2009年 08月 17日
ボザーク復活を祝して、きちんと(?)置いてみる トランスクリプターはまだ回していないが、結構似合ってるでしょ? フォノイコにはトーレンスを使う予定 (^_^)v カートリッジは、、、、何にしようか。。。。 エンパイアかな。 ADCかな。。 やっぱりグラドかな。。。 パワーアンプはフィリップスで、この組み合わせが実にしっくりくる。 4520がご機嫌で、2441と2360を使った2ウエイなんだけど、3ウエイにする気にならない。 この2ウエイがいい。 昼から久しぶりに日本橋に出かけた。 Mさんのゲイツのスイッチを修理して手持ちの水銀スイッチを使っちゃったんで、ストックを仕入れに行った。 H堂から少し覗いてくれと連絡が入っていたので、そのついでだったのだが、 せっかく日本橋に行くんだからと、kenplinさんに連絡をとった。 お茶しませんか? kenplinさんはのんびりすべき休日の昼下がりだというのに出てきてくれた。 H堂を冷やかして、喫茶店に入る。 いつもの他愛も無い話をしてたんだが、G総裁の話題になったので、その場で電話してみた。 何してんの? 暫くしたら、G総裁も喫茶店にやってきた。 瞬く間に揃ってしまうおバカ三人 バカ話は留まるところを知らず、その勢いを駆って、再びH堂へ 冷やかし方も、念入りになり、もはやH堂最古参となったトクさんもタジタジだね。 あー、気の毒に (^_^;) G総裁はお呼びがかかったため先に退散されたが、目に付いたレコードをふんだくって行くのを忘れはしなかった。 kenplinさんは、さらにトクさんを攻める。 相手の手をしっかり受け止め、それを確実にいなしてから、さらにじりじりと攻める。 トクさんは、すでに逃げ場を失っているのだが、それでもkenplinさんは攻める。 じりじりと。 あー、 素晴らしい!!! (*_*; しかし、さすがにkemplinさんは、ほんの少しだけ道を残してトクさんを解放した。 トクさんに残された道はそこしかないんだが、その道を進めばにっこり笑ったkenplinさんに会うんだろうなぁ~ 喫茶店でだべっている時から、私はkenplinさんちにいろんなカートリッジを持ち込んで、無理やり聞かせちゃおうと企んでいた。 それには一旦家に帰らなければならない。 kenplinさんにその旨を尋ねると、にっこり笑ってくれた。 う~ん、 この笑顔が難しい! へたすりゃ私もトクさんの二の前か? 深く考えないことにしていると、もう一度CB-100 を聞かせてくれとおっしゃった。 もちろんかまわない。 CB-100 は、動き出したその日から、3日ほどはアイドリングしてある。 実は、先日初めて動き始めた時の音は、私には芳しいものではなかった。 不十分なレストアで動き始めた不具合は仕方ないにしても、それにしても面白くなかったんだ。 期待が大きすぎたせいもあるな。 恐ろしいトルクは、しつこく押さえるMさんの指をもろともせず、ターンテーブルを回し続ける。 CB-500よりもさらに重いターンテーブルは、セッティングしようとする私の指をイヤと言うほど挟んだ。 指を挟まれて喜んでいるのも変だが、フレームを含めCB-500とははっきりと一線を隔するつくりの良さを見せ付けていたCB-100は、 だから大きな期待を抱かせていた。 動き始めたその日、 kenplinさんは早々に帰り、私は残ったMさんに知らず知らずのうちに不満をこぼしていた。 ・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・ あの日はお二人とも非常にお疲れになったはずだ。 我々オーディオファンというものは、いい音さえ聞かせてもらえれば、へらへらといつまでもご機嫌だが、 音が変だと猛烈に疲れる。何もかも投げ出したくなる。 そんな日を経験されたのだから、kenplinさんがもう一度CB-100 を聞きたいとおっしゃった時は、いささか驚いた。 私が気が付かなかった何かを掴んでいらっしゃったのだろうか。 上にも書いたが、あの日から三日間ほど、CB-100 を回し続けた。 考えてみれば、作られてからすでに60年近く経ている。 さらに、付いてきたアーム、カートリッジから判断しても、ここ30~40年ほどは動いていなかったはず。 そんなものを蘇らせて、すぐさま判断してしまうのも失礼な話だ。 