ダークサイドへようこそ

johannes30.exblog.jp
ブログトップ
2015年 02月 07日

♬ 負けないで もう少し ♬

クロスとゲインの設定に明け暮れている。

今までの経験、ノウハウをすべて注ぎ込み、

それでもさらにとっかかりを求めて、進める。

一昔前の完全な聴感での設定に比べて、

今はお助けグッズは数多く、

助かる。




しかしそれらはスタートに戻してくれるのみ。

迷路に迷い込めば、これは本当にありがたいグッズではあるが、

決して基準にはならない。




最近のダークサイドは妙に居心地が良い。

ダークサイドは暑くて寒く、およそしっとりするには似つかわしくない場所ではあるが、

今はこいつたちがいる。


e0080678_1295337.jpg


e0080678_130511.jpg


e0080678_1301652.jpg


こいつたちが部屋の空気をほんのり人肌にしてくれる。


もちろんストーブは昔から常に全開ではあるが、

今年のこの寒い冬に、心は少し楽だ。



夏になればどうなるのかは、

それはなってみないと判らないが、

あのアンプたちには、ちょうどエアコンの直撃を与えてあげられそうだから、

そんなには心配していない。




なかなか良い感じじゃないかと、いよいよオーケストラを鳴らし始める。



うんうん、

良いねとにんまりしだした時、



突然右のウーハーが止まった。

同時にバチンと音がした。



なんだ?  と目を向けると、

右のカウンターポイントSA-4から煙が立ち上っていた。







おお!

セーフティー回路は見事に働いた!



などと喜んでいる場合ではない。







煙が立ち上ったということは、何かが燃えたんだ。

コンデンサの破裂か、抵抗が燃えたのか、

天板を外して眺めても、シロートの悲しさゆえ何もわからない。


このアンプは裏側にも配線や部品があり、そうなるとひっくり返して確認しないといけないが、

問題の部分が解ったところで、そうなった原因がわからなければ部品交換の意味も無い。


私に出来るのは、真空管を刺し直し、もう一度電源を入れてみることだけ。

当然のことながら、アンプは起動しない。



来たか。。




旧マンハッタンシステムの最後の時に、

アンプリトンがへそを曲げたが、今度はカウンターポイントか。

こいつは望外にお気に入りになっていただけに悲しい。


再びの沈黙






















とにかく代役が必要だ。

カーバーを持ってこようか、JBL6233を使うか。。



茫然としていたちょうどその時、

I君から連絡が入っていたのを思い出した。

すぐさま手配をお願いし、

SA-4の運び出しと、代打の搬入を行った。



代打は、

e0080678_1551892.jpg



同じカウンターポイントのSA-20


こいつはハイブリッドアンプだが、SA-4でご機嫌だった私には今最も期待できるアンプ。

これの600Wモノラル使いというのを、昔からぜひとも試したいとは思っていたんだ。

今は一台でステレオ使いだけど、良い個体と出会えれば。。。




問題なく動作することを確認し、

ざっくりレベルを合わせた。










あれ?




このSA-20って、

なんだかすごくナイーブじゃないか。

SA-4との入れ替えだから余計にそう感じるのだろうか。




カウンターポイントと言えばだーだちんを思い出すが、

このナイーブなアンプとだーだちんって、どうにも似つかわしくないじゃないか!



と、思ってから一呼吸おいて、

SA-20とだーだちんが、実に相性が良いに違いないと確信できた。

うんうん、そうだよね。





しかし、

SA-4とこんなにキャラが違ってしまうと、

これはもう代打どころではない。

ゲイン調整くらいじゃ追いつかないじゃないか!



かくしてまたゼロからの調整が始まる。


SA-4が帰ってきたらどうするの?

