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2009年 07月 26日

長くなってきたから上にあげて、

  (字ばっかりですいません)


世代にもよるのだが、JBLのエンクロージャーを考える時、私が真っ先に思いつくのは

4520,4530,4550,4560のシリーズ。


これらはオーディオ雑誌で知ったわけだが、しかしそれは雑誌の特集ではなく、読者訪問等の記事の中。


あるコアな人は4560に2397ホーンと075。ある人は、4530に175DLH。


すごいなー。かっこいいなーと思いながら、自分なら4560がいいななんて考えてた。

4530にあまり興味が行かなかったのは、背が高すぎるように思えたのと、フロントロードの方がかっこよく思えたから。

しかし、なあこいつらは、私には縁が無いのかもしれないとぼんやり思っていた。

何故って、そこに出てくるこれらのスピーカーの使い手は、全て全てJAZZを聞いている人で、クラシックを聞く人など見たことがなかったから。

今でこそちょこちょこ見かけるが、当時は今以上にはっきり棲み分けがあって、

JAZZはJBL クラシックはタンノイ






今になってよく思うことだが、自分の好きなジャンルとスピーカーの評価は微妙な位置関係にある。



αというスピーカーがあるとする。

JAZZ好きのAさんはオーディオも好きで、αを使って一生懸命JAZZを鳴らしている。

ある日、αはAさんの琴線に触れる音をたたき出した。

AさんはαはJAZZ向きだと考える。。。


さらにAさんはΒというスピーカーも使ってみた。

どうも迫力に欠け面白くない。

Aさんは、Βはクラシック向きだと思う。。。。



ただ、これをクラシック好きの第三者が聞くとどうなるか・・・・

αはクラシックには変な音かもしれないけど、説得力がある。

対してΒは、、やはりつまらない。。。




第三者のことはさておいて、

こんなふうに評価がどんどん決まっていくような気がする




評価に対するもう一つの大きな要因は、

「思い込み」だね



私自身も持っている「思い込み」

中途半端な知識が作り出す「思い込み」



人間だから、「思い込み」があるのは仕方が無いにしても、

実際に体験しても、「思い込み」から抜け出せない人が多いことには驚くが、

これとて人様のことを言えた義理じゃない。





で、




「思い込み」のおかげで、私はこれら一連のJBLエンクロージャーは私には向かないんだろうと決め付けていた。

フロントロードへの憧れは消せなかったが、これは違う話。。




   ・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・




私の「思い込み」とは何か


フロントロードホーン

 癖の強さ

 暴れ放題

 低域が出ない

   等々


               これ、真実かもしれないけど、全て嘘と言い切ってもいい



バックロードホーン

 遅れてくる低音

 ドスが効いて手に負えない低音

   等々


              これらも全部ウソ!  イメージが作り出した「思い込み」





全てを解説していくのも面倒だから、じゃ、バックロードホーンに絞って考えてみる






4520を思い出して欲しい。

38センチが2発並んだエンクロージャー

そこに装着されたウーハーユニットには、恐ろしく強力なバックプレッシャーがかけられている。

つまり・・・

片方のコーン紙をグッと押すと、もう片方のユニットのコーン紙がグイっと出る。

密閉のはずは無いが、強力なバックプレッシャーのために、密閉に近いような動きをする。

しかし、

コーン紙をゆっくり押す場合は、もう片方のユニットには何も起こらない。



先ずはこのことが何を意味するか、考えてみよう




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ちょっと休憩


グレイにSPUを付けた

長くなってきたから上にあげて、_e0080678_2394093.jpg


長くなってきたから上にあげて、_e0080678_23392142.jpg






さあ、もう一台のゲイツ

長くなってきたから上にあげて、_e0080678_23101448.jpg


長くなってきたから上にあげて、_e0080678_2310247.jpg


長くなってきたから上にあげて、_e0080678_23103532.jpg


今回は、ブレーキクリーナーをかけまくって簡単に終わらせようと思ったが、

それだけではどうしてもキレイにならず、結局ばらしてタワシと雑巾の水洗いをやる。。



しかし、、

オーディオに興味を持ちだした昔、まさか自分がアナログプレーヤーを風呂場で水洗いするとは想像も出来なかったな。。

で、水洗いでキレイにした後、ブレーキクリーナーで仕上げ洗い。







やはりモーターはばらさないとね

ボーダインのモーター

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ばらすと

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長くなってきたから上にあげて、_e0080678_2317040.jpg


オイルと埃でゴテゴテになっていたベアリングが出てきた

長くなってきたから上にあげて、_e0080678_23175521.jpg


軸受けを掃除機でゴーゴー吸っていると、

こんなものが出てきた

長くなってきたから上にあげて、_e0080678_23184261.jpg


フエルトのベアリング受け!!    (吸っちゃわなくてよかった~)



オイルは

長くなってきたから上にあげて、_e0080678_23194241.jpg


ボーダインモーター用オイル

こんなのが売っているんだねぇ


いい世の中だ


こわごわ電源を入れたら、無音で動いた!   素晴らしい!!

by johannes30w | 2009-07-26 10:03 | オーディオと音楽


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