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2010年 03月 17日

ブルックナー  八番

交響曲というものは、一般にクラシックと呼ばれる音楽のメインとなるもの。

しかしその交響曲も、20世紀初頭にはもう死に絶えたと言われる。



あとはショスタコービッチが遅れてやってくるのみ




さまざまな意味で、最後にして最大の交響曲は

ブルックナーの八番とマーラーの九番の二つであることは、譲りようが無い



これらの交響曲を聴くのは、その内容を知るものにとっては特別なことで、

あだやおろそかに聴けるものではない




しかし時に聴いてしまうこともある



    ・-・-・-・-・

数多くの名演と言われる演奏が残っている

ブルックナーの八番と言えば、ケンペの演奏が耳から離れないが、

珍しくテンシュテットのCDに手が伸びた。





テンシュテットは好きな指揮者の一人なのだが、

そのレコードには実はあまり感心したことが無い。

好きなはずなんだが、いつも物足りなさを感じてしまっていた。




それでは何故好きなのかと尋ねられても、

明確に答えられないのだが、

最近、少し解ったことがある。




この人のライブは、スタジオ録音とは全く違う音楽が鳴り響く




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      テンシュテット指揮  ブルックナー交響曲第八番



1981年のライブだが、音は大したこと無い

ロイヤル・フェスティバルホールでのBBCによる(ラジオ用の?)録音

ああ、ラジオ用だなと思える酷い音だが、私にはその臨場感が嬉しい大好きな録音。

エアチェックで、デッキの前に座り込んでた頃を思い出す。





この異様なテンションの高さはいったいなんなんだろう

第一楽章冒頭の霧の中から現れる低弦から、もうビリビリしてる

ゾッとするような緊迫



身じろぎも出来ない音楽が襲ってくる





   ・-・-・-・-・-・-・-・




最近は、指揮者界も人材難であるせいか、

独奏者あがり(変な言い方だが)の指揮者が増えている。

そのせいか、そういう風潮なのか、

オーケストラと馴れ合いの挙句の演奏をよく聴く。


聴くに堪えない


そんな演奏は、自分の家の中で友人達で楽しんでくれればいい

馴れ合いの気持ち悪い演奏など聴いているほど暇じゃない



全ての演奏家が全身全霊を込めて表現するのが音楽なのであって、

そうでないならそれは音楽じゃなくBGMだ








とてもじゃないが、曲を知らない人にはお勧め出来ないが、


久しぶりにいい音楽が聴けた




(ちょっと興奮ぎみ)
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by johannes30w | 2010-03-17 02:21 | オーディオと音楽


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