まだきていない本命だって、もうすぐ到着するという連絡が来ている。



今、こうやって合わせ込んでる調整は、完全に無駄になるだろう。




でも、

今、音楽が聴きたい私は、

それでも調整を続けている。





マイスキーのチェロが少しは魅力的に響き始めた。



うん。




負けるもんか

負けるもんか
[PR]

# by johannes30w | 2015-02-07 02:13 | オーディオと音楽
2015年 02月 06日

クロスは 2

JBL5674システムは、現代の大型シアターで、おそらく標準機として使われているもので、

言ってみれば、現代のvoice of the theatre と言える。

アルテックA4システムの現代版と言っても良い。

ただ5674の使用は大型シアターに限られ、最近よく有る小さなシアターではもっと小さい(と言うのもおかしいが)システムが使われている。






5674は、3ウエイで完結されている。

シアターではサブウーハーを使うのが当たり前じゃないかと言われるかもしれないが、

念のために付け加えると、シアターで使われているサブウーハーは、

メインシステムの帯域を伸ばす為に使われているのではなく、

一時期以降の映画でよく使われる、効果音としての特殊な重低音を再生するために特化して使われており、

我々がオーディオで使う使い方とは全く別物である。

私は当初、このモノリスを使い、新しいマンハッタンシステムは4ウエイで完結できないものかと考えていた。

5674の最高域部は2352ホーンと2450のスナウトレス版である2451が使われている。

2450は、JBLの新世代(それでも既に長い時が経つが)ドライバーで、

これはネオジウムマグネットとチタンダイアフラムを持つ。

ちなみにこれの民生用バージョンが475と呼ばれた。



この2450の登場は、我々を大いに興奮させた。

カタログでのその再生可能周波数レンジは実に20kまで伸びていた!

4インチダイアフラムのドライバーを使いながら、ツイーターが要らないという夢のようなことが現実となったんだ!

現実に、JBLの純正大型シアターシステムの最高域は、この2450(2451)が使われている。



それはアルテックA4システムの高域よりははるかに伸びており、

確かにイコライジングさえきちんと使いこなせば、現場ではハイパワーでワイドレンジの完璧なシステムに違いない。

しかし、これを家庭でオーディオでなんとか手懐けて使うとなると、

いかに2450でもツイーターが欲しくなる。


私自身も過去にマンハッタンシステムのツイーターとしてこの2450を使ったこともあるが、

やはりそこで完結させるのは流石に物足りなく、さらにその上に(スーパー)ツイーターを重ねた。

私が2450ツイーターを止めたのはその性能が物足りなかったのではなく、

その下を受け持っていた2440との音色の統一が難しくて諦めたんだ。



今回は、同じチタンダイアフラムの2490が下を支えることになるから、

違和感は無いだろうと予想していたし、その通りだった。


しかし、

2450(2451)なんだ。








    -・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-







5674システムは、3ウエイ。

クロスは297Hzと2500Hz。

もちろんメーカーは、非常に緻密なイコライジングを指定している。


それはともかく、

ミッドの2392ホーン(2490ドライバー)が、実に大きな帯域を受け持つ。

これがこのシステムの最大の魅力ではある。


しかし、ざっくりセッティングしてみて一番気になるのはやはり2451の帯域。

広大な空間でガンガン鳴らされるシアターでの使い方ならかえって邪魔になるだろうが、

家庭で使うにはやはりツイーターが欲しい。


2352ホーン(2451)の上を受け持つツイーターは、まだまだ選択できないが、

とりあえず旧マンハッタンシステムで使っていた2404H×2で間に合わせてみる。


e0080678_04926.jpg



パワーアンプにはセータを使って、完全に間に合わせだが、これで先ずは普通に聞ける。






新しいツイーターのことを考えながら、

じっくりクロスとレベルを合わせ込んでいく。

最終的にはイコライジングも必要になるかもしれないが、

それは最後のひと匙になるようなところまで追い込まなければダメだ。







最近、さらにデータシートの読み込みを進めている。

しかし、

検索をかける度にODさんのサイトばかりがヒットする。

なんたることか!

邪魔でしかたないが、さすがODさん、それを読めば、よくぞあの時にここまでのことを書いていたのかと、感心してしまう。

しかし、元来むらっけのある人だから、自分の気に入ったことだけ書いて(当たり前だ)終わってる。

なんだか悔しいが、今や私のシンクタンクと化しているODさんのサイトだが、

もう面倒なので電話して質問したりする。

先日も東京へ行ったおりに会っていろいろ教えてもらっていた。

ついでのバカ話の方が多かったが、それでも解った気になっている。

しかし後で思い出しても、何を解ったのかは良く解らない。




データをファイルで送ってくれるというので待っていた。

届いたデータを見て、さらに構想を練る。




しかし、

一緒に詰め込まれていたファイルが面白くて、

オーディオどころじゃないなこりゃ。
[PR]

# by johannes30w | 2015-02-06 00:14 | オーディオと音楽
2015年 02月 03日

クロスは

新マンハッタンシステムは、モノリスの導入で始まった。

このモノリスと私が勝手に呼称しているのは、JBLの5674システムのホーンセクション。

全体ではこんな感じ


e0080678_0145363.jpg



ウーハー部は2226×4となっているが、私の興味はこのウーハー部ではなくて、

ミッドを受け持つ2392ホーンと2490ドライバー。

そう!

