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2009年 10月 17日

モノラルの誘惑 Ⅱ

昔から、たまにはモノラルのレコードも聴いていた。
そんな時にいろいろ思っていたのだが・・・・



もちろんいつも聞いていたのはステレオのレコードで、装置も当然ステレオになっている。
ここでモノラルのレコードを聴くときはどうするか。

そのままかける
アンプでL+Rとする
L+Rとして片方のスピーカーだけで聞く

おおよそこの三つの方法をとる人がほとんどだろう。
ま、それはいい。

ここで話題にしたいのは、
「片方のスピーカーだけで聞く」場合だ。

モノラルであってもなくても、片方のスピーカーだけで聞く時は、
私はどうしても物足りなく感じていた。
ごそごそいろいろやったあげく、
結局2本のスピーカーを鳴らして聴いていた。



自分でも、なんとなく居心地が悪かったが、そうやって聴いていた。



なぜ物足りなく感じてしまっていたか。

それは今ならはっきり答えることが出来る。

それはアクチュエーター(ユニット)の数の問題なんだ。





スピーカーは、基本的にはアクチュエーター(ユニット)の数が多い方が、音楽が生き生き聞こえる。
ただ、アクチュエーターが増えることによる弊害も大きくあるから、現実はどこかで落としどころを見つけなければいけないが。




Mさん自身も4530システムを使っていらっしゃる時は、モノラルなんだけど二本のスピーカーを使っていらっしゃった。
1050がやってきて、とうとうスピーカーは一本になった。

ではMさんがなぜ1本の1050で不満をおっしゃらないか。
それは、1050がダブルウーハーである事が大きな要因になっていると、私などは想像している。
4530システムは一本に一つのウーハー。二本でやっとダブルウーハーになるから、
4530二本から1050一本に変更しても、エネルギー的な減少はほとんど無い。





   ・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・



mamboさんの1050を聞いてみた。

驚くべきことに、Mさんの1050とは全く違う音がする。

当たり前と言えば当たり前なのだが。。。。




まず作られた時期が違う。

一番顕著な違いとして判るのは、Mさんの1050のホーンはマルチセルラ。mamboさんの1050はレンズ付きホーンではある。

しかし、

それだけとは到底思えない。




確認しなきゃ




早速開けてみると、

吸音材は同じように見える。

真綿を使い、布で座布団状にしつらえてある

e0080678_2283861.jpg


これはMさんの1050と全く同じだ。




ユニットはどうか

e0080678_230337.jpg


ホーンを除き、ほとんど同じだ。

よく見ると、使われている線材も全く同じであることが判る。




しかし、ユニットにはテープが張ってある

e0080678_232961.jpg


e0080678_232258.jpg


何だこれは?



メンテした印なのか?



コーン紙を爪ではじいてみると、明らかにMさんの1050とは違う音がする。

より固く、より厚いような感触だ。

コーン紙には130Bの印刷があるから、純正部品には違いないが。



リコーンしたのかもしれない。

しかし、もともとこのコーン紙であった可能性ももちろんある。





ホーンは

e0080678_236167.jpg


e0080678_2364557.jpg


当然のようにレンズ付き





だいぶ謎が判ってきた





mambo1050は、あえて言えば私が知っているヴィンテージJBLの音がする
ウーハーも、今私が使い知っている130(2220)系の感触がある。
私が知っている130(2220)系の音よりははるかに素直ではあるが、こいつが我々が知っている130の先祖であることは、それはもうはっきりと音が物語っている。

M1050のウーハーは、これは全く違う。
これもあえて言えば、なにかアルテックに似た軽くて豊かな感触がある。
さらに、私が知っている2220の癖の強さなど、これっぽっちも感じられない。



同じユニットなのに





1050は数年しか作られていなかったらしい。
それでもこれだけの違いがある。






当然音は、べらぼうに違う

by johannes30w | 2009-10-17 02:50 | オーディオと音楽


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