ノイマンW444は現在ノイマンの電源システムで動いている。
下の躯体が電源部で上がプリ部。
実はレギュレーターは上の躯体に入っていて(一番左に見えるカードがそれ)、
下はいわば電源トランスのみ(挿してあるカードは使っていない)。
要は一般のプリが分離された状態で、
よって下の躯体から上の躯体へ電気を供給してやる必要がある。
24Vの電気
これはありささんが用意してくれたケーブル。
めちゃ細くて頼りない、でも固い単線ケーブルで、実際にノイマン機器の中で24V用に使われていたもの。
躯体の中ではこういう線が使われているんだね。
いろいろ遊んでねと言われていたので、少し遊んでみる。
(現状で不満は全く無いんだけどね)
これは、以前紹介したシーメンスの真空管アンプの内部配線で使われていたケーブル。
ノイマンの細い単線を5~6本撚ったような撚り線
比べると
聞いてみる
最近お気に入りのレコード
ドラムとベースがリズムを刻み始め、ビブラフォン(?)が響く
おお、なかなかボディのある音じゃん。。
いい感じかな。
そのあとピアノが出てきて、
がっくり。
なんと下品なピアノ。
切れない、伸びない、ガサガサのピアノ
あー、、、
しかしこれはエージング不足で、もう少しすれば、すっきり抜けてくれるかも。
で、24時間放置して、
あくる日鳴らすと、
何の改善も無い。
そりゃまあ50年も前のケーブルだから、エージングなんてとっくに終わってるわな。。
だめだこりゃ。
で、
完全自作ケーブル
Mさんが気に入ってくれたヨハネケーブル(Mさん命名)をモディファイ(そんなたいしたもんじゃないが)したものを作製。
どうだ?
シーメンスケーブルよりはるかに素直にすっきりと抜けてくれる。
ボディもしっかりしていて、これならまずまずか。。
しばらくこれを聞いてみる。
一週間ほど使ってみて、もう一度再検討してみるかな。