友人達のおかげで、私のアナログ環境もずいぶん良くなった。
納得できる域まであと少し
ずいぶん手ごたえを感じられるまでになってきた
とうとうこれに手を出した
バルビローリ指揮 マーラーの6番
独逸プレスであることが少し悔しいが、
日本プレスとは比較のしようも無いほどしっとりと豊かに鳴る
音場の広がり、空気感、実在感も素晴らしい。
ただ、低域の沈み込みが十分とは言えず、
ここら辺はオリジナル盤に圧倒的な差があるんだろうと思われる。
しかし私としては、ここまで聴ければもはや言うことはほとんど無い
しかししかし、
私はCDの素晴らしさを忘れることは出来ない
同じ演奏の、このCDを聴く限り、私はアナログに全ての精力を費やすことが出来ない
私には贅沢すぎるほどの、それはいい音なんだ
結局、
ソフトの問題が大前提として厳然と存在する
いいソフトがあって、初めてアナログあるいはデジタルなんていう話が出てくる
ソフト抜きにアナログvsデジタルの論争なんて無意味なんだね
いいソフトが手に入った時のために、
アナログも、デジタルも、手を抜かず頑張る必要があるんだね
ここまで考えがまとまって、今になってやっと私はホッとできた気がした