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johannes30.exblog.jp
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2013年 07月 02日

興味深く、そして重要なこと

monさんが来た時に、

実は第三者によるリッピングデータの入ったHDも持ってきてくださった。



第三者のものであるから、本当は聴いてはいけないとは思うのだが、

それでも興味には勝てず、

前述のセッティングが終わった既存の私のPCで聴いてみた。




それは、

驚くほど酷い音だった。




この第三者にしても、

monさんがセッティングまで行ったPCによるリッピングを行ったはずで、

もっと言えば、とりあえずの私のPCより、きちんとオーディオに特化したPCを用いてリッピングを行ったはず。

当然バイナリの一致(こういう使い方でいいのかな?)は確保されているはず。




それでも、

私のとりあえずのPCで、リッピングし、再生したものとは比べようも無く、

音云々どころかクオリティがはっきり落ちる。





バイナリが一致していると言っても、元々のCDではこういうことは起こり得ない。









これはどういうことか










詳しいことはさっぱり判らないが、

結局、リッピングと言えども恒久的なデータを残すことは不可能で、

その最善の、いや、唯一の生かし方は、

先ずはリッピングしたそのPCで再生する以外にないと言える。











我々の、デジタルデータへの信頼は、やはり妄信であり、

音楽を聴くということは、結局は一期一会のものであることを思い知らされる。








このことは、

がっかりすることであり、

なぜだか安心することでもある。






PCなど、10年も耐久性があるわけではなく、

とすれば、

自分がそのPCに溜め込んだアーカイブは10年もすれば全て無になる。





PCが新しくなるたびに、

リッピングは必要となり、

その作業は、

もはやレコードをプレーヤーに乗せて、慎重に針を下ろすあの儀式と似てくるのかもしれない。








それにしても、

もしPCが本当に私のソフトの一翼を担うのであれば、

あのマウスとキーボードはなんとかしたい。



音楽を聴くにふさわしいマウスは無いものか。

by johannes30w | 2013-07-02 00:35 | オーディオと音楽


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