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2008年 10月 17日

私的レコードプレーヤー考 4  ターンテーブル編 

もう一度、レコードを置く前に話を戻そう。

レコードをかけようとする時、普通はレコードプレーヤーの前に正対する。

で、両手でレコードを持ってターンテーブルに置くわけだけど、

最終目標が、スピンドルにレコードの穴を通すことであるから、プレーヤーに正対すると言っても、

実はターンテーブルに正対することになる。

(そうでないと差し出す両手が歪になり、スムースな動作とはなりにくい)


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レコードプレーヤーシステムではなく、ターンテーブルに正対することになることから、

それによって、レコードプレーヤーのスイッチやアームのレイアウトが決まってくる訳ではあるが、レイアウトに関してはまたの機会に譲るとして。。





さあ、レコードを持ってスピンドルを目指す。



ターンテーブルに正対し、両手の指の腹でレコードをささえ、スピンドルを目指す。

この時、先ずは正対した状態で直前に見たターンテーブルの形、位置をもとにおおまかな所までレコードを持っていく。

現実のターンテーブルは、持ったレコードに隠れて見えない。



従って、一瞬の印象だけで、スピンドルの位置まで把握できるような、ターンテーブルは形をしていなければならない。

レコードは円盤だから、それを置くべきターンテーブルも当然円形で、勘違いなど起こりそうにも無いと思われるかもしれないが、実はプラッターの周りに「ボディ」を持つターンテーブルが存在する。

オーディオ華やかなりし頃の日本においては多くのターンテーブルが存在していた。
好きなターンテーブルに好きなアームを取り付けて・・・と、私も夢見た。

そんなターンテーブルの中にはプラッター周りの「ボディ」が「偏芯」しているものがあった。

デンオンの名ターンテーブルDP-3000などがそれで、こういう偏芯したボディを持つターンテーブルにレコードをスムーズに置くのは意外と難しい。

慣れたら大丈夫というようなものだが、そんなところに気を使いたくない。

(誤解の無いように言っておくが、私はDP-3000に憧れたクチで、あれは今見てもカッコイイとは思う)



よって、パッと見たときの印象は、丸いターンテーブルが、はっきり印象付けられるものであって欲しい。






さあ、レコードをターンテーブルに近付けてゆき、スピンドルに入れようとする直前、

レコードを支えた指より下の指がターンテーブルに触れる。


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レコードを支えながら、指に触れたターンテーブルを確認しながら、最終的にレコードの穴からスピンドルを確認する。

スピンドルが確認できたら、ストっと落とす。





レコードを間違っても落とさずに、ターンテーブルに触れる。

つまり、ターンテーブルと言うものは、基本的にはレコードよりほんの少し小さい必要がある。

(プロ機の場合は話が別。ややこしいから、ここでは触れない)






ターンテーブルの縁に触れながらレコードを置くわけであるから、

当然ターンテーブルの縁はそれなりの処理(仕上げ)をされている必要がある。



滑らかで、質感のいい感触。

まさにいい感触が必要。



しかし、今でもそうなのだが、ターンテーブルの周りには、ストロボが刻まれている場合が多い。


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これは私にとっては非常に不愉快なこと。

レコードを置こうとターンテーブルに触れるたびにざらざらと指に不快な感触を与える。



ターンテーブルの周りにストロボを刻むのは、恐らく後期型ガラード301から始まったことだと思うが、

それもあって、私はガラードを使うなら、どうしてもストロボの無い前期型の301を使いたい。




話がそれるが、ストロボの無い前期型301は、そのたたずまい、質感、配色も含め、私には非常に魅力的なターンテーブルではある。







ターンテーブルのありかたについてもう一つ。


ターンテーブルは、有る程度の高さが必要である。




レコードを置く時、支えた指ではない他の指で、ターンテーブルを確認しながらそれを行うと書いた。

つまり、小指や薬指がベースに邪魔されること無くターンテーブルを探れるだけの高さが必要なのだ。

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小指や薬指が邪魔になるような高さ、ベースの形態であるならば、レコードをスムーズに置けるわけがない。



高さについてはもう一つの要素がある。



それはレコードに針を降ろす動作の時に問題となる。



これは、アームの問題と密接にからんでくるが、






レコードに針を降ろす時、もしリフターを使わず、手でそれを扱うのであれば、当然ある程度の高さが必要となる。

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最もデリケートな作業であるから、この高さは非常に重要だ。


いい高さを持ったターンテーブルなら、何の不安も無く針を降ろせる。












いずれにしても、どこをとっても重要なことばかりだが、いいターンテーブルが得られれば、

レコードを「かける」というデリケートな作業であっても、スムーズに、自信をもって行える。





ある人から、「レコードクリーニング編」を書けとの指示があったけれど、

次はアーム編、ヘッドシェル編などいっぱいあって、いつたどり着けるやら。

ずいぶん端折って書いてるんだけど・・・・。

ま、気長に覗いてくださいね



この記事は、新しい(もちろん中古だけど)カメラを使ってみた。

手ぶれも酷いしピントの入り方もまだ慣れないけど、

さすがに独特の魅力的な発色を持っているみたいだね。

なかなかよさげだ~     満足満足!
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by johannes30w | 2008-10-17 21:27 | オーディオと音楽


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