kenplinさんと、再びCB-100を聞き始めた。 数少ない私のJAZZレコードの中からバド・パウエル あれ? と思った 何が変わったのかはさっぱり解らないが、これって結構いいんじゃない? 確認すると、kenplinさんも同意見のようだ。 妙に楽しいな。 kenplinさんの迷惑も顧みず、どんどんレコードを聞いていく。 三日間のアイドリングのおかげじゃなく、私にCB-100の聞き方が、その良さがやっと解ったせいには違いないが、 それでもこの音の立ちの良さには圧倒される。 どんどんレコードをかけた ツェッペリン、トーキングヘッヅ、エイドリアン・ブリューと、 何故だかロック中心になっていた。 SPUを使ってロックを聴くのかと、半分バカにされる方もいるに違いない。 聞いてほしいなぁ~ 研ぎ澄まされた日本刀を手にしているのではなくて、確かにそれはマサカリに近い重い重い鉈ではあるのだが、 その手さばきは日本刀を凌ぐスピードを持っている。 やっぱり、これって、凄いんじゃないの? こんなによかった? と振り向けば、kenplinnさんがうんうんと頷いてくれた。 CB-100は、いける! 中途半端なレストアのせいで、気になることが2点ほどあった。 一つはレコード再生時のコトン、、、コトン、、、という異音 ははぁ、あれだな と、アイドラーをチェック 見た目は全く問題ないでしょ? ためつすがめつ見てみても、アイドラーの変形など目視できない。 だが、 ストックしていた新品アイドラーに交換してみると、 ウソのように異音が消えた。 kenplinさんと二人でゲラゲラ笑う。 おもしろいなぁ~ 異音が消えただけではなく、何故だか音に艶が出てきた。 恐いくらいの変化だね。 こんなに変わるなら、古い方のアイドラーを研磨して、さらに形態を弄ってみれば、面白いことになってくるかもしれない。 古いレコードプレーヤーのアイドラーは、当然手に入りにくく、そのため新しく作るより、古いアイドラーをリフレッシュさせて使うことが主流だと、どこかで聞いた。 新品の音は、やっぱり得られないにしても、それでも十分面白いとつくづく思った。 もう一つの気になる点は、ゴロ。 よくあるゴロ ゴロというのがどういう定義のものか、私は正確には知らないが、たしかにこいつは盛大にゴロを発生した。 30wを鳴らしていると、それはもはや拷問だ。 CB-100 を鳴らし始めてから、30wは切ってある。 最低域は45Hzで18dBカットした4550だ。 試しにその状態で、アナライザーを使ってみると 見えるかな? 30Hzあたりではっきりとゴロが確認できる。 (話が変わるが、こんなに出ていてびっくりした。何をって、2220が30Hzを見事に再生してるんだもの!) このゴロは、何が原因かはっきりわかる。 そのゴロの音で解る。 この30Hzの音は、モーターの音だ。 一般に、「ゴロ」なんて言われているモノは、シャフトやベアリングのせいじゃなく、実はモーターの音なんじゃない? であれば、 簡単に解決できるはずだね。 モーターマウントのゴムブッシュを新調してやればいい。 マウントゴムは、すでに手配済み。 早く来ないかな~ CB-100も、その本当の凄さは、今はカットして再生していない低域にあることは間違いないんだから。。 驚きも、興奮も、ヒト段落した頃、電話が鳴った どないでっか~? あ、総裁! G総裁の、いつもの深夜乱入だ。 20分で到着された。 総裁は、いつものように、数秒でフンフンと判断され、納得されたご様子。 で、お目当てのオーディオインターフェースのMCトランスを手にして、もう用事は終わった このまま帰すの申し訳ない(面白くない)ので、お茶に付き合っていただいた。 深夜の喫茶店は、一人ぼっちのおじさん達が、モバイルパソコンに向かったり、英会話のテープを聞いていたり、読書したりしている。 おバカ三人組みは、その場違いな静かな空間に分け入って、 ぎゃはははは~!!! おー!!! 何でやネン!!!!! 散々大騒ぎして、 さっさと引き上げた。 うーん、なかなか充実した一日だった
by johannes30w
| 2009-08-17 00:15
| オーディオと音楽
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