整してくれる会社があることが判った!

数ヶ月考えていたが、

思い切って問い合わせてみることにした。



「できる」


という返事が来た




やった!!!








完全にリビルト・調整された、2TR録再・4TR再生のAmpex AG-440Bが来た!


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by johannes30w | 2012-07-19 01:21 | オーディオと音楽
2012年 07月 16日

AMPEX !!

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by johannes30w | 2012-07-16 00:37 | オーディオと音楽
2012年 07月 09日

ADチャレンジ

私のシステムにとって、

ADコンバーターに拘るのは、

アナログを頑張りたいから。。



なんだか変なことになっているのだが。。。。



で、

ひこさんにお願いして、

ADコンバーターを作ってもらった。

それを聞かせてもらったのだが、

顛末はひこさんのブログに譲るとして、




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結論は、

持ち越し。


しかし、

楽しみ    !(^^)!

by johannes30w | 2012-07-09 02:26 | オーディオと音楽
2012年 07月 08日

理解と実行

家が近いということもあって、

最近、迷惑を顧みず、ひこさんの如雨慈庵によく遊びに行かせてもらう。

問題の、デジタルフォノイコが上手く動き出したと聞いて、

聞かせてもらった。



前回は、謎のベールが全てを支配していたが、

そのベールを実に見事に取り払っていらっしゃった。



いつも思うのだが、ひこさんの問題解決の手際は素晴らしい。

その時々の対症療法を行うのではなく、きちんとした根本から勉強され、

実行し、解決する。


すごいな~




内容についてはひこさんご自身のブログに詳しいので参照して欲しいのだが、

現在は実に安定した再生が行われている。


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写真からは、まさに絵に描いたようなアナログシステムを想像されると思うが、

実はこのシステムの心臓部は、



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こいつなんだ。









ヴィンテージアナログシステムの一番大きな問題は、

それらの機器の安定度だろう。


スピーカーはともかく、アンプ部はその正常な動作が本当に保たれているのかどうかは解らない。

いや、

正常な動作が保たれているはずがないと考えるのが正しいだろう。

そういう状態であってもなお、他の機器に比べて魅力を持つから選ばれるんだろう。



そういう状態の対極にあるのが、

今のひこさんのジョージアンシステムなんだ。

正常な動作、確実な変換というものが、どれだけ大切なものか、

そしてどれだけ大変なものであるかを教えてくれる。

きちんと動作している再生というものが、どれだけのものを我々に与えてくれるのかを教えてくれる。



あんまりきちんと聞こえるから、もっととっちらかって欲しいなんて思うのは、

明らかに私の負け惜しみだね。


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ひこさんは、まだまだこの方法を追求するお考えだ。

すごいな~

私も勉強しなきゃな~



なんて考えながら、

真っ暗な道を自転車で走る。






今日は変な天気だったが、今は晴れている。

雲は切れ切れで、夜の深い空が見える。

日が変わってしまったが、七夕だね。



マーラーは誕生日だ

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by johannes30w | 2012-07-08 02:30 | オーディオと音楽
2012年 07月 07日

石臼

私が石臼と称しているのはこれ


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モーターの回転を、皮(+布?)でこいつに伝達。

左側の2つのでかいフライホイールをぶん回す。

このフライホイールで、直径がちょうど30cmくらい。



なぜ上下に2つのフライホイールがあるのかというと、


要はこの石臼、全体として回転速度の切り替えメカになっているんだね。

こういうことも、どこにも書いてない(書いていても、英語なのでなかなか読めない(^_^;))ので、

時々眺めて、構造を頭に入れておいて、その意味が解ってくるのを待つ。


ただ、

右側についている小さいフライホイールの意味が、まだ解っていない。

あ、

今、これを書いていたら思いついたが、

正しいと確信できたらまた紹介します。



とりあえず、

こいつを外してばらせるかどうか、弄ってみよう。



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重い~!

by johannes30w | 2012-07-07 02:10 | オーディオと音楽