こういった外部クロックの話は、実はほとんどの人には関係ない話なんだろうね。
外部クロックなんて必要ない状態、つまり、デジタル機器が一つで独立している状態が、一番理想的体制に違いない。周りを見渡しても、こんな話が参考になるかもしれない御仁は、お一人しか思いつかない。。。
CDPと、デジタルパッチベイ、デジチャンに、同じクロックを供給することは不可能だと判った。
では、システムをどう考えればいいのか。
先ず、それまでの構成を確認しておこう。
CDを聴くときは、
CDP
↓
↓ デジタル信号 44.1kHz
↓
デジタルパッチベイ(デジタルセレクター)(内部は96kHzのSRで動いている)
(内臓のサンプリングレートコンバーター(SRC)で、44.1kHzを96kHzに変換後、振り分け処理)
↓
↓ デジタル信号 96kHz
↓
デジタルチャンデバ(dbx4800) (内部は96kHzのSRで動いている)
(DA変換)
↓
↓ アナログ信号
↓
アッテネーター(ボリューム)
↓
パワーアンプ
ざっとこういう感じなのであるが、
今までは、それぞれの機器は、それぞれが内蔵しているクロックで、いわばそれぞれ勝手に動作していた。
それでもかなりいい線まで追い込んで行けてたと思っていた。
で、
今回のクロック導入にあたり、CDP、デジタルパッチベイ、デジチャンの3っつを同じクロックで動かそうとしたのだが、不可能。
よって、
とりあえず、デジタルパッチベイとデジチャンを、同じクロックで動作させ同期させた。
音声デジタル信号の接続はもちろん変わらない。
音は、
猛烈に変わった。
ギョッとするくらいの変化でびっくりした。