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johannes30.exblog.jp
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2013年 01月 31日

問題は  (字ばっかりですみません)

問題は、大きく二つ。

その一
これはいつもの事だが、
うちのデジタル系の機器は、一旦電源を切って繋ぎかえたりすると、一度は認識不良が起きる。

デジタル系の機器の配線は、非デジタル系の機器の倍、つまり音声系とクロック系の二つ必要となる。
もちろん音声信号に乗ってるクロックを利用する事で、配線を一本化する事もできるが、
うちの機器での試行錯誤の結論から言えば、

声信号系とクロック系は、面倒だが別々に配線した方が、はっきりとクオリティアップする。

先ず、クロックの認識の問題がある。
今までのアナログオーディオ機器の感覚から言えば、単純に繋げばおしまいであったが、
クロックはもう少し微妙なようだ。
きちんと繋がっていることは当然だが、単にポンポンと繫げばOKなのではなく、きちんとクロックが認識され、ロックされなければいけない。

この接続において、工夫が必要なことがある。

一旦消した電源の入れる順番によって、認識不良が起こったりする。

つまり、PCの周辺機器を接続した時の、あの電源の入れ方の工夫に近いことが必要になったりする。



たとえば、

AとBのクロックを繫ぐ場合、

① AとBの電源を入れる→クロックケーブルを接続

② Aの電源を入れる→クロックケーブルを接続→Bの電源を入れる

③ Bの電源を入れる→クロックケーブルを接続→Aの電源を入れる

④ クロックケーブルを接続→Aの電源を入れる→Bの電源を入れる

⑤ クロックケーブルを接続→Bの電源を入れる→Aの電源を入れる

等々の方法がある。

しかも、ロックしたかどうか、表示されない機器も混じっているので、

それがきちんと出来ているかどうかはいちいち音を出してみないと判らない。

不具合が出た場合、すなわちこれを試していかないといけない。



何か方法論が有るとは思うのだが、まだ掴めていない。



さらに、クロックを接続させる機器は2つではなく、

マスタークロック、ADコンバーター、デジタルパッチベイ、2台のデジチャン がある。



さらにさらに、

クロックだけではなく、(デジタル)音楽信号にも「認識」というものがあるのかもしれない。

これは私の機器だけの問題なのかもしれないが、

クロックも上手く認識さらにロックしても、

ハイが思いっきりロールオフしたような音しか出てこないことがある。


これがさっぱり判らない。


(デジタル)音楽信号のケーブルの接続を、また上の順列組み合わせで試していく。。

つまり、少なくとも上のパターンの二乗のパターン数が存在し、

さらにそれが複数台接続される。



考えてしまうとぞっとするので、

考えずにもくもくと作業をこなす。

一つのパターンを試すたびに、スピーカー裏へのもぐりこみと脱出を繰り返す。


アンプ部を引っ張り出して作業すれば良いじゃないかと思われるかもしれないが、

スピーカーケーブルは必要最短の距離で作ってあり、

アンプを引っ張り出すことは不可能なんだ。






その二


とうとうノイズが乗ってきた。


私のシステムの配線は、想像していただくだけで十分お解かりだと思うが、

相当ぐちゃぐちゃではある。

それでもある程度の工夫だけで、まあノイズに悩まされることは無かった。


それが今回、とうとう出た。


接続機器やケーブルは以前と全く変わっていなかったから、

これはそのセッティング状態が悪いせいには違いないんだ。


しかし、そのノイズの発生原因がわからない。


よって、先ずはアンプの組み上げる位置関係を見直すこととなる。


アンプの組み方を数回変えざるを得なかったのはそのためだ。


これとて、実際に音を出して見なければ確認も出来ない。




アンプの位置関係が問題ないとすれば、

原因はケーブルの取り回しということになるが、

これもアンプの組み上げと同時に、そのつど最善の状態を作って試すほか無い。











という

以上二点の問題に、まさに取り組んで来た。


フェログラフがいなかったら、かなり参ってたに違いない。












で、




第一の問題であるクロックおよび音楽信号の伝送は、とうとう確立できた!

音楽信号伝送の不調は、本当は完全には理解できていないが、

それでもとうとう元の音を取り戻した!


第二の問題であるノイズは、

こいつには苦労した。


先ず原因となる機器がはっきりしないから、

ケーブルの取り回しを厳密に管理していった。


ケーブルは、クロックケーブル、デジタル音声ケーブル、アナログ音声ケーブル、電源ケーブルが入り混じっている。

これらをどんどん整理していった。


が、


ノイズの改善は全く無かった。


これはケーブルの取り回しの問題ではない!


で、アンプの組みなおしを数種試した。


ノイズの質やレベルに若干の違いが出る。




半日考えて、

犯人を特定してみた。



考えれば考えるほど、犯人はあいつに違いない。



ひこちゃんADCと、その電源たるスチューダー電源を繋ぐ自作24vケーブル(正しくは、±24と+5vの二種のケーブル)。


あいつが怪しいと睨み、その取り回しを変えてみると、

なるほどノイズが変わる。

しかし、いかなる取り回しを行っても、ノイズゼロの達成は難しかった。


いままでノイズが無かったのは、この機器だけ他の機器とは全く離れた位置に置いていたからで、

要はこのケーブルが、周りのノイズを拾っているということだね。


外来ノイズをシャットアウトする必要があるということで、

その方策として真っ先に考えられるのはシールドを施すということ。

しかし、シールドしたケーブルは音が悪いというのはもはや我々の常識。

仕方が無い部分は存在するとしても、出来る限りシールド無しでノイズをシャットアウトしたい。


では何をするか。



よじる。




自作24vケーブルを可能な限りよじった。


±24vのケーブルは、どうよじるのか悩んだが、

単純に三本あわせてよじった。

(単線を使っているので、三つ編みが面倒で、これは試していない)




よじった±24v電源ケーブルを使ってみると、





なんと!

ノイズが消えた!!

by johannes30w | 2013-01-31 23:33 | オーディオと音楽


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