このミッド部こそマンハッタンシステムのアイデンティティーなんだ。

前のマンハッタンシステムではこの部分は2360ホーンと2482×2ドライバーが受け持っていた。




   。-。-。-。-。-。-。-。-。-。-。




マンハッタンシステム構築の最も大きな動機は、このミッドロー部(およそ300Hz~1000Hz)をホーン+コンプレッションドライバーで受け持たせること。





話は10年以上前のことになる。



このミッドロー部をホーン+コンプレッションドライバーで受け持たせたいと考えた時、

選択肢は非常に少なくなる。

使える可能性があるのは2360系ホーンと2392系ホーンしか無い。

しかもこの二種のホーンは使えるドライバーが異なる。

300Hz前後まで楽に使おうとすれば2392系しか無いが、

これはスナウトレスが前提で、ドライバーは2490以外は合わない。

しかも、スナウトレスを選択すれば、それに合わせる上の帯域のホーンも当然スナウトレスを選択せざるを得ず、

ハイは2352ホーン+2451ドライバーと、これも決まってしまう。

言ってみれば、2392を選択した瞬間、システム構成の半分が決まってしまうことになる。




対して2360系は、375に始まる伝統的なドライバーが使えるが、

2360ホーン自体が300Hzまで耐えてくれるかどうか不安が残る。

しかし、2360系は伝統的なスロートを持ち、使えるドライバーは数多く、

その他の帯域で使うホーン等の自由度も高い。




頭の中では2392と2360がグルグル回っていたが、

当時その両方のホーンとも見たことも聞いたことも無く、

したがってシステム構築を進めようにもどうしようもない状況だった。



仕方なく私は決心した。

先に出会ったホーンを選択し、それを中心にシステムを組み上げよう。




最初に見つけたのは2490ドライバーだった。

ヤフオクだった。

とにかくこれを買って、2392ホーンでのシステム構築を始めようと考えた。

しかし、

なんとしたことか、

落札し損ねた。


オークションで負けたのではなく、

オーディオ関係のお客様がうちに来ていて、入札するのを忘れていたんだ。

2490は、スタートの値段で落札されていた。




かなりショックだったが、これはもう縁が無かったんだと自分に言い聞かせた。



そしてその数日後、2360ホーンと出会った。

もう迷いは無かった。

私はすぐさま手に入れた。


2482ドライバーも、見つけるのには苦労したが、それでも何とか探し出して、

私のマンハッタンシステムの構築が始まった。






それ以来、私は2360を使い続けて来た。

不思議なことに、最初に手に入れて以来、私は非常に多くの2360と出会った。

出会うこと自体がうれしくて、どんどん買ったりしていた。

仲間の中にも2360を使う人も増えて来た。


2365も数ペア手に入れ、様々に試してきた。


出会うはずもないと思っていた2366までやってきた。




こんなに使いつくしたオーディオ機器も無い。

つくづく縁を感じる。





十数年2360と付き合って、

マンハッタンシステムの構成も、とうとう安定してきた。

ここ数年は、このスピーカー部はもう弄る余地も無く、自分でもほとんど不満も無くなっていた。



システムのデジタル化も、カッティングレースの導入も、アンプの真空管化も、

実は私には枝葉末節に近く、やはりオーディオは先ずスピーカーありきなんだ。



それぞれが納得のいく方向へ安定して走り出したその時、

モノリスが現れたんだ。




十数年前のあの時が蘇る。




とにかく、何が何でも手に入れた。

しかし、このモノリスをシステムに導入するということは、

2360を捨て、いままで積み上げて来たものを捨て、この十数年を捨てるということと同義。

悩んだ。






ご家老と話をした。

「それがあなたのオーディオなんですよ」と、また諭された。

私はモノリスを導入する決心を固めた。



























うーむ、

話が前へ進まん。。。。
[PR]

# by johannes30w | 2015-02-03 01:08 | オーディオと音楽